ダンジョンの奥で
なんだか一気にやる気が無くなっちまったなぁ。
ドラゴンも俺が勝手に盛り上がっていただけだったしな。
いい加減、学習しろよって我がことながら思うぜ。俺の本気に付き合える奴なんて、ほとんどいないんだから、相手に理想を押し付けて、全力でぶつかっていくのは止めろってな。
「なんだか泣きたくなってきた」
さっきまで気持ちが高揚していたから、普段と同じ精神状態になったとしても落差のせいで、気分の落ち込みが激しい。気分が落ち込んでいる時は何もせずに部屋の隅っこで座っていよう。それが一番の対処法だ。
「もういいから、さっさと倒してくれ」
俺はゼティの戦いぶりを眺めていることにした。俺はもうやる気がないのでゼティに全部お任せだ。
ゼティは見るからに安物の剣を手にドラゴンに自然体で近づく。対するドラゴンはというと、既に満身創痍で何も出来そうもない。
その傷は俺が負わせたものなので、ちょっと悪いことしたなぁって気分になる。もう少し手加減してやればよかったってつくづく思う。
ドラゴンが最後の力を振り絞って口を開けるが、その瞬間にゼルティウスは距離を詰めてドラゴンの首を刎ね飛ばしていた。ドラゴンが最後に何をしたかは分からんけど、何をしたとことでゼティには敵わなかっただろうから、想像しても意味は無いよな。
しかし、ゼティもよくやるもんだ。
アイツは剣術は好きだけど、戦うことはそんなんでもないのに良く戦ってくれている。
まぁ、俺がそういう契約を結んでいるせいでもあるんだけどさ。
俺の言う通りに動くなら俺はゼティに願いを叶えてやると約束している。ゼティの願いは色んな世界を旅して人を探すことなんで、その願いに沿う形で俺はゼティを色んな世界に送り込んで戦わせている。
長い付き合いになるから契約だけの関係ではないと思っているけど、アイツはどうなんだろうね? まぁ、いま気にすることでもないけどさ。
「終わったぞ」
「ご苦労さん」
ドラゴンを倒し、ゼティが俺に近づいてくる。
俺の精神状態がダウナー入っているってのを察してくれているようで、急かすようなことは言ってこない。
「これからどうする?」
どうっすかなぁ。もう色々と面倒くさくなってきたよ。
この世界に閉じ込められているとかどうでもいいから、世界を滅ぼしてしまわないか? そうなりゃ何か変わる気がするしさ。
檻に閉じ込められているなら檻を壊せば脱出できるわけだし、世界を壊せば世界から脱出できるってのは当然だよな。だけど、世界をぶっ壊したとして、この世界の人間が生きていられるとは思えないな。
例えば、地球を破壊し消滅させたとして、その時、地球に住んでいた人は無事でいられるかっていうと、そうではないよな。破壊の際の衝撃もあれば当然ダメだろうけど、それがなくても何の準備も無しに突然、宇宙空間に放り出されたら人間は死ぬわけで、そういうことを考えると世界を壊すのは無しだよな。
「何を考えているか知らんが、俺が聞いているのはダンジョンの奥に進むか帰るかの二択についてだ」
あぁ、それな。それもどうっすかだなぁ。俺もやる気が微妙なんだよなぁ。どうせ、さっきのドラゴンがダンジョンのボスだろ? ボスを倒したらダンジョンマスターくらいしか残っていないだろうし、そいつをボコにしにいくのか?
