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43『進化』

 パーティの面々がいがみ合い、仲間割れする事はよくある事だ。

 それでもこれは、酷すぎる。


「主人様、今回も危機察知が働きましたか?」


「ううん、その前にあの重戦士の人の目つきがね。これがもし、手助けを申し出た冒険者が普通の人だったら、その人を殺してすべてを取り上げたかもしれないわね。

 あの重戦士なら今までもやってきているかも?」


「リーダーはまともそうでしたが?」


「それはこちらが上位者だと認識していたからよ。自分たちより弱者ならわからないわ」


 アンナリーナは嫌というほど理解していた。

 ヒトは自分よりも弱者に対して、どこまでも残忍になれることを。

 そして、それに対して欠片も罪悪感を持たないことを。


「もうこれ以上の手助けはしない。

 治癒師の彼には興味があるし、盗賊っていう職種も気になるけど、この後はなるべく関わり合いになりたくないね」


「わかりました。では所在位置をマップに記載。紫色で選別します」


 アンナリーナはソファの背にもたれかかり、伸びをした。

 ……心が荒んでくる。


「会いたいな、フランク」





「【ギフト】耐熱

【魔力値倍増】【体力値倍増】

 そして、ステータスオープン」


 アンナリーナ 14才

 職業 薬師、錬金術師、賢者の弟子

 

 体力値 209715200

 魔力値 557496136643095/557496136644096

(ステータス鑑定に1使用、耐熱に1000使用)


 ギフト(スキル) ギフト(贈り物)

[一日に一度、望むスキルとそれによって起きる事象を供与する]

 調薬

 鑑定

 魔力倍増・継続 (12日間継続)

 錬金術(調合、乾燥、粉砕、分離、抽出、時間促進)

 身体強化

 探索(探求、探究)

 水魔法(ウォーター、水球、ウォーターカッター)

 生活魔法(ライト、洗浄クリーン、修理リペア、ファイア、料理、血抜き、発酵)

 隠形(透明化、気配掩蔽、気配察知、危機察知、索敵)

 飛行(空中浮遊、空中停止)

 加温(沸騰)

 治癒(体力回復、魔力回復、解毒、麻痺解除、状態異常回復、石化解除)

 風魔法(ウインド、エアカッター、エアスラッシュ、ウインドアロー、トルネード、サファケイト)

 冷凍(凍結乾燥粉砕フリーズドライ)

 時間魔法(時間短縮、時間停止、成長促進、熟成)

 体力値倍増・継続(12日間継続)

 撹拌

 圧縮

 結界

 異空間収納(インベントリ、時間経過無し、収納無限、インデックス)

 凝血

 遠見

 夜目

 解析スキャン

 魔法陣

 マップ

 裁縫

 編み物

 刺繍

 ボビンレース

 検索

 隠蔽(偽造)

 従魔術ティム

 体力値供与

 細工

 再構築

 無詠唱

 悪意察知

 魔力値供与

 空間魔法(転移)

 異世界買物

 位置特定

 異空間魔法(空間接続、空間増設)

 宣誓魔法

 火魔法(火球、エクスプロージョン、ファイアアロー、ファイアストーム、ボルケーノ、インフェルノ]

 氷魔法(氷球、アイスアロー、アイススピア、フリーズストーム、アブソリュートゼロ、ダイヤモンドダスト)

 スキル供与

 ガラス工芸

 付与魔法(異空間付与、各種強化付与、各種弱体化付与、その他別途記載)

 革細工

 彫金

 雷魔法(雷球、ライトニングアロー、サンダーボルト、ライトニングバースト、ディバインスレイブ、ディスタージ、マイクロウェーブ)

 回避

 召喚魔法

 封印

 死霊魔法

 光魔法(別途記載)

 土魔法(別途記載)

 水魔法(上級、フラッド、ディープフラッド、デリュージュ、アクアブレード、タイダルウェーブ、アクアビーム、ダークストリーム)

 闇魔法(別途記載)

 緑魔法(別途記載)

 溶解魔法(別途記載)

 精密操作

 精神強化

 魔法効果拡大

 魔法範囲拡大

 威嚇

 毒魔法

 麻痺魔法

 水泳

 追跡

 馬術

 格闘術

 剣術

 槍

 投槍

 蹴り

 関節技

 透視

 耐寒

 耐熱



「【体力値供与】【魔力値供与】【スキル供与】危機察知

 そして【鑑定】」


 セト(ブラックリザード変異種、雄)

 体力値 13589258

 魔力値 1562590

 取得スキル

 火魔法(火球、エクスプロージョン、ファイアアロー、ファイアストーム、ボルケーノ、インフェルノ)

 水魔法(水球、ウォーターカッター、フラッド、ディープフラッド、デリュージュ、アクアブレード、タイダルウェーブ、アクアビーム、ダークストリーム)

 風魔法(ウインド、エアカッター、エアスラッシュ、ウインドアロー、トルネード、サファケイト)

