浄化 / アップルパイ
――――――在日ユニオンシティ防衛軍横田基地から核弾頭を搭載したオーロラ戦闘機が発進する1時間前
【地球極東 人工日本列島エリア・フジ イスラエル連邦政府首相官邸】
火星日本列島の富士山と寸分違わぬ造形の人工富士だが、地球極東に着床して9か月のため植物が繫茂するには遠く至らず、赤茶けた山肌が大半である。辛うじて山頂部の白い雪冠だけは富士山と同程度に見える。
日本国のシンボルともいえる富士山を知る日本人がこの似ても似つかぬ人工富士を見ると違和感しか感じないだろうが、地球大変動を生き延びて中東から避難してきた750万人のイスラエル連邦国民には新たな約束の地のシンボルであり、新天地を開拓する国民は一日の終わりに人工富士山頂に建てられたユダヤ教会堂に向かって感謝の祈りを捧げている。
山頂に教会堂を頂く人工富士裾野には、イスラエル連邦政府中枢である議会と首相府が在る。
初代イスラエル連邦首相となったベンジャミン・ニタニエフ首相の居る首相府に、緊急招集によって駆け付けた連邦政府閣僚が次々と駆け付けて会議室に入っていく。
会議室に閣僚が揃ったのを確認した諜報特務庁長官がニタニエフ首相に頷く。
「閣僚諸君。急な招集ですまない。クローン人間への特別軍事作戦で新たな事態が発生した。火星が介入しようとしているのだ」
ベンジャミン・ニタニエフ首相は緊急閣議に集まった閣僚達にMCDA(火星通商防衛協定)加盟国から旧中華人民共和国東北部の人類統合第12都市『氷城』攻略の中止を要求された事を伝える。
「火星に居る連中は過酷な地球環境で生き抜く苦労を知らぬから理想論を唱えるのだ」「真の地球復興に他人事なMCDAは地球人類の裏切者です!」「我々の覚悟を知らぬ愚か者だ」
MCDAの要求は地球東アジア戦線への介入に他ならないと受け止めた閣僚達から怒りを露にした発言が相次ぐ。
感情を消した顔で閣僚達の発言を聴いていたニタニエフ首相は、閣僚達の発言が一通り出た頃合いでおもむろに話を切り出す。
「諸君。地球から逃亡して火星に居る軟弱者達に我が国の覚悟を示しておく必要があるのは私も同感である。覚悟を示すにあたり、具体的な提案を国防大臣からしてもらいたい」
ニタニエフが隣に座る国防大臣に頷いて合図する。
「――――――それでは、今から火星南北大陸で実施する核兵器を使用した軍事演習『浄化』についてご説明いたします」
会議室内の照明を落とすと、プロジェクターを使って軍事演習の説明を始める国防大臣だった。
プロジェクターに映し出された演習予定地域は、火星北半球アルテミュア大陸北東と南半球ヘラス大陸中央部だった。
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2027年(令和9年)5月7日【地球衛星軌道 月面都市『ユニオンシティ』】
北米大陸や欧州からの避難民のうち、地球復興を望む旧アメリカ合衆国出身者が月面都市=ユニオンシティを建国したのは4年前である。
建国翌年に起きた異端マルス人=シャドウ・マルスによる真世界大戦では、ユニオンシティ全体が電磁波攻撃を受け、ソーンダイク代表を含む20万人の住民が電磁波の一種であるリリー波によって脳幹細胞が揺さぶられて細胞結合が解けてしまい身体融解した。
身体融解しても尚、ヒトとして自我意識を保っていた半数の住民は、都市公園の植物と融合した新たな人類=樹木化人類となったのだが、身体の樹木化により柔軟な動きができないため、旧アメリカ合衆国との関係が深かったイスラエル連邦が軍部隊を派遣して都市機能維持を行っている。
故に、樹木化人類としてヒトに戻ったソーンダイク代表は、都市機能維持全般をイスラエル連邦に委ねており日々の仕事が殆ど無い。
