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第千二百三十三話

「むー。むー……zzz」


 夢を見ている様子の椿。

 まあ、もとから夢を見る頻度が多いような気がしなくもないが、それはそれ。学校の机に伏しておねんねである。


 なお、当然のようにセフィコットが撮影中である。

 足の間に入ってローアングルを撮ろうとして風香に睨まれた個体も存在するが、いつもどおりか。


「椿って、未来でもよく寝るのかな」

「寝るんじゃないかな。頬をつつかれて遊ばれてるところまで目に浮かぶよ」

「ま、それもそうか」


 どこでも寝られるのが椿だ。むにゃむにゃとスヤスヤと気持ちよさそうにここまで寝られる人間は珍しい。


 ちなみに、女子生徒に頬を突かれて、気持ちよさそうな顔になっている。


「寝ているときはマスコットっぽいね」

「刹那のキャラが食われそうだな……いやそれはないか。タイプが違うマスコットだし」


 普段からニコニコしている刹那と方向性は同じだろうが、たしかにタイプの違うマスコットである。


「zzz……♪」


 多少なら頬を引っ張っても起きない椿。


 ギュッ、はちょっとまずいが、むにぃ〜はいける。


「ふふっ」


 見ている生徒たちが恍惚とした笑みを浮かべている。


「♪」


 ちなみに、胸を突っつくと反応は大きい。

 でも起きない。


 そうなると、いじめたいのが女の性!


 なのだが、風香がいるので自重する。まだ死にたくはない。


「未来は楽しそうだね」

「若干、依存してる雰囲気があってアレだけどな」


 それは言わないお約束である。

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