表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Ash Crown ‐アッシュ・クラウン‐  作者: 新月 乙夜
魔の森の民

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

103/364

番外編 ある吟遊詩人の新作


 魔の森。これまで数百年にわたり眠ったように静かだったその森は、しかし突如として眠りから覚めた。その化け物は腹をすかせた熊のように獰猛で、そして貪欲に獲物を貪り食う。その魔の手がロストク帝国本土にまで伸びかけたまさにその時、炎帝ダンダリオン陛下は号令を下された。


「我が帝国に降りかかる災禍を看過することはできぬ。我が息子、皇太子ジェラルドに命じる。モンスターどもの爪牙より帝国の安寧を守れ!」


 ――――魔の森。目覚めし森。荒ぶる森。そこは果してこの世であろうか。この世に地獄があると言うのなら、それはこの森のことであるに違いない。


 その脅威に立ち向かうべく、皇太子ジェラルド殿下は五〇〇〇の精鋭を率いて西へ向かわれる。遠征軍は海を背にして布陣し、殿下はまさに背水の陣でこの脅威に立ち向かわれた。


 ――――魔の森よ。目覚めし森よ。荒ぶる森よ。汝はどれほどの贄を欲するのか。されど人はただ喰われるだけの贄ではない。鋼をまとい刃を持つ彼らは、国を守る戦士たちである。


 迫り来るモンスターを相手に、遠征軍は奮闘する。数を頼むばかりのモンスターなど、ロストク帝国が誇る精鋭たちの敵ではない。木々を薙ぎ倒す、山のように巨大な陸亀もまた、彼らを踏みつけて散らすこと、あたわず。幾万のモンスターを討伐し、その旗にいささかの汚れもなし。そしてスタンピードを乗り越えたとき、遠征軍は魔の森に隠されたダンジョンを発見した。


「ダンジョンこそ、魔の森の災禍の源である! 無論、攻略には危険がつきまとう。ましてこれまでずっと手付かずであったダンジョンであるから、どれほどの化け物が眠っているかも分からぬ。しかし帝国本土を脅威から遠ざけられるのであれば、これを厭う理由はどこにもない! ロストク帝国皇帝直轄軍の精鋭たちよ、恐れずに進め! 魔の森でさえも我らを阻めないことを世界は知るであろう!!」


 ジェラルド殿下の号令のもと、遠征軍は魔の森のダンジョンの攻略を開始した。先陣を切るのは聖痕(スティグマ)持ちであるジノーファ卿。彼は双剣を振るい、獅子奮迅の勢いでダンジョンの中を突き進む。エリアボスでさえも、聖痕(スティグマ)の輝きの前には抗し得ない。


 幾多のモンスターを切り伏せ、ジノーファ卿はダンジョンの攻略を進める。彼が背中に背負った聖痕(スティグマ)は、まさに全軍の道しるべ。そしてその聖痕(スティグマ)が、彼を新たな出会いに導くことになる。


 魔の森のダンジョンの攻略が始まって幾日か後のこと。ジノーファ卿は深い縦穴広場を見つけた。彼が底へ降りるより前に、天上より巨大な鍾乳石が落下し、底の地面に突き刺さる。鍾乳石が割れ、中から現れたのはエリアボス、四枚羽のデーモン。此奴が襲い掛かったのは、しかしジノーファ卿ではなかった。


 この時、彼と同時に、縦穴広場に足を踏み入れていた者たちがいたのである。人数は五人。その装いは荒々しくも剽悍な狩人のよう。しかしその彼らも、宙を自由に動き回る四枚羽のデーモンには手を焼いた。


「おのれ、化け物の分際で!」


 彼らの内の一人、大剣を構えた大男が怒りの声をほとばしらせる。そして次の瞬間、彼の胸にはまるで獅子の鬣のような、黄金色に輝く聖痕(スティグマ)が現れた! そう、彼はこの世に現れた三人目の聖痕(スティグマ)持ちだったのである!


 威風堂々と立つ三人目の聖痕(スティグマ)持ち。しかしその彼を嘲笑うかのように、四枚羽のデーモンは宙を飛ぶ。そして身体に紫電を纏うと急降下し、彼の心臓を抉り取らんと、まるで地面を這うように飛ぶ。デーモンの纏う紫電は確かに彼の身体を焦したが、しかしその手が彼の心臓に届くことはなかった。


 心臓を狙うデーモンの腕は、まるで雷光のようであったろう。しかしその腕を、彼はしかと捕まえていたのである。彼は一方の手でデーモンを捕まえ、そしてもう一方は拳を握り固めて一撃を見舞う。巖も穿つその拳は、四枚羽のデーモンをきりもみさせながら吹き飛ばした。