合成樹脂パネルをドーム状に覆った都市外苑に在る果樹区画では、樹木化人類となったユニオンシティ代表のソーンダイクと日本国地球方面特命全権大使の東山龍太郎がのんびりと林檎の手入れを行っていた。
『この林檎ハ良い出来ダ』
真っ赤に染まった林檎を右手の枝から伸ばした蔓で持ち上げて陽光にかざして見せるソーンダイク代表の声は満足気だ。
「そうですね。これは青森から植樹された紅玉という品種ですね。起源は1800年代のアメリカですよ。そのまま食べても良いですが、加熱加工してアップルパイに使う方が美味しく頂けるでしょう」
ソーンダイクの横に立つ東山が紅玉がたわわに実った果樹を見上げて応える。
『アップルパイか……珈琲との相性ハ悪くないダロウ』
幹の中央に浮かび上がった顔から発する言葉は所々ぎこちない発音が混じるが、樹木化人類に変生した直後の唸り声しか出せない頃に比べると滑舌は明確になりつつある。
「そう言われると思って珈琲は持って来ています」
魔法瓶を持ち上げて見せる東山。
『よく気が利くことダ。こんな所で無為に時間を過ごさせるナド勿体ない事ダ……』
幹に浮かび上がった表情は無表情に近いが、発する声に嘆く声音を感じ取れた。
「しがない外務官僚には勿体ないお言葉です。さ、どうぞ。お茶請けはありませんが」
魔法瓶から珈琲を紙コップに注いでソーンダイクが差し出した蔓に手渡す東山。
『……ん。上手イ』
蔓を器用に操って幹にある口まで紙コップを持っていきズズっと珈琲を啜るソーンダイク。
林檎の木の下で静かに珈琲を啜る二人。
暫くして東山が口を開く。
「……先程の代表のお言葉ですが、認識の相違があると思われるのでお話してもよろしいでしょうか?」
『どうぞどうぞ』
東山に蔓を右から左へ流すようにふるふると揺らして了承するソーンダイク。
「まず、こんな所とはおっしゃいますが、ユニオンシティは現状インフラ面の運営をイスラエル連邦に依存しているためにイスラエル連邦制御下にあります。ですがそれはマルス・アカデミー天体型観測基地の一部にしか過ぎません。
ミツル商事を興した大月家の一員である瑠奈嬢はこの衛星=観測基地の制御AIを擬人化した生体です。都市機能を取り戻す事はマルス・アカデミーの技術を持ってすれば容易だと思います」
「マルス・アカデミーは基本的に地球人類には不干渉ですが、個人としての大月瑠奈嬢や二人の姉はユニオンシティへの好感度は低くないと思います。
代表が月面単独で国家存続を決意した旨をMCDAに伝えれば大月家は直ぐにでもユニオンシティの真の主権回復に助力してくれるでしょう」
「そして私は此処で無為に時を過ごしているつもりは毛頭ございません。
現在、旧中国東北部の戦況が緊迫しています。必ずしも戦況はイスラエル連邦軍有利とは限りません。万が一、不測の事態が起きてイスラエル連邦軍が動揺した時がユニオンシティを取り戻すチャンスとなるでしょう」
話し続けた東山が珈琲で喉を潤す。
『君ノ意見に同意スル。余りにも仕事が無くて少々弱気になってイタのかも知れないナ』
気持ちを切り替えようと幹を軽く揺らすソーンダイク。
東山がソーンダイクに言葉を返そうとした時、背後に人の気配を感じた東山が振り返ると林檎の木の陰から中学生くらいの少女と1体の水素クラゲが現れる。
「話は聞かせてもらったっス!お任せあれ!」
元気よく東山とソーンダイクに話しかける瑠奈。
ユニオンシティの動向は、人工天体を司っている瑠奈の下へ随時情報更新されているのだ。
「ソーンダイク代表、私の言った通りになりましたね」
ほらねと言わんばかりに頷く東山。
『全く……ミス瑠奈。ユニオンシティの願いヲ聞イテ貰えないだろうカ?』
東山の予見が当たり、感嘆のため息を漏らしたソーンダイク代表は瑠奈に相談を始めるのだった。
