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宝石級美少女の命を救ったら付き合うことになりました  作者: マムル
最終章・前編

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◇プロローグ◇

あとがきを読んでもらえると嬉しいです。


 幸せになりたいなんて思っていない。他のみんなは当たり前に思っているのかもしれないけど、私はどう頑張っても幸せになれないから、幸せを願わない。私だけが、幸せになれない。


 一瞬の幸せを掴み取っても、すぐにまた絶望が上書きしてくる。いつもそれの繰り返し、だった。貰える幸せよりも、覆いかぶさる不幸の方がどうしようもないくらいに強かった。


 だけど最近、その覆いかぶさる不幸を、その更に上から覆う幸せが、希望が、私を守ってくれる。不幸を消し去ってくれる。小さな灯火だと思っていた幸せが、今どんどんと芽吹いてきて、私を守ってくれる。


 それでも、私の不幸はまだ消えないのだと思う。幸せを不幸が塗り替え、その不幸をまた幸せが塗り替える。その繰り返し。でも、今までと違うのは、幸せだけじゃなく不幸も塗り替えられること。


 不幸に負けない幸せを、彼が――いやみんながくれる。心強い、私の味方だ。


 でもいつか、拮抗している幸せと不幸が、またそのバランスが崩れてしまうんじゃないかってずっと不安に感じている。私は不幸体質で、どこまでも災難が降ってくるから、絶対に信用できる幸せなんてどこにも存在しない。


 それに、私と関わるせいで、その人達が傷ついてしまうのが怖い。巻き込んでしまうのが怖い。もう何回もそれを経験してきたから、これ以上は巻き込みたくない。取り返しのつかないことだって、経験してしまったのだから。


 

 お久しぶりです作者です。ここ最近はかなり更新頻度が安定しなくてすみません。実は来年受験を控えている身でして、執筆活動になかなか時間を割けない日々が続いていました。最終章を書ききって心置きなく受験に挑むために、展開を早めて強引に完結まで持ってこようかとも考えたのですが、せっかく約3年も続けた物語を適当には終わらせたくはないので、自分の思い描いていた物語をじっくり最後まで描き切ろうと思います。


 というわけで、長期の執筆休載を取らせてもらいます。復帰はおそらく来年の2月から3月辺りにを想定しています。また長い間更新が空いてしまいますが、必ず戻ってきますよ。


 ”最高”のクライマックスをお届けできる日を楽しみに待っています。では、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
私も今年受験なので楽しみに待ってます!頑張ってください!
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