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魔物資源活用機構  作者: Ichen
十二の面、戻りし人々
2891/2988

2891. ヨライデへの準備 ~④『一時預かりまで』の一騒動・治癒場三回目開放・ヨライデ神殿

※今回は6700文字あります。お時間のある時にでも。

 

 深夜入港、ロゼールが通訳ルオロフ付きで、手続きのため港施設に入った後。



 オーリンは、自宅へ運ぶ荷物を出し終え、見に来た総長に『かなりある』と言われた。

 総長の言い方に『往復で運べる量か?』よりも、『龍に運ばせるには無理ある大きさ・形』を感じるオーリン。ちらと横の荷物群を見て『()()()()()()になるかな』と控えめに答える。


 馬車から出すだけ出してきたが、確かに甲板へ持ってくるだけで一苦労だった。

 木材は船に置いていくつもりなので、丸太や平板などは馬車に積んだままだが、自分の工具や身の回りの品は思っていたより多い。


 男一人分、旅に同行すると決まって乗り込んだ時から、そんなに物を買ったり集めたりもないけれど、三ヶ国経由後の荷は出発時よりも増え、しかも形が複雑。


 組み立て式とはいえ、移動中の作業に合わせて作った、弓制作用の置き型固定台は、バラしたところで横渡し角材が大きく、取り外し不可の鉤型形状もある。

 他、持ち込んだ工具の箱はもちろん、増える部材の入れ物、溶剤など液体、手入れ用の消耗品などを入れた木箱は全て、ガルホブラフの足に掴ませるには幅があるものばかり。


 身の回りの品は、衣服が夏冬用あり、アイエラダハッドの極寒時に使用した服が異様にかさばるし、リチアリからの模型船は仲間に渡そうとしたが、この選択は()()()()()にあり、ドルドレンたちを前にしても模型船が動かないので、オーリンは箱にしまった。


 このせいで後日、心が傷つくきっかけになる・・・ でも、今は分からないこと。



「オーリン。何往復が必要か、分からないが。その前に、この荷を龍が」


「分かってるって」


 咎められているわけでもないが、オーリンは総長の心配を遮る。


「縄で、掴める輪を作るよ」


 縄でくくって、その縄を掴んで運ぶ。無難なことだけど、縄の用意もしていないので、今思いついたのがバレる。総長は優しいから、突っ込まないでいてくれるのが救われた。


 船尾楼甲板で話している二人の声に、イーアンやミレイオ、タンクラッドも来て、荷物を前に同じ反応をされたオーリンは溜息を吐く。


「何も言うな。これから荷を縄でくくる。俺は下船するだけだ」


「・・・だろうけど。ニダは?」


 ぶっきらぼうなオーリンに、質問の先を変えたミレイオは、ニダをどうするのか尋ねる。目を逸らしたまま『寝てる』と甲板下を指差すオーリンは、『あの子は()()連れてくよ』と続けた。


「え?」 「ニダを?」 「先、って」


 驚くドルドレン、イーアン、ミレイオが思わず聞き返し、タンクラッドは片眉を上げる。何を驚くのかとばかり、オーリンが怪訝そうに眉を寄せ『俺の家に連れて行くのが変か?』と呟いた。


 イーアンもミレイオも、他二人も言葉を失う。

 ハイザンジェルスタート?(※伝道出発地)イーアンは目をぱちぱちさせて、なんかすごく間違えている気がするオーリンに言うべきか、一瞬悩む。


「テイワグナの人口が一番多いのに、ここじゃなく、わざわざハイザンジェルに連れて行くつもりとはな」


 ばっさりと親方が伝え、オーリンの眉間にしわが寄る。でもそうだと無言で視線を交わす他三人。面食らったらしきオーリンは『かもしれないが』と濁し、深く考えていなかったのが露呈した。



「オーリン。ハイザンジェルは夏でしょうけれど、ティヤー人のニダに、夜の山間部の気温は寒いかもしれませんよ」


 やんわり、イーアンが止める。これに対しオーリンは『火を熾す。問題ない』と返したが、売り言葉に買い言葉状態。またも深く考えていない発言だと、皆は思う。


「お前が行き来する回数も時間も分からないが、ニダをあっちで待たせるのか?」


「だから何だ。どっちみち、俺の家に連れてく話だぜ?先に行って、家で待つ方が安心じゃないか」


 タンクラッドの質問に苛つくオーリンは背中を向け『船は停泊だろ』と―― つまり『移動しないんだから、往復も特に迷惑をかけていない。余計なことを言うな』の意味。


「ガルホブラフの龍気は」


 ぼそっと、イーアンが食い下がる。ぴくっとしたオーリンが本気で怒り始めているのも分かるが、イーアンは龍に無理をさせるのは勧めない。


「何日かに分けてはいかがです」


()()()()()って決めてるよ」


 ただ飛ぶだけならまだしも・・・ じっと見つめる女龍の視線に、龍を思う非難が込められている感じを受け、オーリンは大きく息を吐き出して『ちょっと、君と話がある』と、女龍の腕を掴む。


