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魔物資源活用機構  作者: Ichen
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2969/2988

2969. 一週間 ~タノの日々、ミレイオの過去話・湾から来た男・ティエメンカダの午後・死霊の長と、刺青女

※今回は7000文字あります。お時間のある時にでも。

 

 ところでタノは、ヨライデ語以外話せないかと言うと、喋れなかった。


 彼はこの地方で育ち、地元から出たことがなく、ヨライデ語だけで不自由がないため、他の言語の習得の必要を感じなかったらしい。


 たまに外国人が町に来ているのを見たが、タノが言うに『ど田舎だから』外国人も、言葉が通じる相手を探すだけで、こちらが話せなければ彼らはすぐ去った。

 でも職人は他国の言葉を喋らない人間が多いけれど、一般職の人々は割と誰でも、片言で共通語の会話をこなす。村の人間でも、読み書きが出来ないにせよ、共通語の会話が出来る人はいたと教える。


 こんな地元話を聞きながら、彼の工房へ歩くミレイオとドルドレン。

 家のあったところから徒歩数分、緩い上り坂を進んで到着した『小山を背にした建物』=工房、並ぶ二つの煙突を二人は見上げる。ミレイオはポカンとして『忘れてた』と一言。


「『高炉』・・・だったの」


「ミレイオはどこの出身だ」


「私はヘズロンから山寄りの」


「ああ、僧院遺跡があるところか?岩窟の」


「知ってる?そう、そっちにいたわ。若い頃だけど」


 話だけは聞いたことがあるとタノが言い、ミレイオは高炉を指差し『タノが動かすのか』と話を戻す。


「そうだ。俺と妻の父親で。ヘズロンも高炉で有名だろう。鉱物の産出地が近いし」


「ヘズロンは博物館も資料館もあって、素材も入りやすかったから、何するにも楽だったわね」


「ミレイオは何の職人だ」


「盾よ」


 なるほどと頷いたタノは、ミレイオに少し微笑んで工房の扉を開けた。ドルドレンは彼らの会話が全く分からないが、微笑んだということは警戒が消えたと判断し、ミレイオに任せきりで済ませる。


 工房の中は、作品の武器や防具がいくつもある。横板を張った壁は古く、窓も拭いてあるのは四隅以外の真ん中だけ。建物の前半分は木材を使っているが、後ろ半分の部屋は岩の中だった。

 ヨライデの昔からある装備品の他、日常で使う金物も棚にはたくさんある。鍛冶屋と言うが、元々は武器屋だそうで、湾の対岸側にある採掘場から鉱物を運び、代々、多くの武器を作ってきた話。


「妻の父親の家系がそうなんだ。妻は男兄弟がなかったから、俺が継いだ」


「へぇ・・・いい仕事ね。凄いわ。久しぶりに見たわよ、高炉」


 今は何を作っているの?と聞いてみる。実はこの日、高炉は稼働しておらず、手前の普通の炉から上がっていた煙が、ドルドレンの目に留まった次第。タノは『小さいもの』と簡単に答え、火を入れたままの炉をちょっと見て『退屈しのぎに』と呟いた。



「そう。だから、困ってるならお互い様だ。俺の状況は確認したんだし、用は済んだわけだ。縁のついでに、こっちで馬車の修理をすれば、『勝手に知らない工房を使った』と気兼ねしないで良い」


「ありがとう。とても助かるわ。でも、もう馬車の車輪を外してるの。ちょっと持ってくるのも考えものよ。とはいえ、金具の加工はどうしようか悩んでいたし」


「加工はここですればいい。外したお役御免の車輪を運べるなら、俺が軸受けを作ってやってもいい」


 タノの協力的な姿勢と、打ち解けたら早い親切心に、『この人は善人側』としっくりくるミレイオは、礼を言い、一旦向こうへ戻ることにした。ドルドレンにあらましを伝え、驚きつつ感謝したドルドレンも、タノに共通語で礼を言う。


 タノがすぐに『あんたが不審者だと思って剣を抜いたのだから、それを許してくれたなら充分』と遠慮し、ミレイオが笑った―― んだけど。それを通訳されてドルドレンは、もしやと思う。



「すまないが通訳してくれるか。俺を不審者と思った、その意味は『悪人』と彼が()()()()()()意味ではないのか」


「あ!そうか、そうよね!ちょっと待って、聞くから」


 ミレイオが急いで聞くと、タノは頷いた。それは、湾へ続く道の出来事で、魔物に遭遇したタノが魔物を倒していたところ、湾の方から男が歩いてきて『町の外にも()()残っていたのか』と一言。見たことのない男は術を使おうとしたが、タノの方が早く剣で突進したため術は使えず、何度か剣をかわした後で、死霊を呼んで消えた。タノも死霊が出てきたので逃げ、それきり。