まぁいいけどさ。何か俺らの知らない情報をしっているかもしれないし、会いに行く価値もあるだろ。
「最深部まで行くか」
俺はとりあえず決定して立ち上がると、俺の決定に従って先を進むゼティの後を追って歩き出す。
ドラゴンがいた部屋の奥の扉を開けると、そこは階段でどうやら下に行くようだ。
なんかもう面倒くさくなってきたんだが、自分から行くって言っておいて、もう帰るって言うのもな。
「だるいなぁ」
階段を下っていくとまた通路、ちょこちょこと魔物が出てくるけど、先を歩くゼティが俺の代わりに倒してくれてるんで、俺はついていくだけでいい。
ときどきゼティが俺の方を見て、ため息を吐く。
申し訳ないね、役立たずでさ。でも、やる気が出ないんだから仕方ないだろ。
そうしてゼティの後をついて歩いていると、ほどなくしてダンジョンの最深部らしき場所に辿り着く。
その場所は部屋の真ん中に紫色の巨大な水晶らしき物体が浮かんでいる場所で、浮かんでいるのはダンジョンを構成する要となるダンジョンコアって奴だろう。本当にそれが要かどうかは分からないけどさ。こういうのは世界によって違うし、ダンジョンコアとか無くてダンジョンマスターだけって所も多いしさ。
「斬るか?」
「とりあえず、よろしく」
コアをぶっ壊せばダンジョンは機能を停止するってのが定番だけど、さてどうなることやら。
そう思ってゼティがコアをぶった切る所を眺めていたが、特に何も起こらない。壊して何かある所もあれば何もない所もあるわけだし、このダンジョンが後者である可能性もあるから何も起きなくても不思議じゃない。
一応、ダンジョンの機能は停止しているような気はするけど──
「どうだ?」
駄目なんじゃねぇかな? ついでにダミーじゃねぇかなと俺は思う。
ダンジョンコアの偽物を壊させて、ダンジョンの機能が停止したふりをして、この場をやり過ごそうと考えてるのかもしれねぇな。
「魔力の流れをまだ感じるな。このダンジョンのマスターはまだ生きてると思うぜ?」
「そうだな」
ゼティも探知できたようだ。
ダンジョンマスターがいる場所はコアに注ぎ込まれていたエネルギーの残滓を辿れば見つけられる。
それで見つけた後はどうするかというと、そこまで行くかって話になるわけで──
「斬るぞ」
ゼティはそう言って、当たり前のように剣を振って次元の壁をぶった斬る。
ダンジョンマスターの居場所にはダンジョンからは直接行け無さそうな感じがするから、ワープでもするしかなさそうなんだよな。だから、ゼティは次元の壁を斬ったってわけ。
ゼティが剣を振ったのは何もない空間だったが、空間が斬り裂かれて、その裂け目からは宇宙を思わせる漆黒の空間が見えている。
「行くぞ」
ゼティが先に入っていくのの後について俺も裂け目の中に入る。
入った場所は真っ暗な空間だ。一応、さっきまでいた世界の外側ってことになる場所だ。そんな場所にいるなら、このまま世界から脱出できるのではと思いそうになるけど、それはちょっと無理だ。
この場所は世界の外側とは言ったけど世界の表面みたいな場所で、俺達はそれを這いまわっているだけ。それ以上外側に行くにはもっと大きな力がいる。
もしくは、そういうルールを無視できる何かがあればかな。地球人だって大気圏の限界までは行けるけど、そこから脱出するのは大変だろ? それと同じ感じだ。
世界の外側の漆黒の空間をゼティは数メートルほど進むと、そこで立ち止まる。
外側と内側じゃ距離感が全然違う。外側で一歩進んだら、内側では100㎞進んでいたり、外側で100km進んだはずなのに、内側では同じ位置だったりで、規則性が無いんだよな。
だからまぁ、狙ったところにはコツがいるんだけど、ゼティなら問題ないだろ。
「ここだな」
そう言ってゼティは再び当たり前のように次元の壁を斬って世界の内側に入るための裂け目を作り、その中に入る。
ゼティの後を追って、その中に入ると、俺達が出た場所は明るい部屋だった。
「うわっ!? 何で!?」
この部屋の持ち主の少年が突然現れた俺達に驚く。
黒髪に特徴のない顔の十代半ばくらいの男の子だ。高校生か大学生? それとも若返って送り込まれたか?
