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64-7 これからが本当のハーレム展開?


 私は自分が綺麗だって自覚がある。

 周りからそう言われてそう思ったわけじゃない……そう努力をしてきたからだ。


 運動、食事、肌のお手入れ、毎日の様に必ず気にしている。ケアは欠かさない。

 特にお風呂、手足のマッサージから全身のお手入れをする。お風呂に入るとどうしても長くなる。

 お兄ちゃんがいつ……来ても良いように、常にケアは怠らない。


 私はお兄ちゃんの為に自分を磨く、お兄ちゃんの為に綺麗になる。


 だから、今もそうしている……のだけど……。


「うううう、早く出ないと美月ちゃんがあああ」

 美月ちゃんが突然家に来た……お兄ちゃんに呼ばれてと言っていた……美月ちゃんとお兄ちゃんが今二人きり……早く出ないと……。


 でもいつものお手入れは手を抜けない……いつでもお兄ちゃんを最高の状態で迎え入れる準備をしておかなくてはならない!


 勿論多少のケアが怠ったぐらいで、そんな事ぐらいでお兄ちゃんが私を嫌いになったり幻滅したりはしない……そんな事はわかっている。でもだからこそ完璧でいなくてはならない……。

 

 そう考えると今日は最低だった。いくらなんでもあれじゃあただのメンヘラ妹だ。

 でも……つい言ってしまった……私の夢をお兄ちゃんにも誰にも言ってはいけない、私の胸の内で留めて置かなくてはいけない私の最後の夢を言ってしまった。


「あううううううううう……言っちゃったよおおおお」


 いくらなんでも駄目駄目だった……お兄ちゃんにあんなに心配させて……まあ、それでお兄ちゃんが私にキスをしてくれたんだがら結果的には良かったけど……。

 

 あの人のせいだ、あの西園寺茜さんのせいだ……あの人は危険だ。


 ライバルは一杯いる……でもあんなあからさまにお兄ちゃんと結婚なんて言う人物が現れるとは思っていなかった……。

 しかも綺麗で可愛くてそして……超お金持ち……。


 おっぱい大きくて母性的で家庭的な麻紗美ちゃん。超美人、妖精の様な神秘さ、元気で活発な美智瑠ちゃん。ロイヤルファミリーの血族、美人で頭も良く姉さん女房な会長。母性と少女を併せ持つ合法ロリの先生。そして永遠のライバルお兄ちゃんが真性ロリなら絶対に勝てない美月ちゃん……他にもセシリーに雫ちゃんに澪さん……。


 その皆が茜さんを見て、茜さんの宣言を聞いて目の色が変わった。

 

 今まではなんとなく誰も奪わない、抜け駆けしないみたいな雰囲気になっていた。

 でも茜さんの結婚宣言で……皆の目の色が変わった。


 お兄ちゃんが幸せになるなら、私は身を引こうって思ってた。私は妹……他の人とは違う……一生の絆があるから……そう思ってた。


 でも……もう無理だ……そんなの嘘だった。嫌、お兄ちゃんが他の人となんて……絶対に嫌、もうお兄ちゃんが人に、誰かに取られるなんて耐えられない。

 

 だって……今日……お兄ちゃんにキスをされた、お兄ちゃんからキスをして貰った。

 私達は遂に相思相愛なったんだから!


 そして今夜遂にって……そう思っていた。さっきまで凄くいい雰囲気で……えへ、えへへへへへへへへ…………。


「なのに……なんで美月ちゃんが来るのおおおおおお、お兄ちゃんは一体何を考えているのおおおおおお」

 涙が溢れて来た、嬉しさと悲しさと切なさで……お風呂のお湯でバシャバシャと顔を洗う……は! いけないいけない、肌が荒れちゃう……。


 お兄ちゃんの事が好きすぎる……日に日にその度合いが高まっていく……私の全ては命も含めてお兄ちゃんの物……この間までそう思っていた、そして今はお兄ちゃんが望むなら出来る出来ない別として私は地球を滅ぼしてもいいって思ってる、それくらいお兄ちゃんの事を愛している。


 だからお願い、神様……私の夢をどうか叶えて下さい……。


 学校なんてどうでもいい……人生なんてどうでもいい……。


 私の夢が叶うなら、そしてお兄ちゃんさえ居れば……。




 私はもう……何も要らない……。


 

 






 


 




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    こちら作品の完全改稿版を書きました         
  超絶コミュ力の妹と陰キャの俺、そんな妹に突然告白され、俺の高校生活がとんでもない事になった。           
  もしよろしかったら読み直してくださいませ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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