「魔物を退治したのか」


 ちょっと驚いたドルドレンの言葉を通訳すると、タノの倒した魔物は人ぐらいの大きさで毒を使うが、行動は遅く、剣でどうにかなったと言う。死霊は、教会からもらった道具を身に着けているので、離れたら襲われることは少ない。

 彼は背後を振り返って片腕を伸ばし、その方向にある湾の船を見に行った時だと教えた。精霊に戻されてから、他に誰かいないかと、行ける範囲で探していた際の出来事。


 魔物を恐れない鍛冶屋に、ドルドレンは勇敢さを褒める。本当なら、魔物製品の一つ二つ渡したいとこだが、そうもいかなくなってしまい残念。それは、さておき・・・


 悪人と接触したことで、タノはドルドレンを追い払ったと分かった。

 そしてもう一つ分かったこと。推測ではあるが、湾から来た見知らぬ男の言葉『町の外にも残っていた』意味を、ドルドレンは考える。


 町に善人が一人いた、として。その人は死霊の屯す教会に異常を感じ、離れた森へ供物を持って行ったのかもしれない。だが、その後に殺された。そうしたあらすじも浮かぶ。

 全焼の教会に絡む事件を少し過らせ、だが口にはせず、ドルドレンは持ってきたアオファの鱗を『お守りに』とタノに渡した。タノはとても恐縮したが、寛大寛容な勇者に頭を下げて受け取る。



 この後、タノの工房を頼ると決まったミレイオは、ドルドレンと町へ戻って、工房でタンクラッドたちに話し、そういうことならとタンクラッドに部品を持たされ、再び北の村へ飛ぶ。


 外した車輪と、代替品で使うことにした金具の両方を抱えたミレイオが、小山の工房外で待つ鍛冶屋を頼る場面を。



 イーアンもレイカルシとイデュを連れて、空から見下ろす―――


「生きている人間、彼以外は?」


「もう一人いたみたいだが、そっちは殺されているようだね」


「どれくらい前にか、分かります?」


「結構前だと思う。十日は前じゃないかな」


 そうですかと呟く女龍は、煙の細く上がる建物へミレイオと男が入るのを見て、ここを後にする。午後はティエメンカダと会わねばならない。その前に、次はイデュに頼んだことを・・・



「イデュ。歌は」


「いいや。何の音もない。魔物が歌に馴染むなら、それなりに聞き取れるはず。それと、()()()もない」


「分かりました。では、次へ」


 魔物が勇気と混じったのは、血の祠の歌。イデュなら感じ取るだろうと、イーアンは探す。

 そしてサブパメントゥの歌、あれも気になり、音のダルナと赤いダルナを連れた女龍は、ヨライデの空を移動する。



 *****



 ダルナと午前中出かけたイーアンの午後は、ティヤー方面の海―――


 音のダルナ・イデュは、歌を拾わなかった。魔物誘導の歌が一回こっ切りかどうか、分からないので、定期的に彼を頼って探ろうと決めた。レイカルシも、彼の花畑から受け取る情報が細かいため、やはり定期的に・・・ 


 ()()と言うと、また精霊に『自分でやれ』と思われかねないのだが、これくらいだったら大丈夫な範囲かなとイーアンは思う。彼らの能力を使うにしても、情報を得るだけ。実際に行動に移すのはイーアンたちなので・・・ と、言い訳まじりで女龍は慎重に動く。



 アイエラダハッドの湖奥まで付き添い、次回の約束をして、イーアンは南の海へ飛んだ後。日は中天を少し過ぎたあたりで、島々が鏤められた明るい青い海の上に出て精霊を呼ぶ。


「ティエメンカダ。どこにいますか」


 何度か海に向けて龍気を広げると、西の沖からさざ波が連続し、細かな飛沫が海面を白く泡立たせて精霊の顔を作った。ニコーっと笑ったイーアンが水のすぐ側へ降りる。ティエメンカダの泡の微笑みは波に沈み、本体が浮上し、大きな魚のような精霊は女龍を掴んで海へ入った。



『なかなか来ないと思っていたが』


「いつも申し訳ありません」


『食べていきなさい。前も美味しいと言っていた』


 どこから出すのか・・・ところてんみたいなお菓子を貰い、海底でイーアンは精霊と座談開始。イーアンが食べる姿を微笑ましく見守る精霊は、喋りながら『もっと来るように』と何度も挟む。イーアンもその都度頷くが、確定する日にちは言わない。