とにかく、こいつがダンジョンマスターなんじゃないかと俺は直感する。その証拠に少年の傍に侍っていたメイドの格好をした女の子が少年を守ろうと戦闘態勢を取ろうとする。
「動くな。動けば全員殺す」
でもまぁ、女の子が戦闘態勢を取ろうとするより早くゼティが忠告したので女の子は動きを止めるしかなかった。女の子も多少は強そうだけどゼティと比べると見劣りするから仕方ない。
まぁ、そんなに差があるのは女の子がこの世界の住人じゃないからなんだろうけどね。俺と俺の使徒は降り立った世界の住人にはちゃんと手加減できるように俺の呪いが発動するけど、その世界の元の住人じゃない奴──別の世界から転移したり転生してきた奴には呪いの発動が甘くなるんだよな。
それをゲームみたいな感じで説明すると──
この世界の住人と戦う時は、相手がレベル10だったらゼティはレベル15~20くらいの強さしか出せない。
しかし、異世界から来た奴らと戦う時は、相手がレベル10だったとしてもゼティはレベル50とかの強さを問題なく出せたりするって感じ。
本当はもっと細かいんだけど、おおまかに説明するとこんな感じかな?
力の差は明らかだし、ゼティには勝てないから動けないのも仕方ない。俺は動くなとは言われていないんで、動くけどさ。
「お、冷蔵庫あるじゃん」
俺達が辿り着いた部屋はダンジョン的な意匠を残しながらも、ダンジョンマスターの少年がいた時代に近い生活環境に整えられているようで、電化製品も置かれている。
俺はその中から冷蔵庫らしきものを見つけたので、その中を物色することにした。
冷蔵庫を開けると、真っ先に目に入ったものとして手作りのプリンが三つあったので、それに手を付けてみようと思う。
「スプーンとかどこよ?」
ゼティが少年と女の子を威圧しているが、俺は気にせずに訊ねる。
しかし、みんな忙しいようで、答えてくれるものは誰もいないから、俺は勝手に部屋の中を探すことにした。まぁLDKの部屋なんで、キッチンの場所を探せば良いんだけどさ。
俺はスプーンを見つけ、プリンを手に部屋の中にあるソファーに腰を下ろした。
ゼティが俺に視線を向けてくるけど、俺は勝手にやってるんで、そっちも好きにやってくれって手のひらをヒラヒラと振って合図する。
「テレビもついてるとか至れり尽くせりじゃねぇか」
電波通ってないし、テレビじゃなくてモニターか?
まぁ、どっちでも良いやと思いながら、俺はテレビの電源を入れると、すぐにメディアプレイヤーの画面が出てくる。
「DVDじゃなくてBDにしようぜ?」
テレビを乗せる台の下の収納から映像ソフトを探してみるが、あるのはDVDばっかりなので、ちょっと勿体ない。ついでに映画の趣味が合わねぇな。俺はアクションとかの娯楽作品以外見ないタイプだから、色んなジャンルが置いてあっても興味が湧かねぇんだよな。
とりあえず適当に見繕ったソフトを再生しつつ、俺はプリンを食べる。
作った奴のドヤ顔が想像できそうなくらい自信満々に冷蔵庫の中央に陣取っていた割には普通の味だ。
不味くはないけど、家庭レベルって感じ。素人が作ったら、こんなもんだと思うから文句をつけるのも可哀想だと思うけどね。
「ゼティも食うか?」
「今、尋問中だ」
知ってるよ。無視してたけど、なんか声も聞こえてくるしさ。
でも、俺はやる気が出ないからノータッチ。映画鑑賞でしてリラックスするつもり。
そう言えば、冷蔵庫の中にコーラとかあったからアレも貰うか。しかし、飲み物がコーラだけってのもなぁ。
「ついでに、ビールとか無いか聞いといてくれ」
尋問中のゼティに頼んでおき、俺は映画を観ることにする。それから三十分くらいが経ち──
「駄目だ、飽きた」
どうにも俺の趣味に合わない映画だったんで飽きてしまった。
尋問中のゼティの方を見ると、少年と女の子がゼティに威圧されたまま、最初の姿勢のまま立ち尽くしているのが見える。
「なんか話したか?」
「特に何も。というか何も知らないようだ」
まぁ、そうだろうね。
