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華々しい(?)リザルトチェック

前話では沢山の温かいお言葉並びに応援のポイント本当にありがとうございました!

総合評価20000突破。まさかここまで来れるとは。


日刊一位維持させていただいている間は執念でどうにか毎日更新したいなぁと思っております……!



さて、楽しい楽しい報酬checkのお時間です!





 



『戦闘に勝利しました』

『只今の戦闘経験によりレベルが30に上がりました』

『只今の戦闘経験により[精神統一]を修得しました』

『只今の戦闘経験により[挑戦者]を修得しました』



『N2フィールドボスの初撃破報酬によりボーナスポイントが付与されます』

『N2フィールドボスを全ワールドで初めて討伐したことにより報酬が付与されます』

『N2フィールドボスを全ワールドで初めてソロで討伐したことにより報酬が付与されます』



「おわっっ……たぁ」


 寝返りを打つようにして、地面にごろんと仰向けになる。

 大の字になって、脱力。


『8888』

『おつ』

『凄すぎた』

『GG』

『おつ』

『お見事』

『おめでとう』


「みんなありがと〜〜

 いやー、流石にキツかった」


『当たり前w』

『格上のボスなんだよなぁ』

『ソロってのが異次元すぎる』

『唄は使わなかったね』


「いやー、カナ呼んだら楽ではあったんだろうけどね。どうしてもリベンジしたくて。

 唄はソロだと使えないねー。現状私の攻撃手段、どっちもチャージが要るけどその間は他の行動が出来ないし」


『カナユキのボス討伐もみたい』

『次はカナユキですね??』

『これからコラボか』

『楽しみすぎる』

『チャージ必須スキル2本のみでソロ討伐』

『そう聞くと尚更やばいな』

『ポーション神がかってた』


「あーわかるー。おばあちゃんの力は本当に大きかった。また買う時お礼言わないとね」


 さて、いつまでも寝ているわけにもいかない。

 よいしょっと起き上がり、中級ポーションを飲んだ。


「帰りながらリザルト確認していこうか」


『おっ』

『wktk』

『いつも思うんだけど情報ポンポン見せてええん?』

『確かに』

『ユキはそういうスタイルだよ』


「あー。私は手札を伏せておくとか、そんなタイプじゃないんだよねぇ。

 なんというか、真似するなら真似しろ。対策するなら対策しろ。私はその上を超えてやるぜ! って感じの」


『えぇw』

『カッコイイ』

『無茶苦茶すぎる』

『実際出来てるのが草』

『真似出来ねえよ()』


「かの偉人は言いました。『皆が私の打球に対して引っ張り警戒のシフトを組むんだ。だからその上を超えてホームランにしてやったよ』『私を警戒するあまり、試合では四人以上のマークが付くこともある。私はそれを敢えてドリブルで突破するのさ』

 極端だけど好きな台詞なんだよねー。言ってみたい!」


『突き抜けた一つの力はもはや暴力でしかないことが良くわかる』

『どっちも世界的な選手じゃねえかw』

『結構スポーツのネタ出すよね』


「何だかんだで伝わりやすいかなって。家族の影響もあるけどね。

 まぁ、そういう訳だから特に気にせずオープンしていくよっと」


 特に言いはしないが、私のビルドが特殊だからというのもある。

 トランプのように手札を伏せながら戦うのではなく、真正面から全部ライフで受けてライフで殴るだけだからね。


 ポチポチっと操作をして、ウィンドウを可視化。

 まずは……ステータスかな


 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 名前:ユキ

 職業:聖女

 レベル:30

 HP:6793

 MP:0

 ◆◆◆◆◆◆◆◆


『は!?』

『やばww』

『七千乗るぞw』

『一気に伸びたね』


「これはちょっと予想外だねぇ。フィールドボス討伐のボーナスポイントがかなり貰えてて、その分も大きいって感じ」


 VITの値も400を超えた。順調にライフを伸ばせていると言えるだろう。

 次は、技能かな。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 技能:精神統一

 効果:MPを10%回復し、かつ次に使う魔法攻撃の威力を50%上昇させる

 条件:特定の職業に就いた状態で属性ダメージを一定以上与える

 ◆◆◆◆◆◆◆◆


「はい、次!」


『いや草』

『強そうやん?』

『あっ』

『一般的には強そう』

『察したww』


 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 称号:挑戦者

 効果:ボス級の相手に挑む際に物理&魔法攻撃力が3%上昇。

 相手が格上の場合上昇量が5%になる。

 説明:かの者は常に挑戦を繰り返す。何度でも、折れることなく。

 ◆◆◆◆◆◆◆◆


「ぬわーーー!!!!!」


『www』

『これはwwww』

『断末魔w』

『ドンマイ』

『これは哀しい』


 どうして、どうして新しく得たものがどっちもハズレなんだ!

