人類木星生存圏
申し訳ございません。このお話はプロットのため未完成です。
島根県出雲大社屋根裏部屋に在る、日本列島生態環境保護育成システムの管制ルームに日本及び列島各国政府首脳と人類統合都市の代表と科学者・技術者、軍事関係者が大挙して訪れる。
システムを管制していた美衣子が状況の再認識を深めてもらうためである。
「現在この大赤斑表層部分は中央に位置する金属水素と珪素の大陸をのぞいて広大な液体水素と水が混じり合った海洋に覆われているわ。大赤斑以外の場所は凍った水素やヘリウム、水、アンモニアがシャーベット状となって混在する凍えた大地よ。
地球からの観測で大赤斑は周囲よりも温度が高いのはそれが原因。
大赤斑は時速500kmで回転する雲海に包まれて木星を6日かけて周回しているわ」
「マドモアゼル美衣子。大赤斑の海洋はどれくらいの深さがあるのかしら?」
「地球からの観測と同じく水深100km」
「地球の100倍の深さといったところかしら……」
「潜水艦や深海調査艇でも話にならない深淵ですね」
「ミス美衣子。大赤斑の大気は地球の320倍と聞いているが、なぜ我々は大気圧に押し潰されずに生きていられるのだ?」
「火星と違って大赤斑は、本来、全てにおいて地球日本列島時代とは次元が異なる程の生存に適さない環境よ」
「生態環境保護育成システムが常時フル稼働しているという事ですね?」
「そうよ」
岩崎の問いに胸を張って鼻息の荒い美衣子。
「地球人類を瞬殺する程の大気圧は、木星の超重力の源とも言える惑星磁力線を生態環境保護育成システムを支えるエネルギー源として組み込んでいるわ」
結が答える。
その時、屋根裏部屋の照明が緑色に切り替わってブザーが室内に鳴り響く。
「未確認巨大生命体を探知っス!日本列島領海から1000km南方、深度2500m!全長2kmっス!進行方向は日本領海に接近するも、中央大陸へ向かうコースっス!領海内への進入可能性低いっス」
「領域外環境における水圧と高圧大気に耐えうる映像撮影機器がマルス・アカデミーでも開発中だから惑星磁力線反応で観測するしか無いっス」
「全長2kmとは……まるでリバイアサンではないか」
瑠奈の報告に唖然として呟くケビン首相。
「海洋はこういった未確認生物が多数存在しているから、領海内と言えどジュピタリアンのエスコート無しに航海をするのは自殺行為よ」
「現状空路しか行き来が出来ないわね」「空域も浮遊島嶼と雲海気流の把握をしないと危険すぎる」
「そう言った事で、火星時代よりも地球人類で結束して、ジュピタリアンの協力を得て生存圏を維持しないとあっという間に滅びてしまうわ」
「全く美衣子さんのおっしゃる通りですね。我々はジュピタリアンとの親交を深めなければなりません」
☨☨☨
転移していた各国のコンタクトが取れたことで物流が始まる、人類木星生存圏は安定してゆくのだった。
☨☨☨
木星の特異点から恐竜惑星が転移してきます。
地球規模の惑星ですが、その惑星の生命体は全て恐竜で埋め尽くされていました。
恐竜たちのリーダーはゴシラでした。
三姉妹がゴシラと対面すると彼らはうっかりしてこちら側に来てしまったとの事でした。
もとの世界に戻るべく三姉妹とゴシラは奮闘しますがそんな彼らを恐竜惑星の反対勢力が襲い掛かります。モスロやキングヒュドラが暴れまわりますが、三姉妹と新人社員のウルトロマンに返り討ちされてしまいます。
ようやく元の世界に戻ることが出来た恐竜惑星でしたが、その星には巨大隕石が向かっていました。
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
【このお話の登場人物】




