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悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!  作者: 明。
ロザリンド7歳・贈り人と真実編

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音と胸

 イチャイチャしてますので苦手な方はスルーしてください。

 闇様に送ってもらい、ロザリアに状況報告してから眠った。ロザリアとはまだつながっている部分があるらしく、大体はロザリアも理解していた。




 目が覚めると、ディルクが隣で寝ていた。 じーっとディルクの寝顔を観察する。ほっぺをふにふにしたいが…流石に起きてしまうだろう。


「ふみゅう…ろざりんど…」


 寝ぼけて私の胸もとにスリスリするディルク。萌えが爆発しそうです。そっと頭を撫でながら、耳をフニフニする。


「ん…耳くすぐったい…」


 嬉しそうなディルクを見ていて…不意に彼方さんの言葉を思い出した。リンの世界にある、もう二度会えない大切な人達を思い出す。


「ロザリンド…泣いてるの?」


「え?泣いてない…」


 目を覚ましたディルクがペロリと私の頬を舐めた。私は自分でも気がつかないうちに泣いていたらしい。


「どうしたの?話して」


「…ぐちゃぐちゃしてて上手く話せないかも」


「ぐちゃぐちゃでもいいよ。聞くから、話して」


「うん…」


 ディルクに胸にすり寄り、先程まで考えていたことを伝えた。


「そっか…」


 ディルクは私を優しく撫でる。分かりにくいであろう私の話を聞いてくれていた。


「リンは急にこっちに来て、沢山やることがあったから、彼方さんがきっかけになって寂しくなっちゃったのかな」


「…そうかも」


 ディルクに言われて自覚した。そうか、寂しかったのか。


「今も寂しい?」


 私を撫でる…私を癒してくれる最愛のつがい。


「…ん…ディルクがいるから寂しくない」


 甘えてディルクにスリスリする。私、こんな甘えるタイプだったかしら。後で思い出して恥ずか死ぬかもしれない。


「ロザリンド…」


「…ディルク、なんか嬉しそうだね?」


「そりゃ、めったに甘えない最愛のつがいが素直に俺の前で寂しいって泣いて甘えてくれれば嬉しいよ。普段だと上手く隠しちゃう部分を見せてくれたのも嬉しい。しかも、俺がいるから寂しくないとか…!なんなの?可愛すぎる!」


「へ?」


「ふふ…可愛い…」


「ひあ!?」


 首筋を舐められて慌てる私。くすぐったい!いやあああ!耳はだめぇぇ!はむはむしないで!


「ロザリンド、可愛い…」


 耳もとで囁くなぁぁ!


「耳はらめ…うう…ディルクのばか!イケメン!」


「いけめん?」


「カッコいい…イケてる男性…という意味です!ああああんまりドキドキさせないで!ディルクは普段からカッコいいけど、今はエロ!エロイケメンです!カッコよすぎて私が大変です!」


「…ドキドキしてるの?」


「ぎゃあ!?」


 胸もとに耳をあてるディルク。ぎゃあああああ!?聞くな!ドキドキしてるったら!確認しないでぇぇ!?抵抗するが、ディルクに腕力でかなうはずもない。


「ふふ…本当にドキドキしてる…」


 色気ぇぇ!?妖艶…という言葉が大変お似合いですよ、マイダーリン!もう満足したよね!?私のささやかな胸を解放してくれ!やめろ!さらに聞くんじゃない!あと、微妙に敏感なとこに当たってるから!し、仕方ない!


「…ディルクのえっち…」


「………………へ?」


「私のおっぱいにスリスリするなんて…えっち…」


「!!」


 ディルクが凄い速さで私から離れて、ベッドから落ちた。


「大丈夫?」


「いたた…!?ち、違うから!心臓の音を聞きたかっただけ!ロザリンドの胸にスリスリなんて…」


「してましたよ?」


「………ご、ごめん」


 よかった、とりあえずディルクは落ち着きました。私への羞恥プレイも終了ですね。レッツ仕返し!


「というわけで、ディルクにマッサージをお願いします。私の未来の巨乳のために!」


「しないから!そして、意味がわからないから!」


 真っ赤になって拒否するディルク。しかし、私は押した。


「ディルク…だめ?」


「そ、そんな可愛く言ってもダメだから!」


 チッ!ならば、さらに押すしかない!私はディルクにすり寄り、あざとく上目遣いでおねだりした。


「ディルクぅ…お願い」


「………………あざといのに可愛い…罠だとわかっていても抗える気がしない…可愛すぎる…勝てる気がしない」


「ディルクぅ…だめ?」


 こてん、と首をかしげる。結局ディルクは私のおねだりに負けました。





「最近、ちょっと膨らんできた気がします」


「そうだね…って、やめて!思い出させないで!」


「ディルクの好み的に私の胸はいかがですか?色とか「やめて!思い出させないで!俺はロザリンドだったらなんだって興奮する…じゃなくて!胸がどうこうとか気にしてないから!」」


「私ならなんだって興奮するんですか?」


「よりによってそこを拾わないでぇぇ!!」


 ドキドキ羞恥プレイの仕返しに、散々ディルクをいじり倒しました。





 私に散々いじられてぐったりなディルクにニヤニヤしつつ、今日の予定を話しました。


「ディルク、今日は遺跡に行こうかと思います」


「うん、いいよ。俺も行く」


「ディルク、明日デートしてください」


「うん、いいよ………?デート!?」


 そんなにびっくりすることだろうか。私だってディルクとデートしたい。


「ディルクのために可愛い格好をして、ディルクのためにお弁当作って、ディルクを独り占めしてイチャイチャしたいという意味です」


「いや、その解説はいらないから!」


「で、お返事は?」


「喜んで!楽しみにしてるよ」


 やりました!ディルクとデートですよ!ゲームのディルク様を口説くより、私のディルクと居たいなって思いました。明日が楽しみです。

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ユハズ先生も絵が綺麗なので必見ですよ!!悪なりコミカライズ、スタート!! 「悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!コミカライズのリンクはこちら!」 小説二巻、発売中です。書き下ろしもありますよー 「悪役令嬢になんかなりません。私は『普通』の公爵令嬢です!二巻のリンクはこちら!」
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