 されどその一撃をもってしても、四枚羽のデーモンを仕留めることはできなかった。むしろデーモンは彼を警戒し、四枚羽を羽ばたかせて彼の手の届かぬ場所へと逃れる。そして一撃を持って彼を焼きつくさんと、巨大にして灼熱なる炎を生み出した。


 しかしその炎が放たれることはなかった。その場にいたもう一人の聖痕(スティグマ)持ち、すなわちジノーファ卿が割って入ったのである。彼は手に持った剣を鋭く振りぬいて伸閃を放つ。その不可視の刃はデーモンの羽を二枚切り落とした。


 羽を失い、デーモンは縦穴広場の底に墜落する。瀕死のエリアボスを、三人目の聖痕(スティグマ)持ちは一撃で葬った。しかし彼の顔は変わらず険しい。彼が見上げる先には、抜き身の剣を持つジノーファの姿があった。


「怪しい奴。一体何者であるか。名を名乗れ!」


「我が名はジノーファ。森の外から来た」


 ジノーファ卿がそう名乗ると、男たちはざわめいた。無論、「ジノーファ」という名前に心当りがあったわけではない。「森の外から来た」というその言葉を、無視できなかったのである。


「……次はそちらの素性を聞かせてもらいたい。貴方たちは何者なのだ?」


「我が名はラグナ。アヤロンの守人にして、御印を持つ使徒である」


 名乗りを上げた二人は、しかしすぐに握手を交わすことをしなかった。否、できなかったのだ。なるほど聖痕(スティグマ)持ちではある。だがそれだけでは、信用に足る人物なのか、判別はつかない。ラグナ卿にしても、ジノーファ卿が本当に森の外から来たのか、言葉だけでは信じきれぬ。


「何を口にしたところで、所詮は証無き戯言に過ぎぬ。汝も我も魔窟で戦う戦士なれば、武を持って己が証を立てるのみ。言葉は偽れようとも、武は偽れぬ。汝の性根、我が御印を持って見極めてくれる!」


「その意気や良し。わたしも眼には自信がある。貴方のことを見極めてやろう」


 二人は一騎打ちをすることになった。睨みあう二人。まず先手を取ったのはジノーファ卿だった。抜く手も見せずに双剣を振るい、伸閃を放つ。不可視の刃は確かにラグナ卿を捉えたが、しかしその身体はいささかも傷つかぬ。


「ふはははは! 見たか、これこそ我が秘術《一辺不倒》である!」


 高らかに笑い声を上げながら、ラグナ卿は猛然と攻勢に打って出た。まるで嵐のように激しく大剣を振るい、ジノーファ卿を追い詰める。ジノーファ卿も鋭く反撃を挟むが、しかし一辺不倒の防御を貫くことができない。


「どうしたぁ! 逃げてばかりではないか!」


「なめるな!」


 ジノーファ卿も吼える。そして彼の攻撃もまた激しさを増す。ラグナ卿は本人よりも先に、武器に限界が来た。一騎打ちの最中、彼の大剣が砕けたのである。


「ぬぅぅ、こうなっては致し方なし。ここまでとしよう。だがどうしても確かめねばならぬことがある」


「何を確かめるというのか」


「汝、御印を持っておるな?」


「御印が聖痕(スティグマ)のことであるなら、わたしは確かにそれを持っている」


 そう言って、ジノーファ卿は背中の聖痕(スティグマ)をラグナ卿に見せた。その瞬間、ラグナ卿の口から、いや彼の仲間たちの口からも、感嘆の声が漏れる。そこには、まるで鳥が翼を広げたような意匠の紋様が、青白く輝いていた。


「ふははははは! まさか、まさか。まさか森の外から使徒がやってこようとは! よろしい、汝を我が客としようぞ!」


 そう言ってジノーファ卿とラグナ卿は握手を交わした。魔の森のダンジョンの奥底で、ついに二人の聖痕(スティグマ)持ちが邂逅を果たしたのである。


 一騎打ちの後、ラグナ卿はジノーファ卿を彼らの里、すなわちアヤロンの里へ案内した。アヤロンの里はダンジョンを抜けた先、広大な湖に浮かぶ島々の一つにあった。


 湖、すなわち水のある場所は、魔の森の中にあってもモンスターが出現しない。それで湖に浮かぶ島というのは、わずかに残された生存圏であったのだ。


 しかし生存圏ではあっても、生活していくことは楽ではない。モンスターは出現しないとしても、外からやってくることはあるからだ。


 アヤロンの民の歴史は、すなわちモンスターとの戦いの歴史であった。その歴史の中で、多くの者たちが非業の死を遂げている。守人たちだけではない。幼い子供や、たたかう術を持たぬ女たち。モンスターの爪牙は彼らの上にも無慈悲に降りかかり、そして多くの命を奪っていた。


