表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の日記2  作者: Q輔
39/39

おにぎり

 令和七年六月二十三日(月)


 二年ぐらい前から平日のお昼ご飯は妻が握ったおにぎり二個と決めている。毎朝水筒と妻が趣味で編んだ竹製のお洒落な籠に入ったおにぎりを持って出勤する。それまではいつも愛妻弁当を食べていたが、ここ数年はお昼時もバタバタしていて、落ち着いてお箸を持てないことが多い。そんなポックンにゃあ、おにぎりは実に効率的なのさベイビー。だって、最悪の場合、車を運転しながらでも片手で食べられるしねセニョール。妻のおにぎりの具は日によって変わる。個人的におかかマヨネーズの日はアタリ。ノリタマやユカリの日は何となくハズレ。海苔はパリパリよりフニャフニャが好きなので、あらかじめお米と一緒に握ってもらっている。お米が海苔で紫色に変色しているぐらいのしっとり系が好き。おにぎりって不思議な食べ物だよね。例えば食卓にご飯と海苔一枚と梅干一個を出されたら「何だこの質素なメシは!」と豪快にちゃぶ台をひっくり返す、とまでは行かずとも、さすがの僕もボソリと不満を漏らしてしまうかもしれない。でも、誰かが自分のためにその食材をせっせと握ってくれたというだけで黙々と食べてしまう。誰が握っているかというのも重要だ。なんつーか、あまり関係の深くない人の握ったおにぎりとか、ポックンけっこー抵抗あるっす。なんだろう。おにぎりとは、心許した人が握った愛情のカタマリではなかろうかい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