リベンジするはずが心の中はフルボッコされた懺悔回
私は地面に正座すると両手をつき、おでこを地面に擦り付ける。
「この度はご迷惑をおかけしました」
これはナロ様のお説教部屋コースだと思われる。
「概要」
あわわ、ナロ様が怒っている⋯⋯実は作った短編作品はリベンジになるもの。
短編作品
「浮気男にざまぁする直前にその妹に転生しました」
今回私の作った作品で唯一削除をしてしまった作品ですが、どうしても前作よりいい形にしてあげたいと言う気持ちが強くあり作品づくりをしました。
1度は恋に落ちた2人。
そこに男のほうが浮気をして、主人公から別れを言い出されるところからお話は始まるのですが、その男が心を入れ替えるためにお話は進んでいきます。
そのお話の締めがよくなかったとうだうだ考える始末。
それから終わり(オチ)について、こんなに悩むお話はありませんでした⋯⋯。自分自身でもどこで終わりにするか迷ってしまったのです。
結局投稿してから大幅に加筆して、オチの部分を1700字ほど足すことでお話の終わりを作りました。
今回のお話はリベンジのはずなのに、失態に失態を重ねてしまいました。
一度投稿したものを内容が変わるほどの大幅改修をしてしまい申し訳ありませんでした⋯⋯。
しかし前回の作品よりも高評価をいただき、前作よりもポイントもいただけたので、リベンジ成功と言うことにしたいと思います!
「ナロ様、その事で私は気が付きましたよ」
「なんじゃ?」
「浮気の話は書くもんじゃない」
「そっちかい。二角よ、ここへ座れ」
私は冒頭で土下座をしていたので、もう正座をしていたけど、そのはあえて言わなかった。
その後ナロ様には色々と言われた。
当たり前だよなぁと反省。
「二角、前回短編の文字数について気にしていたな。文字数も読むきっかけになるかもしれないが、大事なのは内容じゃ。2000字いかないで仕上げてくる人もいれば20000字なものを書く人もいる。大事なのはお話の内容なのじゃ。
お話の初めで読み手を引き込めれば文字数なんて関係ない」
そうだけど⋯⋯でも⋯⋯ぐう⋯⋯
ナロ様の言うことは正しいと思う自分もいるので何も言葉が出てこない。
「今はまだ分からないなら、とにかくひよこを増やすのじゃ」
「⋯⋯分かりました!」




