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【旧作】私は異世界で自由に生きる〜子供達に癒される〜  作者: 春爛漫


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やんちゃなティモシー君と怪獣

 今日は北町に来ている。

 真面目な治癒師になって役場に来て紹介状を渡す。すぐに役人さんが案内してくれたから、噂は届いていたようだ。

 町長さんと顔合わせ。挨拶して本題。2日で町全体に話しを広めるから、待っていてとの事。了承の返事をして役場を去る。


 この町の孤児院に行く。最近、保護された子供達だから人間不信になっている。今回の院長は良い人そうだ。子供達が懐いている。

 子供達に服を支給する。古着を着ているみたいだからね。靴は新品を買ってもらったようだから、支給は無し。院長に手伝ってもらう。

 ついでに子供達にサーチを掛ける。みんな栄養失調だ。

 服を選び終わったら、院長にクリムを大量に渡す。栄養満点だから、子供達に食べさせるように。寄付金を渡すと院長はお礼を言ってくれた。

 ここの子供達にはあまり深入りしないで、そっとしておこう。


 お別れの挨拶をして、人通りの無い場所から、瞬間移動でカリオンの孤児院に行く。変身魔法を解いて、小さい子供達のいる場所へ向かう。

 まずは赤ちゃんだ。寝返りしてた。ずりばいも、もうすぐ出来るかもしれない。重くなった赤ちゃんを抱きしめる。足が凄い弾んでる。元気いっぱいだ。これは成長が早いかもしれない。ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせて、勉強部屋に行く。


 幼児さん達は勉強部屋の後ろの場所で遊んでた。仲間に入る。元気な子供が多い。若さにやられそうだ。

 そうだよね、見守って甘えさせてくれる大人がいて、食事もお腹いっぱい食べれたら、わんぱくにもなる。健康な証拠だ。痩せてる子は少ししかいなくなった。良い事だ。

 午前いっぱい遊んだら、カーマインの屋敷に帰った。


 昼食を家族みんなで取る。満腹だ。幸せ。ノアをハグして、仕事に送り出す。


 今日は久しぶりに子供達と空を飛んでみようか。お母様方と子供達を誘うと、着替えてくると言って食堂から出て行った。私も旅人ルックになって、子供部屋で待ってるかな?服に身体が入るかしら?


 何とか入った。ゆったりしてる服だったから良かった。みんなは飛行魔法が付与された指輪をつけている。

 中庭に行って、ティモシー君とウィル君が飛び出す。私とお母様達も子供を追いかける。逃げる2人を空中で受け止めて、また飛んでいく。

 子供達2人は何処まで高く飛べるか競争しているようだ。上手く飛べるようになったと言っても、7歳と3歳。屋敷の屋根がせいぜいだ。

 2人が屋根に足をついた。まさか屋根に上がるとは思っていなかった。飛行魔法の指輪があるから、落ちても大丈夫だけど、見た目がアウトだ。足場が怪しくて見ているこっちがどきどきハラハラする。


 お母様方も同じ気持ちだったようで、子供達を捕まえようとする。それが楽しいのか屋根の反対側に行ってしまった。

 下から見ている大人は叫びたくなるだろう。子供が2人屋根の上に居たら。一緒に追いかける。

 ティモシー君とウィル君が屋根の上から飛んだ。飛行魔法で飛べると分かっていても、心臓に悪い。

 お母様方2人が子供達を確保して中庭に帰って来た。飛んでいい範囲を子供達に教えている。ティモシー君はやっちゃったって顔をして、ウィル君はお兄ちゃんに着いて行っただけだから、ぽかーんとしている。