 総長たちを避け、オーリンはイーアンを船橋の影へ歩かせて向かい合った。


「言いたいことは分かる。俺だってガルホブラフの負担を減らすために、数日往復くらい考えた」


「じゃあ」


「言うから聞いてろ。その数日間、ニダを船に居させることになるだろ?ガルホブラフは一日空で休めば、6~7時間の往復はこなせるはずだ。今日中に荷物を運んだ方が、ニダにも気を遣わせなくて済むし」


「オーリン。私はヨライデまでご一緒して下さいと頼みましたが」


「それは、()()()()()()()受け入れたろ?荷運びが終わり次第・・・ヨライデを見に行くよ」


「『ガルホブラフ』で」


 イーアンが責めている口調に変わり、オーリンは面倒気に視線を上に向け『じゃーさ』と破れかぶれにも見える案を口にした。いや、実はこっちが本当じゃないかとイーアンは感じたけれど。


「君が、ダルナを貸してくれたら違うんじゃないの」



 *****



 イーアンは無表情で、何度かゆっくりと頷き、鳶色の視線を弓職人から外さず。


 その目が怒っていると感じたオーリンは、ちらっと見て目を逸らしたが、返事が戻らない女龍に『どうなんだよ』と呟くように促した。すると。


「瞬間移動でヨライデ、その話はドルドレンがしましたね?」


「聞いた」


「船停泊の危険からテイワグナ沿岸へ移動と決まって、私が龍になってアネィヨーハンを」


「聞いてる」


「距離が稼げないものですから、先ほどトゥが」


「あー・・・それは知らなかったけど。俺は荷物出してたから」


「そう。言いたいことは分かりました?ダルナは頼れません」


「イングは?」


 この一言に、イーアンのこめかみの血管が浮く。眇めたオーリンが『イング、最近見ないけど』とほざく。うんざりしたイーアンが『あのね』と言いかけるや否や、オーリンは方向を変える。夜空を見上げ、『ダルナじゃなくても』と。


「ミンティンなら、あの荷物を二回往復くらいで運べそうに思わないか?アオファでも運べるだろうけど」


 ぶちん・・・イーアン、我慢の限界。

 龍の民の自分勝手さ全開発言に、二秒停止する。オーリンは自分をガン見する女龍に、『君もよく荷物運びで使()()()ろ?』と過去の例を引っ張り出した。


 すぅっ、と音立てた、女龍の息。直感で一歩下がったオーリン。聞き耳を立てていたドルドレンたちの『やばい』の気づき。


「いい加減になさいっ」


「あ?」


 睨みつけたイーアン。腕組みして向かい合うオーリンは、『ミンティンで荷運びした張本人のくせに』とぼやいて、火に油を注いだ。


「ふざけてんじゃないわよ。()()()()()()でしょ?」


「俺の用事に首突っ込んだのは、そっちだろ」


「降りるんなら勝手に降りろ!ニダを連れてくとか言ってるけど、ニダの気持ちも考えたらどうなの!あの子がどうしたいか、あんた」


「うるせぇな!考えてないみたいに言いやがって!真剣に考え」


「じゃー、独りぼっちで知らない山ン中になんか、ふつーは置けねぇっつーの!愛情あるなら、信頼してる人たちに預けるとかすんじゃないの?普通そうでしょ?!」


「イーアンたちが忙しいから気を遣ったってのに、なんて言いざまだ!」


「はー?? 私たちのせい?連れてくだ、降りるだ言って、そんな素振りなかったくせに、後付けバレバレなんだよっ!常識で考えろ、この独りよがり!」


 うわー・・・ミレイオが口を押えて笑いを殺し、ドルドレンも笑いそうなのを堪える。タンクラッドも失笑しつつ『正しい』とイーアンの主張を認めるが、無遠慮な女龍にオーリンは冷たくイーアンを見下した。


「俺が、独りよがり?ニダのために、一生をかける俺が?」


「んなもん、一人で決めたろ!ニダがどんな顔して困ってるかもわかってない男なんか、一生かける前に、鏡でてめぇの顔確認しろ!」


「もう許さねぇ。いくらイーアンでも」


「やってみろ。私相手に勝つ気か、()()()


 まずいと思ったドルドレンが走り、クワっと白い龍気を放ったイーアンを背から引き離す。


 怒り頂点だったにせよ、オーリンもさすがに龍気で驚き、ドルドレンの羽交い絞めで止まった女龍に、思わず安堵の息を漏らした。


 さっと見た総長が『どちらの言い分も分かるが』と挟み、標的(※オーリン)から目を逸らさず睨み続けるイーアンの目元を手で覆う。放して!と動くイーアンに『やめなさい』と注意してから、オーリンに『少し話がある』と言い直した。


