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【旧作】私は異世界で自由に生きる〜子供達に癒される〜  作者: 春爛漫


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ノアの落ち込み

 カルロスさんとモニカさんの子供の名前はリリーになった。かわいい。


 モニカさんとアメリアさんは同い年の子供を持つ母親として、仲良くしているようだ。私もママ友に加わりたい。

 早産はダメだけど、早く生まれてこいよー。お腹に呼びかける。



 今日も予定は行商。インビジブルを掛けて瞬間移動する。飛行魔法で街道を飛んで行く。村に近くなったら、女の子の叫び声がした。

 注意深く、探知を使って森の中に入る。すぐ近くだ。

 女の子が、小さい魔物を怖がっている。私は小さい魔物なら退治するまでもないと、風魔法で魔物を遠くに飛ばす。

 女の子はきょとんとしていた。私はインビジブルを解いて、女の子に近づく。


「大丈夫?」


「あ、あの……まものが、とんで……」


「飛ばしたの。森は危ないよ。村に帰ろう?」


「おかあさんが、びょうきになっちゃったの、それで、やくそうを……」


「私が今から村に行商に行って、銀貨1枚で治療してあげる。お母さんが動くの辛かったら、家まで行ってあげるから、帰ろう」


「ほんとう!?おかあさんびょうきなおる?」


「お金があれば治すよ。お金ある?」


「おかねはおかあさんがもってる」


「じゃあ行こうか」


 私は女の子と手を繋いで、村の中に入った。女の子に手を引かれるまま、女の子のお家に来た。


 女の子がお母さんに一生懸命、説明してる。お母さんが何度か聞き直している。耳が悪いのかな?お母さんを鑑定してみる。


 状態 病気 メニエール病。めまい、耳鳴り、難聴などの症状が起きる。


 メニエール病か、小さな子供だから、薬があればお母さんが治ると思ったのだろう。

 お母さんが女の子の話しを理解して、銀貨1枚持ってきてくれた。私はそれを貰い、お母さんに治癒魔法を掛ける。お母さんは光って、すぐに病気は治ったようだ。ふらつきも無くなった。

 女の子が泣き出しそうにお母さんに飛びついた。お母さんは子供をあやして「ごめんね、ありがとう」と女の子を撫でている。


 私は家からそっと外に出て、村長を探しに行く。歩いていた村人に聞いたら、家を教えてくれた。お礼を言って村長の家に歩いていく。


 扉をノックすると、村長本人が出て来た。行商をしたいと言えば、家の前でしていいと言う。


 遠慮なく、村長の家の前で商品と看板や展示品などを並べていく。

 村長が興味深かげに見て、ベッドのサイズはあるのかと聞いてきた。「いろんな大きさがありますよ」と言えば、大人2人が寝れるベッドが欲しいらしい。クイーンサイズのベッド金貨7枚だと言うと「買う!」と言うので、村人が来る前に村長の家に入っていった。

 古いけどまだ使えそうなベッドだ。リサイクルだなと思いベッドをアイテムボックスにしまい、クイーンサイズのベッドを出す。村長にお金を貰って、村長が寝心地を試している。お気に召したようで笑顔だ。


 家の前に出ると、数人村人が商品を見ていた。椅子に座り対応する。

 ここでもビッグウルフの肉が人気だ。


 村長の奥さんが村長を叩き「何で教えてくれなかったんですか!」と言っている。早足で回り込んできて、ビッグウルフの肉を大量に買ってくれた。奥さん強し。

 奥さんが治癒銀貨1枚の看板を見つけて「怪我人病人に教えに行かなくちゃ」と荷物を家に置いて去って行った。

 尻に敷かれてますなぁ、村長。


 それからは奥さんに声を掛けられたと思わしき人達が治療に現れた。どんどん治癒魔法を掛けていく。


 人がまばらになって来た頃に、森の女の子とお母さんが来て、お礼を言ってくれた。

 「女の子のおかげなんで、子供を褒めてやって下さい」と言えば、お母さんが女の子に「好きな物買ってあげる」と言っていたので、飴ちゃんを勧めた。長く楽しめて、甘くて美味しい。子供にピッタリでしょう。「おかし!」と嬉しそうにしてたので、お母さんがお肉と一緒に会計をお願いしてきた。


 2人共満足そうに帰って行った。


 最後に村長が、女物の服と自分用の服を買ってくれた。奥さんとラブラブなんじゃないかと思い、会計した。



 カーマインの屋敷に帰って来て昼食だ。


 みんなで男性陣におかえりをして、席に座る。

 なんだかノアが元気が無い。どうしたのだろう?お兄様に聞いてみると、今度ノアが領内の視察にいく人員に選ばれたそうだ。それで元気がなかったのか。


 ノアに「私もついて行くよ」と言えば、ノアが元気になった。身重の私を連れて行くのを諦めていたらしい。「私には瞬間移動があるから何かあったらすぐに帰れる」と言えば、ノアの心配も無くなったみたいでご機嫌になった。

 領内視察だけど、他にも人がいるけれど、結婚してからの初めての2人で遠出。新婚旅行みたいじゃない?と思えば、心の中で恥ずかしがるのだった。


 目的は、町の行政が上手くいっているかどうかの調査と、村に問題が起こってないかの確認。出来れば新しい開拓村の候補地を探す事らしい。

 人も荷物もいっぱいらしい。マジックバッグを支給すると言えば、お兄様が喜んでくれた。大分身軽になるらしい。



 午後はカリオンのカバン屋でマジックバッグにするカバンを選ぶ。定期的に買ってるから、種類が少ない。カバンを10個持って、お会計をしてもらう。もう顔見知りなんで「また来てね」と言われる。もちろん来させてもらいます。


 旅で手軽に食べれる果物がほしいなぁと思い、ルーフバルコニーで地球通販を開き、みかんの苗木を買う。大きいプランターに移して土を周りに埋めていく。

 創造魔法で虫のつかない甘いみかんになれーと魔力を注ぐ。木がしゅんと伸びていったところで、魔力を流すのをやめて、鑑定する。うん、魔木になっている。たわわになった実を収穫していく。

 みかんは手頃だからついつい手が伸びちゃうからね、いっぱい収穫しないと。1つ食べてみる。爽やかな香りにみずみずしい甘さ。美味し〜い!