「相談いいっス!でも、全てはアップルパイを食べてからっス!話はそれからっス!」
「食い意地を張るところは相変わらずですね」
元気よく洋菓子のおねだりをする瑠奈に苦笑する東山だった。
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【東アジア 旧中華人民共和国黒龍江省 人類統合第12都市『氷城』】
――――――航空・宇宙自衛隊強襲揚陸護衛艦『ホワイトピース』格納庫
「ああっ!私のカールが……」「俺のキャラメルコーンが……」
コックピットからソフィー大尉と高瀬中佐が悲痛な声を上げる。
サキモリと21式パワードスーツのコックピットから『差シ入レアリガトウゴザイマシタ』と水素クラゲ珍味53号が戦利品であるスナック菓子を触手で傘の上に捧げるように持って行く。
『……全く。精密機械が密集したコックピットにお菓子を持ち込むなんて、デリカシーに掛けるですの』
パワードスーツサキモリの頭上でホログラム化したAIパナ子が呆れてため息をつく。隣の21式パワードスーツの頭上に佇むAIケンも同様に呆れて首を横に振る。
『珍味53号。マスターからの献上品を有効に使うですの。ハリアップ!』
『ウィ。カシコマリ』
触手をふにゃりと曲げてパナ子に敬礼した珍味53号は、格納庫から滑るように艦外へと飛び出していくのだった。
――――――ソールズベリー商会多目的船『大黒屋丸Ⅱ』甲板
空中に停止している千石船の甲板に積み上げられた米俵脇で商会長のソールズベリーと岬渚沙がお茶の時間を楽しんでいた。
ソールズベリーの眼下には第2都市『バンデンバーグ』中央広場が見える。現在広場では自衛隊が輸送してきた第12都市住民の冬眠カプセルを、バンデンバーグ住民総出で安全な地下施設へと収容している。
「……ふむ。都市はジュピタリアンが密集して肉の盾となっている。イスラエル連邦軍の総攻撃再開までに脱出できればよいのだが――――――んん?」
考えを纏めながら呟くソールズベリーは、アッサムティーのお茶請けとして添えられていた濃厚なバターが効いたスコーンを手に取って――――――取れなかった。そもそもスコーンが皿ごと無くなっている。
「レディ。先程まで有った私のスコーンはどうしたのかね?」
傍らに控えるマルス・アンドロイドメイドのクリスに尋ねるソールズベリー。
「マスター。二つの都市住民36万人を地球から脱出させる作戦中にのんびりお菓子を食べている場合ではないかとクリスは愚考いたします」
物欲しげなソールズベリー商会長を諫めるマルス・アンドロイドメイドのクリスだった。
ソールズベリーの隣で静かに紅茶を嗜む岬渚沙は主従のやり取りに無言で肩を竦めるのだった。
――――――氷城と連結している第2都市『バンデンバーグ』中央広場
「ほれほれ、サクサク食感の人類統合糧食をどんどん集めるのだぞっと」
「ありったけを出すのですよ~」
バンデンバーグ中央広場に都市住民が持ち寄った主食である人類統合糧食を大皿に積み上げていく黄星三姉妹の黄星舞と黄星守美。
二人が大皿にカロリーバーをピラミッド状に積み上げるように盛り付け終わると、待機していた珍味106号が上空で都市を防護しているジュピタリアンの所へ持って行く。
第12都市を自衛隊到着までシールドで守護し続けた黄星輝美は能力を酷使した反動で倒れて黄少佐に背負われて第2都市へ戻ってきたものの、未だ目を覚ましていなかった。
――――――大月家ミツル商事多目的船『ディアナ号』
「試食率現在13パーセント。毎分1パーセント進捗よ」
ムフンと鼻息が荒い美衣子。
「岩崎の時間稼ぎがどれ位のものか予想出来ないから、更なる試食ペースの加速が必要」
