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Ash Crown ‐アッシュ・クラウン‐  作者: 新月 乙夜
外伝 誰がために鐘は鳴る

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347/364

マドハヴァディティア、敗走


 ――――マドハヴァディティアがクリシュナを討ち取った。


 その光景を周囲にいた多くの兵が目撃した。クリシュナが死んだことは瞬く間に広まり、クリシュナ軍は総崩れとなった。


 一方のマドハヴァディティア軍はさらに勢いづいた。俯瞰して戦場を眺めれば、彼らは背後を突かれて絶体絶命の危機にある。だが味方の主将が敵の主将を討ち取ったという報せは、彼らの顔から悲壮感を吹き飛ばした。


 マドハヴァディティア軍は歓声を上げながら、南へ駆ける主将の後を追う。クリシュナ軍の兵士たちはすでに戦意を喪失していて、彼らの前に立ち塞がっていた防衛陣地はすでに穴だらけも同然。彼らは妨げられることなく、南へ抜けていった。


「くそっ!」


 ベルノルトらがクリシュナ軍の防衛陣地にたどり着いたとき、マドハヴァディティア軍はすでに南へ逃げ去ろうとしていた。その背中をベルノルトは忌々しげに睨み付ける。ただしそうしたところで彼らが何ら痛痒を覚えないことは明らかだったが。


 隣にたつエクレムに、ベルノルトは苛立たしげな視線を向ける。彼とは途中で合流してここまで来た。彼の鎧には返り血がかかっていて、手ずから敵兵を何人も切り捨てたことが窺える。彼は決して臆病な将ではない。それどころか勇敢で有能な将だ。しかし彼は、追撃の是非を尋ねるベルノルトの視線に、はっきりと首を横に振って答えた。


 客観的に見て、アースルガム方面軍は勝利を得たと言って良い。敵は逃げ去り、味方は大きな戦果を上げた。討ち取った敵兵の数は、おそらく三〇〇〇を超える。クリシュナ軍が壊滅状態になっているが、それさえも悪くない結果だ。そもそも同盟を結んでいたわけではない。彼らを救援する義務など、アースルガム方面軍にはないのだ。


 だがしかし、ベルノルトは自分たちが勝ったとはとても思えなかった。マドハヴァディティアも彼の兵士たちも、負けたとは思っていないだろう。意気軒昂に南へ去る彼らの後ろ姿が、そのこと如実に物語っている。


「……ふう」


 ベルノルトは意識的に大きく息を吐いた。そして呼気と一緒に苛立ちも吐き出す。それで彼の頭は十分に冷えた。だが悔しさは消えない。「大魚を逃がした」。その思いがこびりつく。だが今更どうしようもないことも分かっていた。それで彼はエクレムにこう命じた。


「兵をまとめろ。ここで本隊を待つ」


「了解しました。……クリシュナ軍の残党はいかがしますか?」


「放っておく訳にもいかないか……。任せる」


「はっ。では武装解除して一カ所に集めておきます。怪我人の手当てくらいはしてやりましょう」


 エクレムがそう言うと、ベルノルトは頷いてもう一度「任せる」と言った。エクレムが傍を離れても、彼はしばらくその場を動かなかった。悔しさは彼の胸の中でくすぶっていてなかなか消えてくれない。彼は遠ざかるマドハヴァディティア軍の姿を、しっかりとその目に焼き付けた。


 さて、クリシュナ軍の生き残りの武装解除は概ね順調に進んだ。彼らはすっかり意気消沈していて、刃向かう気力の残っているものはほとんどいなかった。ごく一部反発する者もいたが、「マドハヴァディティア兵が紛れているかも知れないから、念のためだ」と言われれば、それ以上反抗しなかった。


 クリシュナが死んだという話はすでに広まっていたが、彼の遺体は回収されなかった。彼の遺体は多数の兵に踏みつけられてひどく損傷してしまい、それと見分けがつかなくなってしまっていたのだ。仕方がないので遺体はひとまとめにして葬り、ともかく彼の遺体を辱めることだけは避けた。


 クリシュナ軍の副将、ハルバシャンの戦死も確認された。彼の首は身体と繋がったままだった。つまり首を取られなかったのだ。大きな手柄首のはずだが、マドハヴァディティア兵はそれを無視したことになる。


 マドハヴァディティア自身、刎ね飛ばしたクリシュナの首に見向きもしなかったという。主将のそういうところに兵たちも倣ったのだろうか。いずれにしても手柄首をうち捨てていったところに、ベルノルトはマドハヴァディティア軍の勢いというか、その狂乱ぶりを感じた。


(…………っ)


