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【旧作】私は異世界で自由に生きる〜子供達に癒される〜  作者: 春爛漫


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孤児院で生活 4

 全員治せたから無料!いい事して私も嬉しい!すばらしい!


「契約の通り奴隷4人は譲渡します。今日一緒に帰られますか?」


「契約も帰るのもするんですが、初老のおばあちゃん居ましたでしょう?あの方だけ私がつれて帰りたいんです。他の3人に見られず」


「分かりました、その様に取り計らいます」


 と出て行った。

 私はアイテムボックスに手を突っ込み、その中で特級ポーションを3本作った。金貨の入った巾着と特級ポーション3本をカルロスさんに渡す。


「カルロスさん、私奴隷の初老のおばあちゃんと一緒にしないといけない事が出来ました。なので、他の3人にポーションを飲ませた後、全員買ったものを入れる大きなカバンと、新しい下着と新しい服3着ずつ靴も一足買って下さい。その他日用雑貨はカルロスさんにお任せします。それから孤児院に帰って下さい」


「えぇ〜!そんな困ります。お金持ってるだけで怖いです!」


「カルロスさんアイテムボックスも付与しましょうか?」


「え、それは嬉しいですけど」


「付与しますよ。カルロスさんにアイテムボックス特大付与!」


「ぐゔうぅぅ〜〜……」


 とても苦しそうだ。冷や汗も出てるし、顔色も悪い。前に飛行魔法も付与したし、本当はスキルを複数、人体に付与するものじゃないのかもしれない!カルロスさんにヒール!ヒール!ヒール!


「ぜぃぜぃはっはっはっ……」


 ちょっと楽になったみたい。油汗?冷や汗?が凄い、クリーンをかける。あと飲み物スポドリを出して飲んで貰う。


「すみません、こんなに苦しむと思わなくて……」


「大丈夫ですよ。欲しくて嬉しがっちゃったのも私自身ですから」


「多分ですけど人には生涯1度しか付与してはいけないのかもしれません、明らかに1回目より苦しがっていました。そのかわりアイテムボックスに家位の大きさのものがはいりますからね!空間も時間停止つきです」


「あぁ、嬉しいですね。カヨさんが使う時いつも羨ましかったんですよ」


 カルロスさんは嬉しそうに笑った。





 ノックの音がして、扉が開いた。ハリーさんだ

「準備が出来ましたついてきてください」


 別の部屋に着く、そこで初老のおばあちゃんが待っていた。


「今から契約の儀式を行います。奴隷の身体に奴隷紋を刻みます何処がいいですか?」


「他の皆さんは何処につけるのですか?」


「人によって違いますね。わざと見せたり、逆に一目じゃ分からない所につけたり」


「おばあちゃんのお名前は?」


「フランさんです。」


「フランさん何処に付けたいですか」


 答えはどこでもいいだった。ハリーさんに見えなくて人気な所を聞くと背中です。と答えてくれた。


「みんな背中に奴隷紋をお願いします」


 ハリーさんがハンコみたいのと青い液体の準備をする。フランさんの背中にピタリと貼り付けてカヨへ魔力を流す様に言う。印に手を近づけて治癒魔法を掛けるときのように魔力を流す。チカリと光った。これでいいみたいだ。


 フランさんには商談室で待って貰う。

 他の3人を連れてきた。さっきと同じ流れで契約して行く。終わったらカルロスさんについて行って買い物をする様に言う。

 3人にクリーンをかけて。廊下に出る。

 ハリーさんが案内してくれて、商談室につく。

 フランさんの私物を預かってクリーンを掛けて、外に連れ出す。ハリーさんに挨拶する。


「今日はありがとうございました」


 ハリーさんに書類を渡される。


「いえいえ、こちらこそ、ありがとうございました。またのご利用が有りましたらお待ちしております」


 深々とお辞儀をしてくれた。



 書類もフランさんの私物もアイテムボックスに入れて、フランさんと一緒に街を歩く。目当ての店があるか探す。喫茶店を見つけた。個室があるか聞くと有るらしい。フランさんと入りドリンクの注文をする。


