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異世界で始めるポイ活冒険生活 ~実績解除で人生ボーナス中!~  作者: あけちともあき
ポイ活、人生の道標となる編

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第81話 奥さんがカリスマに祀り上げられました! +1000pt

 俺とヨルカで練り上げた計画。

 それは、第二目標地点からは品物を運ぶための荷馬車を導入するということだった。


 第三、第四、第五が生まれるとともに荷馬車の本数を増やしていく。

 幸い、第二から先の道路はまだ未設計。

 修正をかけて、ぐんと広げていくつもりだ。

 荷馬車がすれ違えるな。


 ……人間は?

 自力で避けてもらおう。

 広さ的に限度というものがあるからな。


 この通路では、馬優先で人間は二の次なのだ!

 早朝とか深夜とか、ある一定の時間だけね。


「これでリクス・タカードまで繋いでしまえば、あとは向こうを発展させるだけだ。将来的にはリクス・タカードで作物の栽培や牧畜を行い、そちらからも食材を運び込めるようになる。そうなれば、通路の荷馬車運行も楽になるだろう。あと道幅が狭い第一目標地点向けに、馬車だけの通路を別に作らないと……」


『ウグワーッ! 今後の計画を立てました! 実績・都市計画第二弾、解除! 800pt獲得!』


 第一弾あったっけ?


「うむ、完璧じゃなこの方針は。いい仕事をしたわい」


 この話を伝えると、


「荷馬車ギルドにも私と顔見知りの移民がいるぞ。行ってきてやろう」


 デリアが出ていくのだった。

 うーん!!

 なんか凄く頼りになるぞ!!


 長い間移民担当の騎士をやっていたから、とにかく顔が広いんだなあの人。

 普段は怖がられているらしいのだが、今回持ってくる話は儲け話だし、未来に繋がる話だ。

 大歓迎されることだろう。


 俺からデリアに、先払い報酬用の貢献ポイントも渡してあるし。


「むうー。なんか最近、デリアの評価が高くなってて面白くないです」


「マキナが素直に自分の気持ちを吐き出してくれるなあ」


「私は力仕事しかできませんからー! 荒事がないと役立たずですよーだ!」


「あっ、すねた!! 確かに、平和な世の中を作ると戦士タイプの人は力を持て余すようになってしまうな……。マキナ、作業員の人たちに混じって壁を立てる仕事してくる?」


 ふと投げかけてみた提案に、マキナの表情がパッと明るくなった。


「そっか! その手がありましたね! 私、ちょっと行ってきます!! ポチョー! 見張りはお願いしましたよ!」


『ポッピピー!』


 ポチョが直接ロボットアームを操作して、手をぶんぶん振る。

 実はこれ、ポチョ側でもコントロールできるんだよな。

 ただ、取っ組み合いとかやるならマキナの方が上手いというだけ。


 これもマキナのパワーを活かせるものではない……!


「そうだなあ。それぞれの能力を活かした社会づくりっていうのも考えていかないとなのか」


「ミアンはすっかり、この地区の区長みたいな考え方になっておるのう。実際、通路が完成したらここの地権はお前が持つことになるじゃろうからな」


「そうなの!?」


「半分は王国、半分はミアンということじゃ。通路を一つの街にしてしまうなどという発想、なかなか出てくるものではないぞ!」


「そうかなあ!?」


 俺の生きていた世界では、ロードサイドの街みたいなのはあったし、高速道路沿いにもパーキングエリアとかあったからなあ。

 あれを都市規模まで拡大する発想なんだが……。


「監督ー!!」


「あっ、呼ばれた! はーい」


 俺が走っていくと、作業員たちがわあわあ言いながら困っているところだった。

 マキナがツノをバリバリ言わせて放電している。


「どうしたの?」


「あれですあれ。壁の隙間から入ってきてます! 平たいやつが!」


 作業員が指差すのは、平たい巨人だった。


「ミアン、なんでしたっけあれ。前に見たことあるような……えーと、えーと! とりあえずぶっ飛ばしても……」


「マキナのエレクトロブラストだと、壁が吹っ飛ぶからなあ……! あと、あれはクリーピングジャイアントでしょ? ぺたぺた触ってきて、たまーに絞め殺しちゃうやつ。ここはマキナお得意の武器でつついて退散願おう」


「そうします! ショット薙刀!」


 マキナが懐かしの武器を装備し、クリーピングジャイアントに向かっていく。

 そして、壁をペタペタ触っている平たい巨大な手を、ぺちぺち叩いた。

 びっくりしたクリーピングジャイアントが、手を伸ばしてくる。

 これを、マキナがエレクトロブラスト(弱)でビリっとさせた。


『ウグワー』


 クリーピングジャイアントは本格的にびっくりしたようで、引っ込んでいった。


「見掛け倒しの相手でしたねえ。というか、野生動物は本来臆病なものですからね。怖い目に遭わせたので、もうこっちには来ないと思いますよ」


「さ……さすがマキナさんだぜ!」「すげえぜマキナさん!」「マキナさんがいれば怖いものなんかねえ!」「ガンガン工事できるぜえーっ!」


「あっあっあっ、凄く褒められてます! 褒められてますよ私!」


「マーキーナ! マーキーナ!」「マーキーナ!」「マーキーナ!」


 マキナコールが巻き起こる!

 確かに、単身であの巨大なクリーピングジャイアントを撃退した姿を見ればなあ。

 インビンシブル号を使ったわけでもなく、生身で立ち向かって勝っているので、そりゃあ心に響くってものだろう。


『ウグワーッ! 奥さんがカリスマに祀り上げられました! 実績・奥様はカリスマ、解除! 1000pt獲得!』


「マキナが作業員たちのカリスマになってしまった」


「甲斐性方面がミアンで、力方面がマキナなのじゃろう? 実に上手くいっているではないか。二つの方面で尊敬を得たお前は、もう裏切られることは絶対にないぞい? 持っておるのう、ミアン!」


 うりうり、と肘で俺を小突くヨルカなのだった。

 なーんかめちゃくちゃ距離が詰まってきてるんだよなあ……!!


 俺、三方面から同時に詰められてない?

 やはりあのスキルツリーを選択したのは正解だったのだ……!!


 こうして作業は進み……。

 第一目標地点に到達!


 ここを活動拠点として作業を進めていく段階に入るのである!


◎現在のポイント:100020pt

 貢献ポイント :135855ポイント

お読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
奥さん三人が、力方面と社会方面と知識方面で分業されている……w ここから増えるのは難しそうですねぇ……頑張れ妹ちゃんw
甲斐性方面ミアン、力方面マキナ、行政方面デリア、知識方面ヨルカ…うむ、中々の布陣ですな
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