 ベルノルトが覚えたのは空恐ろしさだ。あの時のマドハヴァディティアに「首はうち捨てにせよ」と全軍の兵士たちに徹底する時間はなかった。だが兵士たちが手柄首に拘れば、あそこまで速やかにクリシュナ軍の防衛陣地を抜くことはできなかっただろう。彼はそれを、兵士たちの士気を狂乱の域まで高めることで実現したのだ。


 マドハヴァディティアのやり方ややってきたことについて、ベルノルトはそれが最善の方法だったとは思わない。むしろ言いたいことが山のようにある。だがそれでも。「兵を率いるとはこういうことだ」と言われた気がして、ベルノルトはまた悔しさを噛みしめた。


 さて、マドハヴァディティア軍が残していったのは手柄首だけではなかった。後方には大量の物資を残していた。これの護衛に数百人程度が割り当てられていたが、これはアーラムギールの部隊が蹴散らした。そして物資を奪取していた。


 奪取した物資のおよそ半分は食料や医療品で、マドハヴァディティア軍の規模を考えると少なく感じる。恐らくだが、アースルガム方面軍が来なくても、マドハヴァディティアは近いうちに決着をつけるつもりだったのだろう。


 残りのもう半分は宝物だった。金銀財宝といえばいかにも陳腐だが、ともかくそう言うモノが無造作に木箱に収められていて、そういう木箱が幾つもあった。これらは全て戦利品となったわけだが、食料なども含めてもともとが略奪された品であると思うと、ベルノルトは素直に喜べなかった。


 クリシュナ軍の生き残りと取り残されたマドハヴァディティア兵を武装解除し、怪我人を手当てし、死者を葬ってひとまずの戦後処理は終わった。後は本隊の到着を待つだけである。


「本隊は今どの辺りかな?」


「さて、近くまで来ているとは思いますが。伝令をかねて斥候を出しますか?」


 メフライルがそう提案すると、ベルノルトは一つ頷いて「頼む」と答えた。メフライルはすぐに斥候を手配する。ベルノルトは戦いの顛末を記した書状を持たせてから、その斥候に「行け」と命じた。


 斥候が向かったのは東の方角である。アルアシャン率いるイスパルタ西征軍本隊はそちらから来るはずだからだ。だが斥候は本隊を見つけられなかった。日が完全に沈んでからその報告を受け、ベルノルトらは首をかしげた。


「本隊はどこに行ったんだ?」


 日数的なことを考えれば、少なくとも本隊はジャムシェド平原のすぐ近くまで来ていなければおかしい。ベルノルトたちはそう考えている。まさかマドハヴァディティアの足止め工作のせいで、本隊が大幅な迂回を余儀なくされていたことなど、彼らは知るよしもない。


「ともかく明日、明るくなったら方々へ斥候を出して本隊の行方を調べましょう。それが分からないことには、我々も動きようがありません」


 参謀の一人がそう提案し、全くその通りなので、そうすることになった。そして翌日、方々へ斥候が放たれる。本隊を見つけたという報告を持ってきたのは、なんと南へ向かった斥候たちだった。



 ○●○●○●○●



「ふふ、ふははははは!」


 機嫌良く笑い声を上げながら、マドハヴァディティアは馬を駆けさせていた。全てが上手く行った、わけではない。だがあの状況から敵の追撃を振り切り、クリシュナを討ち取って南へ抜けたのだ。上出来、と言って良い。


 ただしこうして笑っていられるほど、マドハヴァディティア軍の状況は良くはない。彼の後を追ってこられた兵の数はどれほどか。最悪、一万を割り込んでいることも覚悟しなければならないだろう。なにより物資をほとんど全て失った。次の食事のあてさえないのだ。


 普通に考えれば、もう降伏するより他に道がない状態だ。少なくとももう戦えるような状態ではないし、ましてこれからガーバードを目指すことを考えれば、まさしく絶望的としか言えない。


 だがマドハヴァディティアは楽観的だった。この先、まともな敵戦力は存在しない。適当な街や村を襲えば、食料は何とでもなる。ナルドルグ城に多少の兵は残っているだろうが、打って出てくることはあるまい。その脇をすり抜けることは難しくないだろう。


 マドハヴァディティアはそう考えつつ、さらに南へ歩を進めている。隊列は乱れきっているが、彼にそれをいま整えるつもりはなかった。背後から敵が追ってくる気配はない。だがそうであるならなおのこと、今のうちに距離を稼いで置きたかったのだ。


 そしてもう一つ、さらに重要な理由がある。それは兵士たちに余計なことを考えさせないためだ。彼らは今、敵陣を突破した直後で、興奮状態にある。だが目の前に敵がいなくなれば、その興奮も冷めるだろう。その時彼らが直面するのは現実である。


