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【更新停止中】アクロス・ザ・ナギノクイント  作者: 亜空間会話(以下略)
2章 みゆきひらひらふるるよる
104/191

104話

 遅れました(二日ほど停滞していた)。


 どうぞ。

 それなりに通じている魔法で様子見を続け、思考を回転させる。


 ライヴギアの本体は人間だ。ノイスが言っていた「生体脳での制御」みたいな話もあるから、少なくとも外付けのユニットには違いない。それが独立していること、独立していなかったとしても“本体”が出てこないこと、ここが気になる。


 機械の場合は「基本動作」、ルーティーンみたいなものが組み込まれているけど、それ以外だと「絵語」とか「エピック」「ルーン」といった部品に代わっているらしい。指向性はありそうだけど、それ自体がプログラムとして作用する、なんてことがあるのだろうか。


『どうしたマイマスター、手が止まってるぜ?』

「これの本体ってあるのかな」

『生体電流の逆探知でもしてほしいのかァ? チューニングにだいぶ手間取るな、50レベルくらいもらわねェと無理だぜェ』

「あ、うん……さっさと倒そっか」


 今のレベルは36なので、ノイスを通じて探してもらうことはできない。


 機械ワームの弱点は明確で、地面に刺さったままの胴体と、コアがあるらしい頭部の装甲の隙間だ。ノイスもかなり狙っているけど、なかなか隙ができない。


『マイマスター、ムチでやってくれねェか? 打撃力が足りねェもんで、いまいち体勢が崩せねェまんまだ』

「りょーかい、役立ちそうならやるよ」


 前線に立つにはスペックが足りないかな、と思っていたけど、それなりに信頼されているらしい。しゃらりとムチを伸ばして、〈サイドワインダー〉からの〈バードキャプター〉で回避と拘束をこなす。


「うわ、ゼロ距離魔法!」

『それで、こいつの正体とか本体とか、そういうのは』

「……考え中」

『ちっ……手を動かす方が向いてるんじゃないか?』

「たしかに」

『確かにじゃねェよ』


 いまいち使いどころが分からなかった〈ウロボロ・スフィア〉は、きゅるっと丸めたエネルギーが攻撃を防ぐ、どちらかというとバリアに近い技だった。ムチはどうしても動きにラグがあるけど、球体をいくつか展開しておけば、防御が間に合う。


 それに、球体の使い方はウロボロス(生命の象徴)らしく、防御だけではない。


「ノイス、ちょっと渡しとくね」

『ありがてェ、ちょっとばかし削れてたとこなんだ』


 五つ展開した球体のうち、ふたつをノイスに渡す。すっと浸透したそれは、超速の剣劇で消耗していたかれを回復させた。


『スパートかけるぜ、崩してくれ』

「うん。フルパワーでやる」


 ムチがうなる。

『ウマ娘』を始めていました(懺悔)。『ライドカメンズ』は明らかに男性向けじゃないんでリタイア。斬月ニキ(宗雲?)が何回リセマラしても出なくて泣く。イクノさんのシナリオがマジでよくてちょっと泣いてたり、キングが初育成で超ミークに勝って控えめに絶叫していたりしました。フーちゃんが出なくて青くなっていたら、花嫁キングが出て真っ白になる(意味不明)。


 書けそうなのでがんばって続き書きます……

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