操舵室に戻ってきた結が付け加える。
『こっちは何時でもOKっス!モグモグ……』
格納庫から瑠奈が返事する。
「あら?瑠奈?今何か食べている音が……」
耳ざとい美衣子が気付く。
『うえっ!何でも無いっス!……けぷっ!』
美衣子の追及を躱そうとする瑠奈だが、洋菓子を途中で慌てて飲み込んだためにゲップが出てしまう。
「瑠奈……ギルティ!」『アバババババ!』
美衣子が制御卓のボタンの一つを押すと、紫電が通話回線を伝って瑠奈に直撃して痺れる瑠奈。
「調達班は急行よ」『ウィ、マスター』
美衣子の指令に応えて格納庫へ向かう水素クラゲ珍味159号。
『アハハッ!そっちは大変ですね。ジュピタリアン・シールドの維持は私たちにお任せあれ!もぎゅもぎゅ……』
通信機越しにディアナ号操舵室の会話を聞いていた琴乃羽美鶴が笑う。
「んん?何を他人事のようにしているのかしら?貴女が一番ジュピタリアンに近いというのに……無防備だこと――――――長、あなたの頭上に極上うなぎパイを貪る裏切者が居るわ」
フッと笑う美衣子がジュピタリアン長に告げる。
『えっ!?ちょっ!あぎゃーっ!』
ジュピタリアン長の頭上で胡坐をかいて高みの見物としゃれ込んでいた琴乃羽だったが、うなぎパイを堪能していた事がバレて頭上から振り落とされて近くて侍っていた水素クラゲ=珍味212号にキャッチされて事なきを得たが、うなぎパイを欲しがる周囲のジュピタリアンが群がっていく。
「ふふふ。欲しがりません、勝つまでは、よ」
軍靴が聞こえるセリフをのたまう美衣子だった。
大脱出作戦で試食を提供するペースは各場所の涙ぐましい奮闘により加速していく。
「現在の提供率は58パーセント!」
ひかりがカウントを読み上げる。
「このまま総攻撃再開までに移転できれば……」
試食用の小皿を幾つも触手に載せて上空を覆うジュピタリアンに配っていく水素クラゲ達を眺めながら祈るように呟く満だった。
(岩崎首相からの話では、ケビン英国連邦極東首相の要求はイスラエル連邦ニタニエフ首相に伝えられたものの、辛辣な言葉の応酬だったらしい。見込み通りに停戦とはならないだろう。形だけでの検討をイスラエル連邦が行ってくれればその分時間が稼げるのだけど……)
思考する満の視線の先には、第12都市と第2都市を覆うジュピタリアン達の水色や黒、茶色をした身体が試食を済ませた者から歓喜の感情を示すオレンジ色へと変わっていく光景が広がっていた。
作戦開始当初は地上に接している部分だけだったが、今や半分近くがオレンジ色に染まっている。
第12都市と第2都市を救出すべく、関係者の涙ぐましい尽力によってジュピタリアンへの試食提供は確実に進行していくのだった。
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【地球極東 人工日本列島エリア・フジ イスラエル連邦政府首相官邸】
プロジェクターを使った核兵器を使用した火星軍事演習の説明が終わり、明るくなった室内で補足説明を行う国防大臣。
「――――――核爆発で発生した放射性物質は、日本気象庁の火星全球気象予測モデルによるシミュレーションでは、南北共に偏西風によって東へ流され地球人類が未開発の無人地帯であるシレーヌス海に降着します。よって人的被害は無いものと想定しています」
「20メガトンの地上核爆発で生じた放射性物質のうち、爆心地と放射性物質が降着した地域において比較的長期間の影響を及ぼすセシウム137の半減期は計算では40年です。
これは世界各地で水没した原子力発電所の核燃料棒から漏れ出た放射能汚染の半減期である30年よりも長いのです」
「転移先の火星新天地が核兵器によって汚染される事態に日本国民はひどく絶望する事でしょう」
国防大臣が指摘する。
