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37-1 美月との宿題


 「判決理由!被告お兄ちゃんは、私達に嘘を付き、挙げ句には白井先生の家に行きご飯をご馳走になり、果ては白井先生をご馳走になった、これは重大な背信行為に当たる!!!」


 結局洗いざらい喋らされた……この二人に勝てる奴など居るのか? と言うか白井先生はご馳走になってないって散々言ったのに、疑わしきは罰せずって本当に無いんだな……そして主文前の判決理由からって……


「主文、よってお兄ちゃんを……私達二人が1日自由に出来る権利を有する刑に処す」


「1日自由に……って何でも?」


「そう何でもだよお兄ちゃま」

 二人がニコニコしている……何でも……


「えっと、いいんだけど……18禁は守ってね…………」


そして妹と美月がじゃんけんをし始め、23回あいこの末、美月が勝ち明日1日美月と出かける事になった……




########




そして翌日、妹はまたも泣く泣く俺達を見送り俺と美月は仲良く?家を出る……


 「えっと……美月……ゴスロリは止めたんだ……」


「うん!」

 ちゃんと聞いてないが美月は恐らく喪服の様に、周りを寄せ付けない様にゴスロリしか着なかった……まああくまで俺の予想なんだが……でも……趣味でもあったんだな……


 本日の美月の格好は……白ゴス……前に妹が来てた物を一部貰って裾上したり丈詰めしたりしているらしい……

電車に乗ること数十分上野駅に到着

駅から歩き上野公園の中に入っていく。


「お兄ちゃま、まずはここね」


「まあ、小学生の行く所としてはむしろ正解なんだけど……格好にあってないっていうか、偉い注目されてる、概ね外国の方に」


美月と来た場所は、国立科学博物館、上野恩賜公園の中にある国立の博物館で


「お兄ちゃまここはね国立って言ってるけど独立行政法人で博物館ではなくて博物館相当施設なのよ」


「へーーー」


「そして恩賜公園の恩賜ってのは知ってる?」


「さあ?」


「恩賜ってのは天皇や主君この辺だと徳川家から譲り受けたっていう意味ね、上野恩賜公園は徳川家光が東叡山寛永寺を建てた場所でそれを譲り受けたって事ね」


「へーーー」


「お!機関車がある」

入り口付近に機関車を見つける……


「D-51ね、ほらお兄ちゃま見て駆動輪が4っつあるでしょ蒸気機関車だと動輪って言うんだけど、あの動輪の数で最初のアルファベットが決まるの、Cだと3っつDだと4っつ」


「……へーーー」



 えっと……、マジかマジでこの人間Wikiみたいな小学生とここに入るの?俺のプライドズタズタにされるの?なんの罰だよ……ああそういう刑なのね……


 国立科学博物館は日本館と地球館と分かれており、昔ながらの建物で、どうも重要文化財に指定されている日本館と新しく建設された地球館とある……どうせ美月と違ってこんな説明しか出来ねえよ……そして……


「お兄ちゃまips細胞ってのはね人工多能性幹細胞って言って……お兄ちゃまニュートリノってのはね素粒子の……スーパーカミオカンデって……ニュートリノの質量って言うのは存在……宇宙の……」


フロア一つ巡っただけでこれである……もう頭が痛い……


「お兄ちゃまこの分子の発光スペクトルって言うのはね……」


「ちょ、ちょっと待った、えっとお腹空かない?あ、レストランがあるって、美月お昼御飯を食べよう……」


「えーー、もう?」


「うん、ほら早い方が空いてるから」


「ふーーん、まあそうだねじゃあ行こうお兄ちゃま」

 美月と手を繋ぎレストランへ……とりあえず美月先生の授業は一旦休憩に……



レストランは何か特別メニューや恐竜の手を型どった料理とかあったが、俺はシンプルにカレー美月はミートソースを頼む


「美月学校の宿題とかはやってるの?」


「うん、行ってなくてもそう言うのは全部出してるし、テストも別室で受けたりしてる……今回も後は自由研究だけだからここの事を書くの」


「へーーーここの事ね、どんな内容にするんだ?」


「うーーんまだ決めて無いけど、この博物館全体の考察か……それとも何かのテーマに絞るか……今見てきたので言えば、例えばips細胞の今後の発展とその可能性とかお兄ちゃまはどう思う?」


「えっと…………まあ、凄い事になると思う……かな?」


「後は、加速器があって思い出したけど大型ハドロン加速器による、異次元突入の可能性なんて面白いと思うんだけど、お兄ちゃま一緒に異次元に行かない?」


「異次元にも異世界にも生きません……本当に行きそうで怖い……」


「ちぇ、お兄ちゃまとなら宇宙の果てでも異次元でも逃避行出来るのにな……」


「美月なら本当にいつかやりそうで怖いんだが……」


 そんな話しをしてもそれほど驚かれない様な場所ではあるが、小学生があまり逃避行なんて言っては欲しくないかなー、まだまだ美月の傷は癒えてないって事か……



そして午後の美月先生の授業が始まる……いや今回は美月の勉強だった……だったんだが……


「美月!ほら行くぞ、ダメだって」


「やだあ、博物館でしょ!ちゃんと勉強しないとおお」


「そんなのここで勉強しなくていいから、ただでさえ美月は目立つんだから」


「待ってお兄ちゃまもう少し……お兄ちゃまと違うから、美月お兄ちゃまとお父様のしか見たことないから」


「俺のも見るな~~!!ほら小学生がそんなのじろじろ見てるとヤバイから、ほらあ行くぞ」


「やだあ~~、まってもう少し、隣の子供のも、きゃあああ昔のお兄ちゃまそっくり」


「いやいやいやいや、ヤバイから、それヤバイから」


「ここは博物館でしょ~~勉強させてええええ」


「そんな勉強はしなくていいいいいい」



 美月が何を見ているか、絶対に言えないので現地に行って探して下さい……



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    こちら作品の完全改稿版を書きました         
  超絶コミュ力の妹と陰キャの俺、そんな妹に突然告白され、俺の高校生活がとんでもない事になった。           
  もしよろしかったら読み直してくださいませ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
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