 それはラグナ卿といえど例外ではない。彼は兄弟を失い、そして我が子を失っていた。ゆえにこそ彼にとって、いや彼らにとって、魔の森からの脱出は悲願であったのだ。


「ジノーファ、森の外より来たりし使徒よ。どうか我らを森の外へと導いて欲しい」


「承知した」


 アヤロンの里で面会した長老衆。彼らの願いを、ジノーファ卿は二つ返事で了解した。ただ、移住にあたっては一つ問題があった。


 アヤロンの里は、魔の森のほぼ中心に位置している。魔の森を横断するのは現実的ではなく、移住のためにはダンジョンを使うことになる。だがダンジョンとて魔の森に勝るとも劣らぬ危険地帯。守人ならいざ知らず、女子供を連れて行こうというのであれば、彼らを守るための護衛が必要になる。その護衛が、足りていないのだ。


「同胞が新天地を目指すその半ばで倒れるを見るは忍びない。無論、我らアヤロンの守人も力を尽くす所存。されど我が御印をもってしても、力及ばぬこともあると認めざるを得ぬ。ジノーファよ、汝も力を貸してくれ」


「無論だ」


 ジノーファ卿はまた二つ返事で了解した。しかし、その顔色は優れない。彼は確かに聖痕(スティグマ)持ちだが、それでも護衛の人手が足りるかといえばそうではない。彼もまたラグナ卿と同じで、自分の力が及ばぬこともあると認めざるを得なかった。


 しかしだからと言って、ここで安易に妥協し、みすみす犠牲を出すことは看過できぬ。天命を待つには人事を尽くさねばならぬのだ。それで、ジノーファ卿は悩んだ末にこう提案した。


「現在、魔の森では、ロストク帝国の遠征軍が活動している。兵を貸していただけるよう、ジェラルド殿下にお願いしてみよう」


「できるのか?」


 ラグナ卿の問い掛けに、ジノーファ卿はすぐには答えられなかった。本来、アヤロンの民の移住は、遠征軍の活動となんら関わりがない。その関わりのないことのために、本当に兵を貸してもらえるのか。彼にも確信はなかったのだ。


「……ジェラルド殿下は話の分かる、心の広いお方だ。きっと分かってくださる」


 そう言って、ジノーファ卿はすぐに遠征軍のもとへ向かった。そして皇太子ジェラルド殿下に謁見し、自分の見聞きした事柄を説明する。殿下はアヤロンの民の事情を聞くと、膝を打って立ち上がりこう言われた。


「義を見てせざるは勇無きなり! まして、戦う力のない女子供が化け物に喰われるのを見捨てるは、人の道にもとる所業。座して見ていることなど、到底できぬ!」


 ジェラルド殿下は今にも飛び出してしまわれそうであったが、周りの者たちが慌ててそれを止めた。アヤロンの民のことは確かに気がかりだが、しかしだからと言って総司令官が遠征軍を放り出すわけにもいかぬ。


「ならばジノーファよ、汝に十人の勇士を与える。皆、成長限界に達した者どもだ。彼らを率い、アヤロンの民を見事森の外へ脱出させるのだ!」


「ははっ。皇太子殿下のご温情に深く感謝いたします!」


 こうして、十勇士がジノーファ卿と共に往くことになった。皆、遠征軍が誇る精鋭たちである。


 不撓の重戦士、ボルスト卿

 精悍な遊牧民の末裔、フェムフェス卿

 ウェポンマスター、アヒム卿

 赤熊、バルナバス卿

 従軍神官、マルセル卿

 鷹の目の弓使い、イーサン卿

 癒しの乙女、アンナローズ卿

 ソードマン、ジェクト卿

 瞬閃、ランツェル卿

 優しい力持ち、パナッシュ卿


 十勇士を率い、ジノーファ卿は再びアヤロンの里へ向かった。風格漂う十勇士の姿を見て、ラグナ卿も感嘆の声を上げた。


「何と言う戦士たちか! 彼らの助力を得られることを、ジェラルド殿下に感謝する! 天は我らを見捨ててはいなかった!」


 ジノーファ卿と十勇士の助けを得て、アヤロンの民はいよいよ魔の森からの脱出に挑む。彼らはダンジョンへ足を踏み込んだ。モンスターの跋扈するこの道は、しかし未来へと続く道。不安に揺れる彼らの眼差しには、それでも希望が映っている。


「ジノーファよ、そして十勇士よ。頼んだぞ」


「任せてくれ。必ずや、道を切り拓いてみせる」


 ラグナ卿と言葉を交わし、ジノーファ卿と十勇士はアヤロンの民に先立ってダンジョンの中を進んだ。彼らのために進路を開削するためである。無論、そのためには凶悪なモンスターとの戦闘は避けられぬ。


 また、アヤロンの民を魔の森の外へ導くには、二つの大広間をどうしても通らねばならなかった。大広間にはエリアボスが出る。エリアボスは普通のモンスターよりはるかに強大だ。ジノーファ卿や十勇士といえども、楽に勝てる相手ではない。


