第二十六話 専属
「今日事務所へ呼んだのは専属マネージャーについてよ」
「あ、ついにですか」
「えぇ。こちらがあなたの専属マネージャーの山崎奈津さんよ」
「よ、よろしくお願いします!」
「よろしくお願いします」
若そう...23くらいかな?
「今後はやってほしい企画とか案件とかはこの子を通して言うからね」
「了解しました」
「じゃあそれだけだからあとはよろしくね、山崎さん」
「は、はい!じゃあ...柳さん?の引き継ぎはもうしたし...なんかすることあります?」
「いえ...僕にはわからないです」
すごい天然な人なのか?
「そ、そうですよね。まぁもう帰っていただいても大丈夫ですよ」
「分かりました。今後ともよろしくお願いします」
「はい〜」
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「山崎さん、そろそろ柳くんがくるから準備してね」
「はい!」
大学中に就職が上手く行かず、7月下旬に採用されたこの会社、アルファなのだがやっと研修が終わりマネージャー業に就けるようになった。
「山下さ〜ん、柳くんきたって〜」
「はーい。じゃあ山崎さんいこっか。」
「はい!」
'''''''''''''''''
「あ、おはようございます」
「おはよう」
????????なんだこのイケメン
「今日事務所へ呼んだのは専属マネージャーについてよ」
「あ、ついにですか」
「えぇ。こちらがあなたの専属マネージャーの山崎奈津さんよ」
「よ、よろしくお願いします!」
ちょ、噛んだ。はずすぎ
「よろしくお願いします」
「今後はやってほしい企画とか案件とかはこの子を通して言うからね」
「了解しました」
えぇ!?本当に私の相手がこの柳さんなの!?
「じゃあそれだけだからあとはよろしくね、山崎さん」
「は、はい!じゃあ...柳さん?の引き継ぎはもうしたし...なんかすることあります?」
「いえ...僕にはわからないです」
「そ、そうですよね。まぁもう帰っていただいても大丈夫ですよ」
「分かりました。今後ともよろしくお願いします」
「はい〜」
もぅ...恥ずかしい....
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最近誰かからずっと見られてるような感覚がある。もしかしたらストーカーかも...とは思ったがこんな顔にストーカーするバカなんていないだろうし、自意識過剰すぎるからその線はないと思った。
一応姉さんがストーカー被害に会ってたらどんな感じだったか聞いてみようかな
「姉さん」
「どうしたの?」
「姉さんってさ、やっぱり...ストーカーとか被害に会ったことある?」
「ないよ?なんで?」
「いや...姉さん美人だしさ...」
「そんなこと言ってくれるなんて嬉しいなぁ〜〜!!」
そう言って抱きついてきた
「姉さん彼氏とかいないの?」
「え、彼氏いない歴=年齢だよ?」
「なんで?モテるでしょ」
「そりゃ...恥ずかしいから言わせないでよ」
「??????????」
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