「男の方は、地球生まれ日本育ち、死んだら神に会って、この世界に送り込まれたと言っている」
ふーん。あんまり興味が無いな。
「女の方は、男の手助けをするために用意された存在のようだ」
いいねぇ、女の子と二人っきりで手と手を取り合って一生懸命頑張っていくとか素敵じゃないか。でもまぁ、今はそれは置いといて━━
「なんて名前の神だって?」
「名前を聞いていないからわからないそうだ」
ふーん、それなら仕方ないね。
聞いてないのが悪いのか、教えなかった方が悪いのか俺には判断できないしな。
「いったい、なんなんだよ、お前らは!」
おっと、少年に怒られてしまったぜ。
「俺達はお前の同類だ」
ゼティがダンジョンマスターらしい少年に教えるけど、俺は違うんだよね。
「そっちの怖い奴はキミと似たような存在だけど、俺は邪神だから違うよ」
ダンジョンマスターも使徒も似たようなもんだ。神にとって使い勝手の良い駒だからな。
俺が邪神と名乗ると、少年は俺の言葉を半信半疑で受け取っているようで、どう反応して良いか困っている様子だった。
こういう時は素直に反応した方が良いと思うな。相手が話の通じる相手か分からないのに上手く立ち回ろうとすると大変な目に遭うよ。
ちなみにゼティは口の上手い奴とか賢い奴に酷い目に遭わされてきた経験があるから、態度に気を付けないと大変なことになるんだけど、この男の子は気付いているだろうか?
「僕は──」
『ストップ』
ダンジョンマスターの少年が何かを言おうとしたその時、どこからともなく声が聞こえてくる。
『それ以上は何も言わない方が良い。キミの前にいるのは邪神アスラカーズとその使徒だ。多少、頭が回る程度じゃ、どうにもならない』
俺とゼルティウスのことを知っているということは、もしかして──
「こいつを転生させた神か?」
俺は少年を指差しながら、どこからか聞こえてくる声に質問する。
声がどこから聞こえてくるかに関しては別に気にすることじゃない。神としての力で部屋に音を届けてるんだろうなって想像もつくしな。
『あぁ、その通りです。どうも自分の玩具が迷惑をかけてしまったようで申し訳ない』
玩具という言葉を聞いて、少年とそれの護衛役らしいメイド姿の女の子が驚愕する。
おそらく聞いていた話と違うんだろうね。転生させられる際は、もう少しマトモなこと言われたんで、本音を聞いて驚いたんだろう。
「別に迷惑ってわけでもないけどな。どこの誰か、名前を聞いても?」
『それは勘弁してください。『闘獄』のアスラカーズと『百神斬り』のゼルティウスに名前を知られたら不安で夜しか眠れなくなる』
俺達の二つ名まで知っているってことは、そこら辺の木っ端神じゃないな。
ゼルティウスがチラリと俺を見る。どうするって俺に聞いているようだ。俺はイマイチやる気が出ないんで勝手にやってもらった方が楽なんだが──
「一つ聞きたいんだが、お前って俺らをここに閉じ込めてたりする?」
『は?』
俺の唐突な質問に間の抜けた声が返ってくる。
『閉じ込められているって……あぁなるほど』
俺達の状況はなんとなく分かってもらえたようだし、俺も向こうの状況を想像できた。
「お前、力を与えた人を送り込むだけで、この場所には感覚だけしか送れていないな?」
『えぇ、まぁその通りです。なんだか不思議な世界があったんで、ちょっかいをかけてやろうと思って、適当な人間に力を与えて、その世界に送り込んだだけです』
え? という声がダンジョンマスターの少年の口から洩れる。
きっと、自分の治めている世界だとか嘘をついて送り込んだんだろうなってのが想像できる。俺も良くやる手だしな。
転移者には「大丈夫、その世界は俺の治める世界だから、何かあっても守ってやれるから安心して転移しなよ」とか言って、俺と敵対してる神の世界に送り込んだりするんだよ。
「俺達をこの世界に閉じ込めるようなことはしてないか?」
『しませんよ、アスラカーズとその使徒に喧嘩を売るなんて恐ろしい真似』
本当かなぁ?
