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病院実習 ー産科ー

前ページからの続きです。

6人の学生を3人づつに分けられて実習が始まりました。


桃山主任看護師チームは、伊藤めぐみさん・矢田康平さん・菜須よつ葉。


病棟内の案内から始まり、産婦さんや妊婦さんのお世話を少し行います。


私はベッド安静を言われている妊婦さんのリクエストで頭が痒くシャンプーしてほしいとの事でした。桃山看護師に伝えると『主治医に確認して許可出たら洗髪してあげて』と言われました。


ん? 私が確認するの?


きっと顔に出ていたのでしょう。桃山看護師が


『菜須さんの担当患者さんでしょ? 責任を持って自分で確認して。看護記録を見て昨日からの状態を確認して主治医に連絡入れて』


と言われる。内心(うわぁ…看護師みたい)と感動したりする。すぐナースステーションに戻り看護記録を確認する。特に異変は起きていない。安定している事を確認したので、主治医に連絡を入れなければいけない。北山医師と確認する。近くにいた看護師さんに事情を話し北山医師に連絡を入れても大丈夫なのか確認をする。


『あぁ、北山ドクターね…医局に居ると思うよ。しつこくコールしてみて』


と言われました。ん? しつこくコール? もしかして仮眠中? 起こすの? 申し訳ないよね? でも、いきなり私がコールしても良いの?


私の頭の中の葛藤が凄かった。勇気を出して北山医師にコールをする。この時の私のドキドキは半端なかった。心臓止まるかと思うほどでした。


『はい、北山です』


『看護実習学生の菜須です。308号室の◎◎さん、頭が痒く洗髪希望です』


緊張しながらでしたが伝えると北山医師は


『おぉ、学生さん? 今からナースステーション行くから待ってて』


と言われました。横で私のやり取りを一部始終を見ていた?聞いていた?先輩看護師さんが私に声をかけてくれました。


『なんて言われたの?』


と聞かれたので、ありのままに伝えると


『ウケる! 看護学生見たさに下りてくるんだぁ…。あははは』


何やら楽しそうなんですけど、大笑いしてます。看護師さんに、どんな扱いされているの北山医師? 


『◎◎さん担当の看護学生ちゃんはどの子かな?』


とナースステーション入口から声が聞こえた。横の先輩看護師の笑い声が大きくなる。


『はい。私です』


と言うと北山医師が、私の前まで「なにちゃんかな?」と言うので、自己紹介を希望なの?と思い


『☆☆大学看護学部看護学科3年の菜須よつ葉です』


『そう、よつ葉ちゃんね』


と言いながら看護記録をチェックして北山医師はが私に


『うん、良いよ。きれいにしてあげて』


と洗髪の許可が下りた。


桃山看護師に伝えると、


『じゃあ準備して洗髪してあげて』


と言われました。桃山看護師に見つめられながら美容師でも看護師でもない素人(看護学生)が、患者様の髪の毛をシャンプーしました。


S単位取得した「洗髪実習(1年生)」を思い出しながら頑張りました。


終わったら「スッキリしたわ、ありがとう」と言ってもらいました。


病室組と新生児室組と交代です。


新生児のオムツを替えました。女の子と男の子3人づつ。看護師さんにコツを教えてもらいました。


可愛い♪ 自然と笑顔が溢れる病棟でした。



次ページへ続きます。

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