 背後にはいつ追ってくるか分からない敵がおり、なによりも兵糧がほとんど全て失われている。そのことに気付いた時、彼らは一挙に絶望のどん底へたたき落とされることになる。


 ゆえにマドハヴァディティアは歩みを止めない。否、止めることができない。一度腰を落ち着けてしまえば、兵士たちは様々なことを考えるからだ。せめて当面の食料のあてに目途が付くまでは、つまり手頃な街か村を射程に捉えるまでは、身体を引きずってでも歩き続けてもらわねばならない。


 とはいえ前述した通り、マドハヴァディティアはこれからのことを楽観している。彼の頭の中にはこのあたりの地図が描かれていて、襲えそうな街や村をすでにリストアップしていた。恐らくだが、今日の夜までには食事にありつけるだろう。


 彼はそう考えていたし、またその見通しを後ろに続く兵士たちの間に広げることで、彼は最低限の統率を保っていた。「俺に付いてくれば、肉と酒と女にありつけるぞ」と、つまりはそういうことだ。そしてそのやり方は、これまでのところは上手く行っていた。


 だが状況の推移はマドハヴァディティアの思うとおりにはならなかった。アースルガム方面軍の攻撃から逃れて一時間ほど経った頃、南下するマドハヴァディティア軍は左側、つまり東側から甲冑を纏った一団が接近してくることに気付いた。彼らは双翼図を高々と掲げていた。


「なぜ、イスパルタ軍が……」


 さすがのマドハヴァディティアも思わずそう戦慄く。そしてすぐに彼らの正体に気付く。彼らはアルアシャン率いるイスパルタ西征軍の本隊だった。足止めしたはずの彼らが、よりにもよってこのタイミングで姿を現したのだ。


 マドハヴァディティアは策略によってイスパルタ西征軍本隊を足止めしていた。彼は川の堤を切り、川の水を氾濫させて地面をぬかるみに変えたのだ。これにより、兵士らはともかく荷車を進ませることができなくなり、ジャムシェド平原を目指していたイスパルタ西征軍本隊は、大きく迂回することを余儀なくされた。


 そしてこの時、イスパルタ西征軍本隊は南へ迂回進路を取った。マドハヴァディティア軍は南下してガーバードへ帰還しようとしている。これは確実だ。そうである以上は迂回するとしても、彼らを逃がさないために南へ向かうのは必然だった。


 さらにもう一つ、イスパルタ西征軍本隊が南向きの迂回進路を選んだ理由がある。それはマドハヴァディティアが氾濫させた川は、南側が下流なのだ。氾濫させた以上、下流の水量は少なくなっているはず。上手くすれば船を使わずに渡河できる場所もあるだろう。アルアシャンらはそう考えたのだ。


 そしてその狙いは当たった。川の水量は確実に減っており、イスパルタ西征軍本隊は船を使わずに渡河することができた。それにより半日以上も時間を短縮することができ、そのおかげで今彼らはこうしてマドハヴァディティア軍の捕捉に成功したのだ。


「何とか間に合ったな」


 馬上から敵軍の姿を認め、アルアシャンは安堵した様子でそう呟いた。マドハヴァディティア軍がこの位置にいると言うことは、彼らはクリシュナ軍の防衛陣地を突破して来たに違いない。下手をしたら彼らを逃がしてしまうところだったと思い、アルアシャンは内心で冷や汗を拭った。


「隊列が乱れておりますな。というより、隊列と呼べるものを組んでおりません。恐らくですが、かなり強引にクリシュナ軍を突破してきたのでしょう」


 望遠鏡で敵の様子を観察しながら、ハザエルがそう話す。アルアシャンも望遠鏡をのぞき込んで一つ頷く。確かに一目見てデタラメと分かる有様だ。少なくとも整然とクリシュナ軍を突破してきたようには見えない。


「ベルノルト殿下が、アースルガム方面軍が上手く敵の背後を突いたのでしょう。それで慌てて、クリシュナ軍を強引に突破して南へ逃げてきたのではないでしょうか」


 そう話すユスフの言葉に、アルアシャンはまた一つ頷く。つまり奴らはやっとの思いで虎口を逃れた敗残兵だ。そして彼の推論を裏付けるかのように、マドハヴァディティア兵らが慌て出す。イスパルタ西征軍本隊の存在に気付いたのだろう。そのざわめきは瞬く間に敵軍の間に広まった。