「まぁ、信じてやるか。で、話は変わるが、そっちから俺達の様子が見えているってことは、俺達をこの世界から脱出させるってことは出来たりしないか?」
『あぁ、そのことなんですけど、実を言うと自分がその世界に干渉できるのはそれが限界で、こっちもその世界に介入出来なくて困っていたんですよ。様子自体は、そこの少年の存在を窓口に確認できるんですが、それ以上の事は無理です』
「なにか、問題でもあったのか?」
『送り込んだ時は平気だったんですけど、今はどこの座標にその世界があるのか分からないんです。まるで、世界自体が意思を持って身を隠したように、急に消えたんです』
それは変な話だね。
国や町が急に消えるようなもんだし、世界が消えるってのはそんなに簡単なことじゃないはずだが。
『そういうわけで、自分は見ているだけしかできないんで貴方たちを害するようなことは出来ません。嫌な思いをしたとしたなら、それはそこにいる少年が原因なので自分は関係ないということをご承知ください』
「おい!」
『その少年に関しては煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。それで気が済むというなら、何をしても構わないので、どうか自分のことは見逃してくれるとありがたいです』
すがすがしいほどにゲスだなぁ。
そんなに心配しなくても俺は特に嫌な思いはしてないから気にしなくて良いのに。
しかし、俺達は閉じ込められている状態だってのに、随分と下手に出るなぁ。
「もしかして、俺達がこの世界から脱出できると確信してたりするか?」
『それは勿論。邪神アスラカーズを知っている神なら誰だってそう思います』
随分と買いかぶってくれるじゃないの。
『それなのに、貴方を閉じ込めるような真似をする奴がいるとしたら、そいつは貴方を全く知らないか、それとも貴方に対して恨みを持っているかのどちらかでしょう。遊びで手を出すには貴方は危険すぎますからね』
あんまり役に立つ情報じゃないなぁ。
俺を知らない奴なんて、俺の方も誰だか分からないし、俺に恨みを持っている奴なんて数えきれないほどいるから、そっちも見当がつかない。
『そもそも、その世界自体かなり変です。貴方の話を聞くに最初から貴方を閉じ込めるためだけに創られたんじゃないかってくらい妙な動きをしている。
仮にそうだとしたら、貴方を閉じ込めた輩は貴方のためなら世界を一つ使い潰しても良いと考えるくらい恨みを持っていることになりますし、そんな世界であるなら、他にも貴方を嵌めるための罠があると思いますよ?』
結構、頭が回る奴だなぁ。それに──
「なんだか俺のことを心配してくれているようだね」
『それは勿論、自分は邪神アスラカーズのファンなもので』
なるほど、そいつは嬉しいね。
「それなら忠告はありがたく受け取っておこう。まぁ、キミの言ったように世界を一つ使い潰しても良いと思えるくらい俺を恨んでいる神はいっぱいいるんで、やっぱり誰が俺を狙っているのか見当はつかねぇけどさ」
結局、たいした情報は得られなかったね。
これで一応ダンジョンでの目的は達成したから、もうダンジョンは良いかなって気もするし、帰っていいかもな。
でもまぁ、その前にダンジョンマスターの少年の処遇をどうするかっていう問題があるんだけどさ。