「その通りです。火星南北大陸における核兵器使用は、ヒロシマ・ナガサキ・フクシマといった放射能被ばくを経験した日本世論への強烈なメッセージになるでしょう」
国防大臣の指摘に頷く諜報特務庁長官。
「我が国の覚悟を知った日本人は、火星開発よりも地球復興に力を入れるべきと気づくだろう」
ニタニエフ首相が閣僚達を見回して発言する。
「閣僚諸君の意見は出尽くしたと思う。此処で決を採ろう。核兵器を使用する火星軍事演習『浄化』に賛成の諸君は挙手を」
ニタニエフを含む全閣僚が手を挙げるのだった。
「よろしい。直ちに火星派遣軍に通達せよ。横田基地と月面都市の同志にも連絡を忘れない様に」
国防大臣に命令するニタニエフ首相だった。
ここまで読んで頂き、ありがとうございましたm(__)m
次話は10月27日(日曜日)に投稿予定です。
【このお話の登場人物】
・大月満=ミツル商事社長。
・大月ひかり=満の妻。ミツル商事副社長。
*イラストはイラストレーター 七七七 様です。
・大月 美衣子=マルス・アカデミー・日本列島生物環境保護育成プログラム人工知能。
*イラストは絵師 里音様です。
・大月 結=マルス・アカデミー・尖山基地管理人工知能。マルス三姉妹の二女。
*イラストは絵師 里音様です。
・大月 瑠奈=マルス・アカデミー・地球観測天体「月」管理人工知能。マルス三姉妹の三女。
*イラストは絵師 里音様です。
・琴乃羽 美鶴 =ソールズベリー商会員。元JAXA種子島宇宙センター宇宙文字解析室長。木星原住生物と親しい為、木星探査隊に出向扱い。少し腐っている。
*イラストはイラストレーター 倖 様です。
・ソフィー・マクドネル=自衛隊特殊機動団パワードスーツ『サキモリ』パイロット。大尉、ユニオンシティ防衛軍から在籍出向中。
*イラストはイラストレーター 鈴木 プラモ様です。
・パナ子=パワードスーツ『サキモリ』機体制御システム担当人工知能。民間企業PNA総合研究所の人工知能。
*イラストはお絵描きさん らてぃ様です。
・高瀬 翼=自衛隊特殊機動団PS部隊隊長。中佐。
*イラストはイラストレーター 鈴木 プラモ様です。
・ソールズベリー=英国連邦極東企業『ソールズベリー・カンパニー』商会長。元英国連邦極東外務大臣。クリスを引き当てた事で独立起業した。
イラストは七七七 様です。
・クリス=ソールズベリーの助手。大月家結婚披露宴の大ビンゴ大会で賞品としてソールズベリーが引き当てたマルス・アンドロイド。
イラストは七七七 様です。
・東山 龍太郎=ひかりとは大学時代の同級生。しがない外務官僚だったが大月満がマルス・アカデミーと関係を築く中、ひかりに巻き込まれる形で大月家と関わって大使にまで昇進していく。
日本国地球方面特命全権大使としてユニオンシティのソーンダイク代表を支える立場に就く。
*イラストは、イラストレーター 更江様です。
・ソーンダイク=ユニオンシティ代表。元『アース・ガルディア』英語圏代議員。福音システム攻撃で樹木化人類になった。
・黄星 舞=真世界大戦時、突如火星日本列島に出現した”介入者”。美衣子達マルス・アカデミー三姉妹と何らかの関連が有ると思われるが詳細は不明。美衣子に諭され罪滅ぼし中。元神聖女子学院小等部新任教師。守美の姉的ポジション。
*イラストは、しっぽ様です。
・黄星 守美=真世界大戦時、突如火星日本列島に出現した”介入者”。美衣子達マルス・アカデミー三姉妹と何らかの関連が有ると思われるが詳細は不明。美衣子に諭され罪滅ぼし中。元神聖女子学院小等部教育実習生。輝美の姉的存在。
*イラストは、しっぽ様です。
・ベンジャミン・ニタニエフ=イスラエル連邦首相。極右政党『我が家イスラエル』党首。