「(オ)話なんか、ないね」


「(イ)この野郎」


「(ド)イーアン、大丈夫だ。オーリンも怒っているのだから」


「(オ)当たり前だろ、こんだけ侮辱されて」


「(イ)侮辱じゃねえよ、()()だ!」


 吠える女龍に、イーアン!とドルドレンが困って制し、失笑するタンクラッドも参加。が、親方はなぜかオーリンの腕を取り、見上げた顔に『俺も、ニダをこっちが預かる方に賛成だ』と言った。


「勝手に決め」


「勝手じゃないわよ。あの子、疲れてるし戸惑いっぱなしなのに、分かってないのは、あんた」


 溜息と一緒に諭すミレイオが側に来て、睨んだオーリンに『頭冷やしてよ』と突き刺す一言。

 カーっとなったオーリンだが、腕力で親方に敵わず。がっちり両腕を握られて、取り押さえられた状態に舌打ちした。



「寄って集って今更止める気か。そんなに反対なら最初から」


「いい加減にしろ、この野郎!()()()()聞く耳持たねぇお前に付き合ってやったんだ!」


「なんだと?イーアン、俺に」


「今すぐ倒れてぇか。女龍怒らせて調子乗んなよ」


「・・・俺相手に本気ならやれよ。俺は君の兄弟じゃなかったのか?」


「兄弟だから、馬鹿さ加減に止めんだよ!」


 吠えたイーアンの早口。最後まで聞けなかったオーリン。

 シャッと走った閃光の一秒にも満たない攻撃、親方が掴んでいたオーリンの両腕は力が抜け、ずるっと膝を甲板についた。がくんと垂れた龍の民に、イーアン以外がギョッとする。



「イーアン!これ!」


「こいつ(←オーリン)、自覚なさすぎですよ!」


 叱られて言い訳する女龍だが、ドルドレンとタンクラッドはそれぞれ目を見交わして、自分たちの無事にホッとした。

 成長して龍気を操れるようになったイーアンは、触れていたドルドレンとタンクラッドに影響させず、オーリンだけを倒した。以前は、対象に触れていると伝った龍気でやられたが(※980話参照)。


 良かったと、呟いたミレイオに、イーアンが『何が?』と戸惑い・・・ 騒動は幕を引く。



 この後、結論から言うと、ニダは船に一時的に預け、オーリンは自分一人で往復しながら―― 何日かに分けて ――荷を片付けることになった。



 当然と言えば当然だが、視野が狭くなっていたオーリンは、意識が戻った際に、付き添うドルドレンから解きほぐすように指摘され、やっと気づいたくらいだった。


 ミレイオが言ったように、『頭を冷やした方が』と思わざるを得ない変わりぶり。

 一つに執着せず、気にかけていても付き合いあっさりのオーリンが、こうもなるとは本人も思わなかったこと。


 オーリンはニダの眠る自室ではなく、食堂へ運ばれて総長に丁寧な説得を受け、自分を省みた。


 この間、イーアンは引き離されており、こちらはタンクラッド預かり。ミレイオはシュンディーンの様子を見に行き、ロゼールたちはまだ戻らないので、タンクラッドはイーアンと深夜の甲板で彼らを待った。



 イーアンは、オーリンの性格なら大丈夫だろうと思っていたが、ニダをこれまでにない相手と認識したオーリンは、愛情が空回りしている感じ。正義感や仲間思いの良さが過剰分泌、裏目に出ている・・・


 落ち着いた女龍が話す内容に、タンクラッドも頷きながら『完全、裏目だな』と認めた。


「この状態のオーリンでは、ニダが可哀想だとすら思う。いろいろと急だしな」


「預かっている間に、ニダがどうしたいのか、これからオーリンとやっていくに遠慮せず話せる関係になれるよう、聞いてみたいですね」


「それは・・・本人同士の問題だろうが、まぁ、そうかもな。オーリンだって、本当のところはニダと数回会った程度だろ?実はほとんど知らないに等しい。それで、親だとか家族だとか言い出したら」


「なんか・・・窮地で一気に恋仲になって、運命の相手~って思いこんで、いざ平和な日常になったら全然相性悪かったって。それと同じ感じ」


 お前にそんなことがあったのか?と不審げな親方に、イーアンは『以前の世界でそういう話を知ってる(※映画)』と答え、まさに彼らがその状態に思えた。


 仲間割れ紛いの一騒動も鎮火した後。夜の空は雲を厚くし、蒸してきた空気が雨を落とす。


 残り火も冷ますように降り出した雨。ぽつりと当たって気づいたイーアンは、オーリンの荷物に龍気で結界を張って雨をしのぎ・・・それを見たタンクラッドはやんわり褒め、角を撫でてやった。