 収穫、収穫。たくさんカゴに入れて、また収穫する。


 てっぺんまで収穫したら、木の根本に魔力を注ぎ成長を早める。また実がたわわになったら収穫する。これは旅で重宝するぞ。


 2回目も丸坊主にするまで収穫して全てアイテムボックスの中に入れる。

 キッチンに差し入れに行ってから、屋敷に帰りお母様方と子供達とみかんを食べる。

 初めはみかんについているアルベドに戸惑っていたけれど、一緒に食べると身体に良いと言えば、気にせず食べることにしたらしい。

 手軽さと美味しさに虜になったようだ。収穫したみかんをアイテムボックスから出して、お母様方のマジックバッグに入れてもらう。お母様方も満足そうだ。

 子供達はまだ食べたそうにしていたけれど、夕食を食べられなくなるからダーメ。おあずけ。お母様方に渡してあるからまた食べれるでしょ。


 買ってきたカバンをアイテムボックスから取り出して、全部をマジックバッグ特大にしていく。

 終わったら、1つのバッグに他のバッグを入れて1つにする。


 夕食の時間になったら、食堂に行き、帰って来たお兄様にマジックバッグを渡す。ノアが後回しにされてショックを受けていたけれど、ノアの視察の為なんだからね。

 渡し終わったら、ノアにハグして、ちゅうもする。機嫌が治ったみたい。一緒に椅子に座る。


 出て来た食事に舌鼓をうち、給餌し合う。

 食後にみかんをむいて、1つずつノアに食べさせる。お兄様とお父様はお母様方が渡していた。

 「今度の視察に持って行こうと思うの」と言えば、「これは良いと思う」と返してくれた。

 美味しいよね。みかん。




 ノアの休みの日に、午後から服の仕立て屋さんが来た。ノアはまた、デザイナーさんと相談で、私は別室で採寸だ。


 連れられるまま部屋に入り、服を脱ぐように言われる。今お腹スゴいんですけど。

 もたもたしなーい!と言うふうに左右からスカートを持ち上げられて、慌ててマタニティウェアを脱ぐ。ちょっと恥ずかしい。


 前回の方と同じみたいで、以前と違う下着と妊婦帯に興味津々みたいだったけど、ぐっと堪えて採寸してくれた。口がぐっとなってたよ。ぐっと。

 私も妊婦帯の説明はどうしたらいいかわからなかったから、我慢してくれてて、ありがたかったんだけどね。


 終わったら、速やかに撤収していった。素早い。


 ノアと合流して、初めてノアと一緒にお風呂に入った。

 足元が見えないから、ノアが甲斐甲斐しくお世話してくれて、ちょっと恥ずかしくも、申し訳なくもあった。

 クリーンをして綺麗になっても、毎朝寝癖は直してくれるんだけど、一度ついた癖なんかは、なかなかなくならないから、定期的にお風呂は入ってたんだけど、どこかから、多分領主館なんだろうけど、妊婦さんの足元が危ないって話しを仕入れてきて、一緒に入ろうって事になった。

 ありがたいんだけど、やっぱりお風呂は、恥ずかしい。ノアも裸だから余計そう思うのかも。


 髪も身体も洗い終わって、ノアに助けられながらお風呂に入る。4人くらい余裕で入れそうな、ノアの部屋にあるお風呂。魔道具でお湯は溜めた。

 ノアに後ろから抱っこされて、湯船に浸かる。ふぅ、気持ちい。日本の心を思い出すねぇ。

 ノアがたまにイタズラしてくるから、めっ!と手で叩く。子供がいるから出臍みたいになってますよー。


 程よく温まったら、ノアに手伝ってもらい湯船から上がる。タオルで拭こうとしたみたいだけど、私がドライで乾かしたら残念そうな顔をしてた。残念に思うところあった?

 服を着るのも手伝ってくれて、脱衣所に椅子を置いた方がいいと思った。今度置こう。


 石鹸、特有の良い香りに包まれてご機嫌になっちゃう。ノアもご機嫌。


 お茶を入れてソファに座り、2人で飲む。お風呂上がりは水分補給しなきゃね。

 おかわりはボウの乳を飲む。風呂上がりは牛乳だよね。牛じゃ無いけど。ノアにも注いであげる。


 何も話さなくても、2人でまったりできるのが贅沢な時間。好き。『私も好きだよ』

 びっくりした。今念話しちゃってたみたい。ノアに照れ笑いするとちゅうしてくれた。お揃いの首飾り、お風呂の時も外さない。


 夕食の時間になったから、ノアと手を繋いで食堂に行く。


 家族全員が揃ったら、神に感謝して、いただきます。

 いつものように給餌し合う。安らげる。優しい旦那様に美味しい食事に家族。


 部屋に帰って寝室へ。今日はいっぱいスキンシップしたからね。着替えてベッドに横になる。

 手を繋いで、おやすみノア。




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