 お説教が終わったら、また遊びの時間だ。子供達が主役だから、好きに飛ばせる。中庭ならいいと学んだ2人は際どい飛び方で建物のギリギリを飛んでいく。

 ちょっと危ない事がしたいお年頃なんだろなぁ、ティモシー君。ウィル君はお兄ちゃんを追いかける。

 お母様方は今度は窓に突っ込まないか心配している。なるべく2人を刺激しないように飛んでいる。

 私はさりげなく子供達に結界を掛ける。何事も経験だ。危ない目に合えば学習する。

 ティモシー君が柱にぶつかりそうになるが、すんでで避ける。後ろを飛んでいるウィル君は小さいからすり抜ける。お母様方のはらはらが伝わって来そうだ。

 お母様方に近寄って、結界を2人に掛けているから大丈夫と伝える。お母様方はホッとしたようだ。


 子供達にお仕置きする為に速度を出して追いかける。逃げようとしているが、魔法を使う時間が違う。私の方が上だ。

 ティモシー君を横から捕まえて、中庭の中央に放り投げる。後から来たウィル君も同様だ。体勢を崩して何とか真っ直ぐ飛ぼうとしている。慌てている2人が可愛い。

 お母様達もお仕置きだと見ている。


 2人が中央で体勢を立て直したら、お母様方と私が3方行を囲んでいる。

 ティモシー君はやばいと思ったのだろう、隙をついて逃げだそうとするが、想像力は大人3人の方が上だ。

 ティモシー君を捕まえてくすぐりの刑に処する。ウィル君はライラさんに捕まっている。お母さんに甘えられて楽しそうだ。ウィル君はお仕置きになってないな。まぁ、いいか。


 子供達が疲れた所で遊びは終わりだ。子供部屋に帰る。

 寝ている姿は、イタズラ小僧に見えない。天使に見える。このギャップよ。

 お母様方も疲れたようだ。メイドさんにお茶を入れてもらって、ソファに深く沈んでいる。私もお仲間に入る。


 ティモシー君は学校に行かないのか確認すると、10歳から3年間王都で貴族の為の学校にいくのだそうだ。それまで自宅学習。

 読み書き・計算・一般常識に魔法が分かればいいそうだ。午前中は主にその勉強をしてるんだって。魔法は適正が無ければ勉強出来ないので、強制では無いようだ。


 1人で行かせる予定だったが、瞬間移動扉が付いたので、寂しい思いをさせずにすんで、いつでも会いに行ける事が嬉しいようだ。

 心配材料が減って良かった。獣人はまた特殊だからね。人族とは常識がちょっと違う。他の子供達がわきまえてくれるといいけど。この顔じゃトラブルがありそう。


 子供達が起き出して、少し時間がたったら夕食。みんなで食堂に行く。どうもビッグボアの肉みたいだ。沢山渡したからね。


 男性陣が来て、みんなでお帰りする。私はノアとハグだ。最近はあまりみんなの前でキスしない。ノアが落ち着いた証拠だ。

 神に祈って、みんなで食べる。甘じょっぱい味が生姜焼きみたいで、美味しい。最高だね。ノアと給餌し合う。美味しさを分け合っているみたいで、嬉しくなる。

 今だけはパンじゃなくて、ご飯が欲しい。これじゃ無い感がある。きっとダンテなら、どんぶりにしてくれる。私、贅沢に慣れてきたな。


 美味しい食事が終わって、リビングで子供達のやんちゃさを話したらティモシー君がバツの悪い顔をしていた。笑いそうになる。お兄様に「あんまりお母さんを心配させるなよ」と言われて、しぶしぶ「はぁい」と言っていた。かわいい。


 それから各々解散して、部屋に帰る。ノアと手を繋いで、子供って難しいと考える。お腹の子に正しい教育ができるか心配になってきた。部屋でノアに癒してもらおう。





 翌日は予定のない日だったから、最後の北の村に行商に来た。村人に村長の家を聞いて、村長の家に行き許可を取る。広い場所を借りて商品を広げる。


 奥様方が、肉を狙ってやってきた。やっぱり魔物肉にしては安いから大量買いしてくれる。

 村長が来てベッドを大きいサイズを2つ買いたいと言ってきたので、お金はベッドを配達する時に貰うことにした。

 治癒魔法希望の人がやってきた。この辺りは隣の領との境だから魔物が多いらしく、戦える村人は傷だらけの人が多かった。後からこの辺りの見回りしないと。

 お客さんが来なくなったら、商品を片付けて村長の家に行く。今まで使っていたベッドは孫に使わせたいようで、移動するのを手伝った。新しいベッドはクイーンサイズを出して、満足してもらったらお金を貰う。


 村を出て、飛行魔法で空を飛び、探知で魔物を探す。この辺りは野生動物も多いみたいだ。よく見る。大きい反応に向かって行く。まさに怪獣って感じの魔物がいた。鑑定してみる。


 ーダマヌダスー

 ドラゴン。空を飛べないが脚の脚力で大ジャンプをすることがある。尻尾に注意。肉はとても美味しい。



 ドラゴン居たよ。空飛べなくて良かった。

 身体強化を最大で自分に掛けてバインドでダマヌダスの脚を動かないようにしてから、顔を水で包んだ。

 凄い引きがある。堪えてても、足が引きずられる。

 早くお亡くなりになって!ダマヌダスが木を薙ぎ倒して倒れた。もう少し、完全に死ぬまで待つ。鑑定で死亡になった。

 アイテムボックスに入れて、薙ぎ倒された木をアイテムボックスに入れていく。

 広場みたいになったけど、その内雑草でも生えてくるでしょ。


 他の魔物を鑑定する。この気配ビッグウルフだ。放っておけない。群れでいるビッグウルフを一網打尽にした。はぐれも倒す。他には獰猛で村人の手に負えない魔物はいないから大丈夫でしょう。


 カーマインの屋敷に帰ってから、食堂に行く。みんなを待っている間にアイテムボックスの中で魔物を解体していく。

 ドラゴンの肉、昼食が終わったら厨房に持って行かないと。とても美味しいらしいから。


 子供達が来て少し戯れてから、お母様方が来た。

 席に座って待っていると、男性陣が来た。立ち上がってノアを迎える。ちょっと獣臭かったようだ。クリーンを掛けるの忘れてた。自身にクリーンを掛ける。ノアが安心した所で席に座る。

 今日の昼食はガッツリ肉のサンドイッチだ。デザートにフルーツサンドがある。みんなでいただく。

 美味しい、何の肉かなバルガスかしら。味わって食べる。最後のフルーツサンドが口に優しい。ペロリと食べてしまった。生クリーム美味しかった。


 男性陣を送り出してから、厨房に行く。

 料理長に貴族が食べれる肉を聞く。

 ビッグラビットは鳥肉みたいで美味しいらしい。ドンナは煮込み料理にしないと食べられないけど、美味しいようだ。ジビーアとジンマは普通に焼いて食べても美味しくて、珍しいそうだ。

 ドラゴン肉を渡して、今夜の夕食に出してもらう事にした。


 料理長が屋敷で食べるだけ引き取ってくれた。でも全体量が多いんだよね。



 結局、自宅と王宮と王都の屋敷に、差し入れに行った。


 最近、肉の配達員になって来た気がする。




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