 他愛ないお喋りの時間は、大精霊にとって幸せな時間。ずっと昔の友達と付き合った日々を思い出すし、今の女龍もまた違う性格で楽しいし。


 お菓子を両手に持ってもぐもぐ食べるイーアンは、最初の龍の堂々とした余裕の印象ではなく、可愛い動物に近い。呼ぶと来るし、食べ物をあげるとずっと食べる。よしよしと撫でて、ニコッと笑う顔はイーアンの場合、ただ可愛い。最初の龍を撫でた記憶がないので(※そんなことできる相手じゃなかった)、ティエメンカダはイーアンを可愛がる。


『お前はそうしているのが似合う。天にふさわしい強力さを持つが、お前が平和であることが一番に思う』


 小さい女龍の白い角を鰭で撫でて、ニコニコしている顔に微笑む。イーアンも食べながら『平和にしたい』と答え、引っ切り無しに出てくるお菓子の次を口に入れる。


「魔物の話をしてもいいでしょうか」


『いいよ。人間は少なく、精霊が人間を支えている状況。魔物がいても、深刻な被害に至っていないと思ったが、何か懸念か』


「アイエラダハッドでは土着の邪が、ティヤーでは死霊が、ヨライデも死霊と幽鬼が魔物と混じります。ただ倒すだけの話ですが、魔物だけではなくなった背景をずっと疑問に感じていました。ハイザンジェルとテイワグナは魔物だけでした。少しずつ変化して・・・魔物の王を倒す旅で、どうして」


『それは。この世界を篩う日のために。お前の足を引っ張る者も、お前の敵になった。それだけだ』


 背景に、『女龍VS』も組み込まれての、魔物混じり―― ティエメンカダの返事は直接的ではないけれど、イーアンは『そうですか』と理解して溜息を吐く。やっぱりそこなんだな、と。


『イーアン。自分が被害を生んだように意識してはいけない。これは、人間の勇者にも言える。立場のために、意識を向けるだろうが、お前も勇者も災いの始まりではないのだ。誤解を自覚にしてはいけないことを覚えておきなさい』


「有難うございます。そのとおりですね・・・女龍を失脚させるために、魔物以外も敵が増えて、中間の地の危険を増やす。勇者が動けば、勇者を追った魔物が、人々を襲う。背負った立場のために迷惑ですまない被害を生んでいる気がしてしまいますが」


『覚悟と、理解は大切だ。だが、自分が起因ではないことも、心に留めておくべきだ。イーアンはイーアンという存在。たった一つの、イーアン以外の過去も未来も据えない、単独なのだ。勇者も然り』


 優しくきちんと言い聞かせるティエメンカダは、女龍の疲れた表情を見つめ、自分に惑わされないよう念を押した。


 イーアンは、現在の国で死霊や幽鬼が目下の面倒で、これらが魔物より多い気がすると話し、北へ行くと悪鬼もいるし、残っている人たちの安全を守りたくても、自衛の術(※魔物製品)の提供もできなくなり・・・ つらつらと抱える悩みを、大精霊に打ち明ける。


 聞いてやることは出来ても、手を貸す範囲でなければティエメンカダも『そうかそうか』で終わる。のだが。ちょっと小耳に挟んだ情報は、彼女に教えてあげることにした。



『あのな、イーアン。人間を探し出して守るに大変なのは、仕方ない。見つけても守る道具や術を渡せず、良心が痛むのも、どうにしてやれるものではないが。そう悩むお前に私が今から話すことは、少し肩の荷を下ろす手伝いになるやらな、保証もないけれど、一つ教えてあげよう。

 ヨライデの死霊はもう少しすると、()()()であろう。一時的ではあれ、死者もほぼおらんし、無駄に動く理由がない』



 *****



 イーアンが驚き、詳しく質問し、話せることを話したティエメンカダにお礼を言って、海を出て馬車へ戻り・・・・・


 ハイザンジェルへ出かけるロゼールが二日目にして、大体の『倉庫』位置を押さえた報告を持ち帰り、タノの工房から帰ったミレイオが作ってもらった金具に喜んで、ドルドレンたちが多くの報告をかわす夜。



 死霊の長は、ヨライデ第二王城の離れで、デオプソロを横に黙っていた。


 喋ろうとしない女を横目で見て、おい、とその手をちょっと叩く。驚くこともなくなったデオプソロが顔を向け、声を出さずに『はい』と口だけ動かす。


『食べるものが欲しいか』


 聞かれても、いいえと唇が動くだけで声にしない女は、死霊の長の目を見て、また視線を逸らした。ずっとこんな調子・・・ 助けた日から、この女は。そう思ってすぐ、助けた日からではなくて、もう死霊が動かないと教えた時からか、と思い直す。