 いやまあ、普通の人からすればどちらも素直に強い効果なんだと思う。

 だが、考えてみてほしい。

[魔法攻撃の威力上昇]も、[物理/魔法攻撃力の上昇]も、今のところ私には恩恵がなさすぎるんだ。

 私の攻撃スキルは魔法攻撃の類ではないし、攻撃力に至っては言うまでもないだろう。


「うぐぐ……どうして、どうして…………」


『元気だして』

『ドンマイw』

『折角の主砲と副砲なのに強化対象にならない悲しみ』

『真似て極振りしなくて良かったw』

『↑草 わかるけどw』

『リザルトで空振りが増えるのは辛いよなぁ』


「他人事だと思ってみんな好き放題言っちゃってさぁ!

 ……ふん、良いもん。 実は今回、まだ報酬があるんですよ」


『実際他人事なんだよなぁ』

『空元気感あって笑う』

『かわいい』

『うんうんそうだね』

『早く見せてみ?』


「期待してないな!? 聞いて驚け。装備なんだぞ!

 フィールドボスを最初に倒した者として一つ、ソロ討伐報酬として一つ!」


『マ?』

『神じゃん』

『流石フィールドボスってか』

『装備が報酬になるんだね』

『おあつらえ向きじゃん』

『ほんとだ』

『初期装備脱却?』


「まだ性能見てないんだよね。一緒に見た方が盛り上がるかなって」


『おお』

『待ってw』

『この流れ、二つに一つすぎる』

『なんか察したんだが』


 うぐ、不穏な流れのコメント欄になっている。

 だがみんな思い出してほしい。皆でリザルトはほぼ毎回見ている。大当たりのときも有ったはずだ!


「え、えーと、1つ目は……ボアのリング? 」


 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 アイテム:ボアのリング

 分類 :アクセサリ

 性能 :STR+5%

 説明 :猪の王を打倒したものの証。装着すると力が漲る。

[ユニークアイテム] [譲渡不可]

 ◆◆◆◆◆◆◆◆


『えっっ』

『やばw』

『強すぎる』

『アクセの性能じゃねぇ』

『S T R』

『あっっ』

『クソワロタwwww』

『譲渡不可なのが辛すぎるw』

『泣かないで』


「泣いてないからっ!!

 ソロ討伐の方が残ってるもん!」


 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 アイテム:キングボアの魂

 分類 :アクセサリ

 性能 :[王者の咆哮]使用可能

 説明 :猪の王にたった1人で立ち向かい、撃破して見せた狩人は、その力の一端を受け継いだ。

[ユニークアイテム][譲渡不可]

 ◆◆◆◆◆◆◆◆


「……技能追加?」


『え』

『おーー』

『これは』

『来たか?』


 技能追加アイテム。性能……いや、この際性能はどうだって良い。

 頼む。一つくらいは使えるものであってくれ……!!



 ◆◆◆◆◆◆◆◆

 技能:王者の咆哮

 効果:自身の咆哮に、どちらかの特殊な効果を付与する。

  ①敵性存在に対し、高確率の威圧、恐慌と低確率の即死を与える。対象との距離が離れるほど効果は減少し、また対象が自身より低レベルであるほど効果は著しく上昇する。格上には効果が無い。

  ②不可視の衝撃波を放つ。威力は自身の最大HPの5%。防御貫通効果を持つが、与ダメージ上昇の効果を受けない


[使用回数5/5]※AM0時にリセット

 ◆◆◆◆◆◆◆◆



「きったぁぁー!!!!」




 まだお昼前の、アジーン北門周辺。

 そこでは、両手を突き上げ歓喜の叫びをあげる聖女の姿が観られたという。









スキルに回数制限を付けるシステムは、アニメ化した同ジャンルの某作品からヒントいただきました(馬鹿正直)




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2023年1月20日に、第1巻発売されます!➡︎告知https://twitter.com/komaru0412/status/1584742818631012352?t=No8qGuhtVt37w2Jk0SwIKg&s=19
― 新着の感想 ―
[良い点] 王者の咆哮の適切な使用法 まず、カタパルトを用意します。 聖女を発射します。 敵陣後方に落下した聖女が叫びます。 敵陣後衛が滅びます。
[一言] 魔王は聖女のひと吠えで倒れる模様。 というかlv30のタンクなら2000くらいは振ってるだろうし、魔王様はPvP厳しいのでは?
[一言] また読み途中ですが一言 あれ、、、防御力極振り?スキル回数制限?アニメ化? 、、、もしかして痛いのは嫌なので(殴
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