 しかし彼らは怖れない。ジェラルド殿下もおっしゃったではないか。「義を見てせざるは勇無きなり」。これは正義である。そして彼らは正義のために戦う勇者たちである。いかに凶悪なモンスターどもといえども、勇者たちの歩みを阻むことはできないのだ。


 一体目のエリアボスは、八本の足と七本の腕を持つ仮面の異形であった。七本の腕にはそれぞれ剣を持っている。されど化け物が振るう剣にどれほどの信念が宿ろうか。十勇士の前に仮面の異形がもつ剣は全て砕けた。そして最後にジノーファ卿が仮面を切り落とし、エリアボスは討伐されたのである。


 二つ目の大広間は、ジノーファ卿とラグナ卿が出会った、例の縦穴広場である。縦穴広場は広いだけでなく天井が高く、そのために四枚羽のデーモンのように、翼を持ち空を飛ぶエリアボスがたびたび出現する。


 そしてこの度出現したのは、怪鳥ガルーダ。空を飛ぶ、大きな鳥のエリアボスである。ガルーダが羽ばたくたび、その羽根がまるで矢のようになって降りそそぐ。回避は困難で、さすがの十勇士も傷を負った。


 しかしジェラルド殿下はこうした事態も見越しておられた。アヤロンの民を移住させる中で、十勇士が傷つくこともあろうと予測しておられたのだ。それで殿下は十勇士の中に、ヒーラーを二人含めておられた。


 二人のヒーラーが傷ついた十勇士たちを癒していく。空を飛ぶガルーダは確かに難敵だ。しかし十勇士はくじけない。粘り強く戦い続け、そしてついにその翼を折ることに成功する。ガルーダはそのまま、灰色の粒子になって消えたのだった。


 こうしてジノーファ卿と十勇士は、ついに二体のエリアボスを討伐した。彼らが進路を啓蒙したおかげで、アヤロンの民も犠牲を出さずにダンジョンを進むことができている。移住が成功するまであと少し、あと少しである。


 ジノーファ卿と十勇士は、また先行してダンジョンの外へ出た。そこはまだ森の中で、うっそうと木々が茂っている。ここを進むこともまた、ダンジョンを進むのと同じくらい危険であろう。


「さあ十勇士よ、最後の仕事だ。アヤロンの人々のため、道を切り拓くとしよう」


 ジノーファ卿はそう号令をかける。十勇士は鬨の声を上げてそれに従った。彼らは武器を手に森を切り拓いていく。モンスターや魔獣が襲い来るが、彼らの歩みを妨げることはできない。


 そしてしばらくして、ダンジョンの中からアヤロンの人々を率い、ラグナ卿が現れた。彼は切り拓かれた道を見て歓声を上げた。


「おお、これこそまさに希望の道! 未来へと続く光の道! さあ、アヤロンの民よ、この道を往くのだ!」


 アヤロンの民はその道を進んだ。真っ直ぐに、逸れることなく。そしてついに、森の外へとたどり着くのだった。


「さあ、ここが新天地だ!」


 その宣言に、アヤロンの民は歓声を上げた。子供たちは笛を吹き、女たちはタンバリンを手に踊る。この日に歌われた歌は、きっと彼らの歴史の中に残り続けるだろう。ジノーファ卿や十勇士の名前と共に……。



 □ ■ □ ■



「……という物語を、吟遊詩人があちこちで聞かせているそうですよ、ジノーファ様」


 楽しそうな笑顔を浮かべながら、シェリーはそう話した。それを聞いてジノーファは苦笑する。彼が帝都ガルガンドーへ戻ってきたのは、ジェラルドら本隊に十日ほど遅れてのことだったが、どうやらその間に流布されたらしい。


「こういうお話は脚色されるのが常ですが、どこまで本当のことなのですか?」


「そうだなぁ、七割くらいかな?」


「まあ。どこが違っているのです?」


「アンナローズ卿は御年四七歳で、十勇士最年長だったからね。乙女って歳じゃないんじゃないかな」


「もう、ジノーファ様ったら。女性はいくつになっても乙女ですわ」


 シェリーにそう窘められ、ジノーファは笑いながら「そうだね」と言うのだった。



このお話は、ロストク帝国皇室の提供で、お送りしました。


~~~~~~~~~


というわけで。「魔の森の民」いかがでしたでしょうか?

いやぁ、ここまで長かった。

ぶっちゃけ、この話をやろうと思って魔の森の設定を出したのに、なかなかアヤロンの里までたどり着けなんですもの。「魔の森」シリーズで三章もやるとは思わなかった。


次はまた書き溜めてから投稿したいと思います。

お楽しみに。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 乙女ではないことが約3割W
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