 食堂でも、『俺の時はもっと強烈であった(※龍気調整利かなかった時代:1018話参照)』と打ち明けるドルドレンに、攻撃龍気に中ったオーリンが、自分は手加減されたと感じて面目ない。


「ダルナや、ミンティンを使うと言ったけど。そこまでじゃ」


「分かっているのだ。お前とイーアンは本当に兄弟喧嘩さながらだ。兄弟だって、本気でやり合うことはあるのだし、イーアンもあれくらいなら」


「でもよ。頭に来て、俺がやけくそで言ったのは、さすがに根に持たれそうだ」


「イーアンは。お前も()()()いるように。『昔、とても荒れていた人』である。ちょっとそっとの喧嘩で、根に持ちはしないだろう。この程度、掃いて捨てるほど、彼女の人生にはあったことだと思う」


 まじめな総長の言い方に笑うオーリンは、後ろ頭を掻いて『そうだな』と頷き、微笑む総長の目を見た。


「のめり込んでいた、って言われたら違う、と返したい。でも今は、そうだったかもと思う。だけど悪い変化じゃないよな?」


「悪いはずがないのだ。大事な相手を見つけ、人の心も思考も変化する。しかし、相手を守ろうとする()()に呑まれてしまうと、相手の声より自分の声が心に響き、それに気づけなくなる」


「俺より十歳は若いのに、さすがは総長だ。あーあ。すまないが、ニダを預かってくれ。荷物を全部出したら、ニダを連れてく。その時が別れかもだけど、あとでヨライデは見に行くよ」


「分かった」


 分かったとドルドレンが了解したところで、通路から声と足音が聞こえ、ルオロフとロゼールが食堂に入って来た。



 停泊許可の確認と停泊権の支払いあれこれ、手続きを済ませたことを報告したロゼールは、ルオロフとちょっと目を見合って、陸地の一方を指差した。


「すぐそこがヨライデでしょう?こちらには()()()()()ですが、魔物と違うものが境界線で確認されているようです」


 それは、随分前にドゥージがヨライデの森について話していた『死霊』であり・・・ ルオロフがサンキー宅で遭遇した『悪鬼』であり・・・ そして。


「アイエラダハッドにいた、幽鬼もいるかも」


 ロゼールの顔が嫌そうに歪み、『その辺にうろついている情報です』と総長に呟いた。



 *****



 日付も変わり、いざこざで慌ただしく過ぎる夜。


 曇り空に淡い桃色の風が飛び始めたのが、イーアンたちが甲板を引き上げた時間。

 そぼ降る雨の夜、寝室に戻ったイーアンは、ドルドレンにオーリンとの会話を聞き、朝まで残り数時間を切った頃、窓の外の穏やかな光に気づいた。


 今日か明日、治癒場の開放が終わる、と言った妖精ターハの話を思いながら、精霊からの終了報告を待ち、就寝へ。


 疲れたイーアンはあっという間に眠りに就き、夢に現れた精霊たちに『開放完了』を告げられた。


 日数を置いて出すのかと思っていたので、連日開放は意外だったけれど、その理由に『生き物が戻されているから』と精霊の誰かから聞く。


 生き物が戻されている―― 食べるものが足りる、という意味。そういえば、ヨライデ山脈のサミヘニは・・・とぼんやり思いながら、夢は薄れて行った。



 *****



 生き物が戻るのは良いことだけど。向かうヨライデは悪鬼が待つ。

 人の同情を啜る幽鬼が行き場を求め、死霊がそこかしこに潜んでいる。


 オリチェルザムが『原初の悪』不在に待つ間は、魔物がまだであれ・・・ 


 この夜。

 初日に治癒場から解放された一人の女が、ヨライデ神殿の『神託の()』で、水盆を覗き込んでいた。



()()()を作る人・・・ティヤーにまだいるみたいだけど、ヨライデに連れてこれないかしら」


 弟を失った入れ墨の女が、風景を映す月明かり煌めく波紋に呟く―――


お読み頂きありがとうございます。


9月3日(水)はお休みです。

で、ですね。ここから先しばらく、一話7000文字前後が続きます(;´Д`)。半分こにしたら読みやすいかもと思うものの、話数がかさむ一方も懸念にあり、なかなか踏み切れません。


お休みするくらいなら、長話を半分にして、休まずコンスタントに出す方が皆さんに良いかしら?と悩むのですが、分けると話の繋がりが掴みにくくなりそうで、結局『お休み』と『一話7000文字前後』状態で進めようと思います。


不器用で本当に申し訳ないです(;´Д`)。どこで切ったら丁度良いのか、考えるほどに混乱しまして・・・


いつもいらして下さる皆さんに、心から感謝しています。ありがとうございます。

どうぞよろしくお願いいたします。


Ichen.  

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