 最初に、デオプソロが求めていた『ティヤーの職人』を拒まれた話をした。龍の保護に入ってしまい、二度と手が出せない。


 そしてその後、最近のことで死霊を動かす理由が消えた。勝手にうろつく習性はそのままだが、攻撃用に使う意図が終わったのだ。


 アソーネメシーは暫く表に出ないと知り、そうすると余計な動きを勝手に続けては、今後自分が問われると感じ、死霊使い及び降霊術で呼び出す死霊も制限した。


『デオプソロ。何もすることが無いからってそのままか?朝から晩まで』


「・・・・・ 」


 答えない。こっちも嫌味のつもりはない。

 毎日、だんまり。毎日、同じところに座り、ぼうっとして過ごす。手洗い、風呂くらいは時間を気にするが、それも億劫に動く。考えていることも止まり、無心の時間が多い。食事を出してやると手を付ける。だが全部を食べきらず、残した分を次の食事に回す。

 餓死でも選ぶ気かと思えばそうでもなさそうだし、どうしたいのかも分からない。


 別に。俺が()()()()()わけでもないのに。



 ―――この女の弟から、助ける形になった日。


 目覚めたデオプソロは、俺に怯えた。姿を変える気遣いをしてやる必要などないので、筋肉のままだったのが、一層恐れさせた。だが、自分が頼み続けた相手だと判ったら、態度を変えて静かになり、話を続けて職人だとか死霊の制限を教えると、話が終わる頃には生気が失せていた。


 心が死んだように見える。


 弟の行方も聞かず、自分がこれからどうなるかなどの心配も言わず、もぬけの殻に似て、デオプソロは感情も思考もほとんど動かない。あの日以来―――



「教えてもらえることは出来ますか」


 灯りのない、夜の紺に染まる部屋で、半月の光に掌を向けた女が呟いた。死霊の長は久しぶりにこの女の声を聴き、顔を見る。何を聞こうとしているのか・・・ 数秒の間を置いて、デオプソロの喉が使っていない声を絞り出す。儚くやや掠れた細い声で、質問した。


「弟を私が殺したら、私も死んで良いですか」


 自殺は、死後の力を弱めるもの。ヨライデではそう伝わっていて、自殺する気で尋ねたデオプソロの意図は、『自分の死霊を使う時に弱くなるけれど許可してくれるか?』と聞いた具合。


 じっと見つめた死霊の長の視線に、月明かり差し込む窓を見ていた女も顔を向ける。肌は茶色でも手の平は色が薄く、月光を受けた手はそこだけ光の皿を持つように見えた。その皿に、彼女の決意が揺れる。すぐに答えない死霊の長を見つめ返し、月に晒した手をぎゅっと握った。


「何でもありません」


『自分から死にたいと言ってるわけか。弟を殺すのは、別に俺に聞くことじゃない』


「・・・はい」


『デオプソロよ。お前は俺に委ねているだろう?弟を殺すために手を貸してくれ、と聞こえた。そして、お前が死ぬことで悲劇の幕を下ろすつもりだ。俺に魂を差し出すが、自殺で弱ったそれでもいいかと訊くのは、手を貸すのと引き換えのようだ』


「いえ。はい。そう、です」


 声が窄むデオプソロ。降霊術で交渉するのとは、まるで違う。真隣に座る筋肉むき出しの男は死霊の頂点で、なぜか私を守っていた。ずっとこの死霊が、私の側にいたとは信じられなかったが、きっと魂に用があるのだと思い、今はそれを差し出すしか。弟は、この世界に居てはいけない・・・から。


 やや、混乱がちの思考はまた止まる。一つのことから離れられなかった思考。終わらせるべきだと警鐘が響いた日以降、いつ行動を取るのか、その力が自分にあるかを自問自答していた。



 否定、肯定、肯定。図星を言い当てられたデオプソロは、肯定して黙り、目を伏せる。刺青に覆われた肌は、地色が茶でも月の中で黒々と映り、死霊の長は女の側へ少し近寄った。


『死にたいのか』


「死ぬしかないのだと思いました。私たちの罪は」


『俺が、お前を止めてやっても良いが。()、でな』


 情をかける・・・ 力のない目元が少し動いて、デオプソロはすぐ側の人外を見る。彼は影を持たない。デオプソロと窓の間に立ち、向かい合うのに、その足元に影は伸びず、こんな大きな存在と私はやり取りしていたのかと、今更圧される。


『考えておく』


 不意に、会話を絶たれた。え?と瞬きしたデオプソロの反応に、死霊はちょっと笑った。可笑しそうに笑った皮のない筋肉の顔に、デオプソロの恐れはこの時消えた。


『意外だったか?ちょっと反応が戻ったな』


「意外でした」


『だが、答えはそのままだ。考えておこう』


「はい」


 死霊の長がボロボロのクロークを翻して、月光に消える。デオプソロの心に、誰かの情を受けた癒しが少し沁みた。


 肝心の『イソロピアモを殺す』話は宙ぶらりんのままだが、これも―――

お読み頂き有難うございます。

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