「フランさん何飲みますか?」


「紅茶で」


 しばらく無言の時間が過ぎる。

 店員がドリンクを届けにきた。しばらく誰も来ないように言いつける。店員が出て行き、ようやく息をつけたフルーツジュースを飲む。フルーツジュースは銀貨5枚もした。5千円のジュースってどうよ?でもフルーツジュース好きだから頼んじゃった。


「フランさん、私の名前はカヨと言います。今から私が渡すものを食べて下さい」


「カヨさん」と繰り返し「はい」と返事をする。


 私はアイテムボックスから神の庭で貰った花を出す。外側から丁寧に10枚はがす。フランさんに10枚渡して食べてもらう。ほんのり甘いらしくて「何かしら美味しい」と食べてくれた。一枚二枚と食べていくうちに、フランさんの容姿が劇的変化する。私は手に持っている花からまた10枚剥がした。フランさんに渡す。フランさんは食べる。神の花の効果は、花びら1枚で1歳若返る。だ。


「フランさん何歳ですか?」


「61歳だよ」


 と言う。フランさんは何かおかしかったのに、何故か分からない不思議な顔をしていた。

 私は、あと10枚花びらをちぎり、フランさんに渡す。残りはアイテムボックスに閉まった。

 私の目の前でフランさんはどんどん若返っていった。31歳まで。机の下でか大きめの折り畳みの鏡を創造する。ぱかりと開けて鏡のふたを土台にして机の上に乗せる。フランさんに見てくださいと。

 初めは何か分からなかったようだが気が付いたら自分の顔を触り呆然としている。若い時の自分が鏡にいるのだ、意味が分からないだろう。


「フランさん。私は貴方に若返りの花を食べてもらいました。責めるなら私だけにして下さい。あなたには孤児院で子供の面倒を見て貰います。老いた貴方には大変な仕事です。なので31歳まで若返って貰いました。貴方は今31歳です」


「私が31歳……」


「そうです、31歳です」

 

 頭皮も若返った様でフランさんの淡い金髪が伸びていた。私は創造魔法で櫛と髪留めを作り、フランさんの後ろに立って髪を解かす。軽くまとめて髪留めで止めた。

 フランさんは自分な中で折り合いを付けた様だ。


「人生不思議な事があるねぇ」


 と軽く笑ってくれた。


 私はフランさんに制約魔法をかけた。「カヨのした不思議な事と能力を秘密にする」だ。

 この後の事を話す。新しい下着と服、鞄と靴と雑貨を買う。

 フランさんの姿を見られない様に、ドリンクを飲み終わったら、フランさんはすぐに外に出て待っていてくださいと伝えた。

 お会計をして店を出る。フランさんと合流して、服屋を探す。


 若いフランさんは別人みたいだった。その姿が自分に重なる。フランさんが服屋を見つけた。下着も一緒に売っていたのでフランさんに好きなものを選んでもらい買う。店員さんに靴が何処で買えるか聞き、マップにチェックを入れる。


 靴屋に着いて靴下と靴を買ったら次は雑貨屋だ。先ほど作った櫛と鏡はプレゼントだ。


 雑貨屋に着いたフランさんはカバンを選ぶと他の物に時間をかける。その間私は、帰り道をマップで検索だ。どうも道をぐねぐね歩いた様だから、方向音痴の私には大事なスキルだ。


 フランさんが出てきた。もういい様だ。2人で孤児院まで歩く。その間、孤児院の事を話す。子供たちの暮らしの改善、食事のこと、経営のこと。とりとめなく話したら孤児院が見えてきた、ああ帰って来たなぁと思う。


 「帰りましたー」と声を出したら。モニカさんが出てきた。カルロスさんの事を聞いたら、まだ帰ってないとのことだ。院長は?と聞くとお勉強の時間だそうだ。

 モニカさんにフランさんを紹介して、食堂へ行く。


 フランさんとモニカさんに待っていてもらい、食糧庫へいく。お昼まで時間が無い。サツマイモを買えるだけ買って食糧庫に置いた。

 フランさんモニカさんに手伝ってもらい、ふかし芋を作る。簡単だ。ひたすらサツマイモを洗い、茹でるだけ、とにかく人数分以上つくる。ひもじい子が出ない様に。




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