RESIM (蘇生訓練用生体シミュレーター) に弄ばれ後輩に笑われる先輩看護学生
後輩ちゃんが実習室で居残り演習実習をしている。懐かしいなぁ……よつ葉もしたなぁ。
懐かしい気持ちで後輩たちを見つめていた。
「あっ! 菜須先輩だぁ!」
「よつ葉せんぱーーい!」
手を振り名前を呼んでくれる後輩ちゃんたち。
「蘇生訓練?」
後輩ちゃんたちの声に答える先輩よつ葉。
「そーなんです」
「よつ葉先輩、実習服持ってますか?」
「教えてくださーーい」
「昨日、小野先輩が教えてくれたんですけど……蘇生させれずお亡くなりになりました!」
小野君、何してるの?
後輩に笑われてるよ!
でもさぁ、よつ葉も当時は「RESIM 」苦手だったなぁ。
【RESIM (蘇生訓練用生体シミュレーター)】
成人女子の実物大の訓練用シミュレーターで、外観・皮膚の感触などが生体に酷似。マイクロコンピューターで任意に呼吸及び脈拍停止状態となり、適切な蘇生処置によって生体反応が蘇ります。
この模型を使って蘇生の練習をします。目標3分以内です。それ以上時間がかかっていくと、蘇生できても重い後遺症が残ったりするからです。
「えっ? 小野君……やらかしたの?」
恐る恐る確認してみる。
「はい! 蘇生できずお亡くなりです」
「胸の形がどーの、こーので盛り上がってましたよ」
小野君、紺野君に報告しても良い?
何してるんだか。指導するならちゃんとしようよ!どうせ後輩に良いとこ見せようとして失敗したパターンだなぁ。
後輩たちに、可愛がられている小野君でした。




