第一章12話 ???? 安楽
最近投稿が出来ずにすみません、ここ最近食中毒で寝込んでいました...皆様もナマモノはお気を付け下さい...
《一定の経験値を確認した為、レベルアップ致します。level6→level13》
《一定の種族経験値を確認した為、種族レベルが上がります。種族:ナニカLv2→Lv5》
《一定の条件を満たした為、称号を獲得致しました。称号:ジェノサイド》
《称号:転生者の効果によりSPが多く付与されます》
《称号:ジャイアントキリングの効果によりSTPが多く付与されます》
《一定の経験値を確認した為、『キングガリル』がレベルアップ致します。level42→level47》
《一定の種族経験値を確認した為、『キングガリル』の種族レベルが上がります。種族:キングガリルLv7→Lv9》
《称号:転生者の効果により『キングガリル』にSPが多く付与されます》
《称号:ジャイアントキリングの効果により『キングガリル』にSTPが多く付与されます》
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「何とか……勝てたね……」
ステータス画面のHPバーを見ながら、思わず呟く。
level:47
名前:????
種族:キングガリル Lv9
HP:80 / 2000
MP:0 / 80
(ほんとに危なかった……姫の猛攻撃と残党の魔法をいくつか受けたせいで、HPがほぼミリだ)
今回の戦いは、半ば賭けだった。
『衝撃波』は確かに強力なスキルで、応用すれば今回のように魔法を防ぐこともできる。
だがそれは、MPが続く限りだ。
キングガリルのMPは、たったの80。
肉弾戦に持ち込まず、部下で周囲を囲み、安全圏から延々と魔法を撃ち続けられていたら、
MPが切れた時点で負けていただろう。
だが、圧倒的強者の風格。
派手な演出。
そして、自慢の魔法を開始早々に破られ、一方的に殴られ続けたことで、姫は冷静な判断を失った。
結果、敗北。
つまり姫は、戦闘においても心理戦においても負けたのである。
「それにしても……予想以上に強かったな……」
(肉弾戦なら負けないと思ってたけど、あのスピードと鎧は反則だろ……未知数な魔法が唯一の懸念点だったけど、やっぱ強かった)
「さてと……色々確認したいことはあるけど、急いでサクラの元に行かなきゃ。その前に……」
姫とガリルメイジの死体に近づき、胸に爪を突き立てて魔石を回収する。
ついでに、ガリルナイト、ガリルファイター、ガリル達の魔石も回収した。
(これは後で検証が必要だ)
⸻
コンコンッ。
ノックをするが返事はない。
そのままキングガリルの部屋に入る。
部屋を見渡しても、誰の姿も見当たらなかった。
(今更だけど……テーブルにソファーにタンス。粗末だけど、人間の物を真似てるのかな?)
そんなことを考えながら、タンスをゆっくり開く。
案の定、サクラは中でスヤスヤと眠っていた。
起こさないようにそっと抱き上げ、そのままおんぶをする。
「ん……お父さん……」
どうやら夢を見ているらしい。
(お父さん、か……ここに一人ってことは迷子なのか、それとも……)
(……やめよう。今考えても仕方ない)
姫は「何人かは遊んで壊れた」と言っていた。
それが肉親かどうかは分からない。
(何故ここにいるのか、彼女は何者なのか……聞きたいことは山ほどある)
(でも今は、このあどけない寝顔を見られただけで十分だ)
そっと頭を撫でると、サクラは幸せそうに微笑んだ。
(この笑顔は、必ず守る)
そう心に誓い、ゆっくりと歩き出す。
キングガリルはサクラを背負ったまま、ガリルの住処を後にした。
1人目の主人公の第一章はこれで終わりです。
次回からは2人目の主人公 結 の視点になりますのでお楽しみ下さい。