「この距離になってようやく気付くとは。斥候もまともに出せない状態なのでしょう。勝ちましたな」


「ああ! だがうかうかしていては逃げられる。ハザエル、速やかに止めをさせ」


「御意!」


 ハザエルの指揮のもと、イスパルタ西征軍本隊は敢然と動き出した。彼らは弧を描くようにしながら、南へ逃げるマドハヴァディティア軍を追う。ある程度の距離まで近づいても敵が殿軍を組織しないのを見て、ハザエルは騎兵隊にこう命令を出した。


「側面を突き、敵を前後に分断しろ」


 その命令は速やかに実行された。騎兵隊およそ五〇〇〇が本隊から離れ、先回りするようにして動いたのだ。普通ならばこの動きはとても危険なものだった。騎兵隊の脇腹を敵にさらすことになるからだ。そこへまとまった数の矢を射かけられたら、大きな被害を出していただろう。


 だがそうはならなかった。今のマドハヴァディティア軍には、弓兵はいても弓兵隊はいなかったのだ。また部隊指揮官もバラバラになっていて、戦況を見つつ命令を下せる状態にはない。要するに、今の彼らは逃げることしかできないのだ。


 ハザエルはそれを見切っていた。だからこそ騎兵隊を動かしたのだ。そして騎兵隊は彼が望んだとおりの仕事をした。マドハヴァディティア軍の側面を突き、その無防備な脇腹を一直線に食い千切ったのである。


「王太子殿下!」


「よし! 全軍突撃!」


 アルアシャンのその命令に応え、イスパルタ西征軍本隊は敵軍に対して猛然と突撃を開始した。襲いかかったのは逃げる敵兵の背中であり、しかもマドハヴァディティア軍は殿をおいていない。イスパルタ軍は容易くその内腑へ食い込んだ。


 そして始まったのは、一方的な虐殺である。マドハヴァディティア兵は逃げ惑うことしかできず、一人また一人と討ち取られていく。ある者は後ろから心臓を突き刺され、またある者は味方に倒されてそのまま斃死した。アースルガム方面軍を振り切り、クリシュナ軍を力尽くで踏みにじったのと同じ兵たちであるとは、とても思えない。


 もっとも、当然と言えば当然である。クリシュナ軍を突破してからここで、彼らは休憩を取っていない。つまり疲労がそのまま蓄積しているのだ。一時の興奮はすでに冷めており、重い身体を引きずって彼らは戦わなければならなかった。


 また今回、マドハヴァディティアの命令が彼らには伝わっていなかった。命令を伝えるための指揮系統が壊滅状態だったのだ。どうすればよいのか分からず、彼らはただ漫然と逃げるしかなかった。


 つまり万単位の人間が無秩序に逃げようとしたのだ。生じるのは混乱である。身動きの取れなくなるマドハヴァディティア兵が続出し、イスパルタ兵は彼らを次々に殺した。大地は血で染まり、そこでは三年後も鉄の臭いが残ったという。無論、誇張だが。


 さて、敵を蹴散らすイスパルタ軍の中に、ラーヒズヤと彼の兵たちの姿もあった。彼は部下の暴発のために領地を全て召し上げられてしまっている。それでもこうしてイスパルタ軍の戦列に加わり、「働いた分は報いる」と言われているが、この先手柄を立てる機会は多くないだろう。彼の意気込みは強かった。


「マドハヴァディティアだ! 奴の首を獲る!」


 ラーヒズヤはおよそ四〇〇〇の手勢を率い、戦場を駆け回ってマドハヴァディティアの姿を探した。彼は先頭にいるに違いない。ラーヒズヤはそう考え、敵軍の先頭を目指した。無論、邪魔な敵はすべて蹴散らして。その結果、マドハヴァディティアの首は取れなかったものの、彼は大きな手柄を立てたのだった。


 さて、日暮れと共にイスパルタ西征軍本隊は追撃を打ち切った。死神の鎌をからくも逃れた雑兵たちが、夜陰の向こう側へ四散していく。この戦いでマドハヴァディティア軍は文字通り壊滅した。四散した兵をまとめる者はなく、文字通り消えて無くなったのである。


 ただしマドハヴァディティアその人は、生き残って遁走を成功させていた。

アルアシャン「主役は遅れてやって来るものなのさ!」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 結果的にはアルアシャンが武勲たてられて逃げられて正解でしたね。 [一言] アルアシャンが国王になるのは15年は先でしょうから、話を盛りまくってジノーファ様の後継に相応しいという感じに持って…
[一言] 『王の中の王だった俺、山賊になって生き延びます!』(仮)
[良い点] 歴史家にどう評価されるかを気にする人物が多いけれど、既に出でいる評価を活用している描写があるのがジノーファくらいなのは少し面白い。 むしろ、マドハバディティアは歴史書を執筆して西方初の歴史…
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