第一話 世界の終わりと始まり。
その昔、神は二人いた――。
二人の神は一つの世界を二つの国に分け、それぞれ思うように造っていた。神の名をセディス。そして、その片割れのもう一人の神の名を、ティトスといった。
セディスは自然を愛し、また人も愛していた。しかし一方でティトスは文明を愛し、自然の命を削っていた――。そのせいで、ティトスが君臨する世界の大地は黒く焼け、緑も消えていった……。
セディスはティトスには警告することしか出来なかった。言葉以外の干渉はしないと。それはお互いが決めた誓約。決して破ってはならない戒め。だが、ティトスの世界は変わらなかった。
そして起こったのが――世界の分裂。
世界の腐敗を止めるために、セディスはやむおえなく使った最後の手段だった。その結果、セディスの世界の腐敗を食い止められた。
それから人々はこの大切な事を忘れないために世界に名前をつけた。決して神の名を忘れないように、セディスフレヴァーと。
だがセディスフレヴァーの人たちは誰も、ティトスの世界がどうなったかはわからなかった。
それから何年か経ち、神セディスは王という存在に世界を託し、自らは深い眠りにおちたのであった――。
その昔、神は二人いた――。
二人の神は一つの世界を二つの国に分け、それぞれ思うように造っていた。神の名をセディス。そして、その片割れのもう一人の神の名を、ティトスといった。
セディスは自然を愛し、また人も愛していた。しかし一方でティトスは文明を愛し、自然の命を削っていた――。そのせいで、ティトスが君臨する世界の大地は黒く焼け、緑も消えていった……。
セディスはティトスには警告することしか出来なかった。言葉以外の干渉はしないと。それはお互いが決めた誓約。決して破ってはならない戒め。だが、ティトスの世界は変わらなかった。
そして起こったのが――世界の分裂。
世界の腐敗を止めるために、セディスはやむおえなく使った最後の手段だった。その結果、セディスの世界の腐敗を食い止められた。
それから人々はこの大切な事を忘れないために世界に名前をつけた。決して神の名を忘れないように、セディスフレヴァーと。
だがセディスフレヴァーの人たちは誰も、ティトスの世界がどうなったかはわからなかった。
それから何年か経ち、神セディスは王という存在に世界を託し、自らは深い眠りにおちたのであった――。
まだまだ未熟ですがよろしくお願いします!!