 氷魔法(氷球、アイスアロー、アイススピア、フリーズストーム、アブソリュートゼロ、ダイヤモンドダスト)

 雷魔法(雷球、ライトニングアロー、サンダーボルト、ライトニングバースト、ディバインスレイブ、ディスタージ、マイクロウェーブ)

 身体強化

 追跡

 結界

 魔法効果拡大

 魔法範囲拡大

 威嚇

 毒魔法

 麻痺魔法

 圧縮

 危機察知



「【体力値供与】【魔力値供与】【スキル供与】悪意察知

 そして【鑑定】」


 アマル(ジェリーフィッシュ、無性)

 体力値 7965

 魔力値 6528

 取得スキル

 お手伝い

 洗浄クリーン

 毒魔法

 麻痺魔法

 防御

 加温(沸騰)

 水魔法(ウォーター、水球、ウォーターカッター)

 生活魔法(ライト、洗浄クリーン、修理リペア、ファイア、料理、血抜き、発酵)

 精密操作

 溶解魔法(別途記載)

 隠形(透明化、気配掩蔽、気配察知、危機察知、索敵)

 悪意察知



「【体力値供与】【魔力値供与】

【スキル供与】身体強化

 そして【鑑定】」


 イジ(ゴブリン 雄、隻眼)

 体力値 3815

 魔力値 700

 取得スキル

 夜目

 遠見

 防御

 格闘術

 剣術

 槍

 投槍

 蹴り

 関節技

 生活魔法(ライト、洗浄クリーン、修理リペア、ファイア、料理、血抜き、発酵)

 身体強化




 日課のステータス確認、スキル供与を終えて、寝る用意のために寝室に向かおうとして、傍のセトの異常に気づいた。

 いつも飄々としているセトが、全身を震わせうずくまっている。


「セトっ! どうしたの?」


 慌てて駆け寄り、触れてみると熱い。


「どうしたんだろう、どうしよう」


 オロオロとするアンナリーナをよそに、ナビがアマルとイジを呼ぶ。


「何とか、セトをツリーハウスの方に運べますか?」


「待って、私が転移させるわ。

 あなたたちは向こうでセトを保護して。いい?」


 イジとアマルが急いでツリーハウスな方に戻る。


「【転移】ツリーハウス」


 そしてアンナリーナもあちらに向かい走った。

 そしてツリーハウスに足を踏み入れた瞬間、世にも恐ろしい咆哮に身を震わせる。


「ギャオオオォォォーーォ」


 慌ててドアを開け外を見てみると、結界の外、滝壺から流れ出る小川を跨いで、漆黒のドラゴンが咆哮し続けている。


「……セト?」


「主人、俺はどうしたんだ……」


 長くなった首を振り、足掻くように前足を振る。

 後脚で立っているため、視線が高くなったセトがパニックを起こしているようだ。


「セト、セト、よく聞いて。

 あなたは今、進化したのよ……ドラゴンにね」


「ドラゴン? 俺が?」


「そうよ、セト、ステータスオープン」



 セト(ブラックドラゴン変異種、雄)

 体力値 13589258

 魔力値 1562590

 取得スキル

 変化(リザードに変化、体長の大小変化)

 火魔法(火球、エクスプロージョン、ファイアアロー、ファイアストーム、ボルケーノ、インフェルノ)

 水魔法(水球、ウォーターカッター、フラッド、ディープフラッド、デリュージュ、アクアブレード、タイダルウェーブ、アクアビーム、ダークストリーム)

 風魔法(ウインド、エアカッター、エアスラッシュ、ウインドアロー、トルネード、サファケイト)

 氷魔法(氷球、アイスアロー、アイススピア、フリーズストーム、アブソリュートゼロ、ダイヤモンドダスト)

 雷魔法(雷球、ライトニングアロー、サンダーボルト、ライトニングバースト、ディバインスレイブ、ディスタージ、マイクロウェーブ)

 身体強化

 追跡

 結界

 魔法効果拡大

 魔法範囲拡大

 威嚇

 毒魔法

 麻痺魔法

 圧縮

 危機察知



「ほら、ステータスがブラックドラゴンになってる」


 アマルが持ってきた鏡で断片的だが自分の姿を見て、ようやく納得したセトがその場に腰を下ろす。

 進化したばかりだからなのか体長は5mあまり。


「ステータスではリザードに変化したり、小さくなったり出来るみたいね。

 その姿じゃ騒ぎになるから……」


 いかにも、あっさりと。

 セトは今までと同じリザードの姿に戻り、ペロリと舌をひるがえした。


「進化おめでとう、セト。良かったね」


 セトもアンナリーナも感慨深かった。

 最初は手のひらに乗るほどの小さなトカゲだった。

 それが、爬虫類最強のドラゴンに進化したのだ。


「セト、これからもずっとお友だちでいてね」


「俺は主人に永遠の忠誠を誓う。

 俺のすべてはあなたのものだ」


「ありがとう、セト」




 その頃、誰もいないテントの方では、例の重戦士が結界めがけてメイスを振り下ろしていた。


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