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信長の庶子  作者: 壬生一郎
九尾編
152/190

風の噂

「まあ食え。一日中重たいもの運んで腹減ってるだろ?」

小太郎様、と周囲の者たちから呼ばれている男が俺たちを連れて入ったのは、朝出会った場所からほど近い大きな平屋だった。そこでは裏で火が起こされていて、人々が適当に食い物を持ち寄り、屋内の至る所に設けられた囲炉裏で鍋を煮たり干物を炙ったりしていた。玄米を炊いた大釜の周りにいる飯炊の女たちは、飯を一杯よそって渡し、酒が入っているらしい竹筒を持った男には大盛りで3杯ほど渡し、何も食えるものを持っていない若い連中には銭と交換してやり、こっそりとおかずになるようなものもつけてやったりしている。実に楽しげな雰囲気である。


「おう、鯖の干物と交換してくれ」

「おや、今日は若い男の子連れてるんだね。可愛い顔してるじゃないか。虐めていないかい?」

「虐めて普請が早く終わるならそうするかもなあ」

「早く終わると私たちの仕事も無くなっちゃうよ。ゆっくりやって下さいな」

「違いねえな」


男は持っていた干物を半分と、銭を幾らか手渡し、代わりに炊きたての玄米を貰った。椀によそわれるのではなくて、小さめの桶に盛られたそれは、明らかに三人では食い切れない量であったがとりあえず俺が受け取った。自分が持つとばかりに前に出てきた四郎には、今度は汁物を入れた鍋が手渡され、二人の両手が塞がった。


「漬物と、余ってたらお肉も持って行ってあげるよ」

「肉なんかあるのか?」

「昨日潰れた馬がいたろう? 捌いて分けたらこっちにもちょっと回ってきたんだよ」

「それは嬉しい。いつも悪いな」

「いいんだよ。私たちの頭領小太郎様のためだからね」


男と同年代の飯炊き女がからかうように言うと、男は苦笑し、それから俺たちについてこいと言った。席が決まっているわけでもなく、適当に空いている場所に座った。囲炉裏を囲み、飯をよそい、とりあえず腹を満たそうと、漬物汁物をおかずに飯を二杯ほど食らった。男は軽く一杯飯を食ってからは早くも酒を飲み始め、残った鯖の干物を炙って(かじ)り、俺たちにもそれを回してくれた。塩気がきいていて、一日動き回った体には極上だった。


「酒の肴に、尾張の話聞かせてくれ。今日はそれが楽しみでな」

美味そうに酒をチビチビとやりながら、男が本当に心底楽しげに訊いてきた。四郎を見る。実は俺たちの正体がもうバレていて、話をした途端に周囲の連中が皆立ち上がり俺たちを捕らえる。なんてことにはならないだろうか? 男は裏表なくただ楽しんでいるように俺からは見えるが。四郎はこういう時常に俺の左側に座って、俺の左手が不自由なことをわかり辛くしてくれはするのだが、それでもめざとい人間に見つかることはある。俺の視線を受けた四郎はチラと勝手口の方を見てから、まあ大丈夫だろうとばかりに小さく頷いた。


「そんなに楽しい話ができるとは思わないけど」

「そんなことないさ。尾張って言えば強い方のオダが生まれ育った場所だろう? うつけ者って呼ばれてた。若い頃どんなだったんだ?」

「若い頃なんか知らないよ。俺より年上で、親子ほども歳の差があるんだから」

いや本当に、親子の歳の差なんだから。


それでも何となく、俺は昔大人たちから聞いた父の若い頃の話なんかをしてみた。桶狭間の時の話は母から聞いたもので、美濃攻めは斉天大聖から。近江の六角氏を攻め、京の都に至り、大坂北陸紀伊大和と、各地を転戦する様子、何度か負けて死にかけた時の話なんかは、戦に出かけた友人や、さっき話した爺様、つまりは雲八爺さんから聞いた話として語った。


「いいなあ。こっちの泥臭い戦と違って種子島が沢山出てくる」

「まあ、うちの爺様はずっと弓ばっかりだけどね」

「ジジイが新しいもの使えねえのは西も東も関係ねえんじゃなあ!?」

「違いねえ」


思い出しながら、というよりは話しても良い話を選びながら話をしてゆくうちに、いつの間にか俺たち三人だけだったはずの囲炉裏端には人が集まってきた。俺たちを連れてきてくれた男はまだ品というか、格みたいなものがあったけれど、後から集まってきた連中は単なるならずもの、って感じがして、却って落ち着いた。母の実家、塙家の連中はこんなだったから、結構慣れているのだ。


「こっちも一つ教えて欲しいんだけど」

結局、小一時間程度も話をしてしまっただろうか、もう日が暮れるか、あるいは山の向こうに日が落ちたばかりか、といった頃合いになって、ようやく話が途切れた。その途切れた頃合いを見計らって、俺は初めてこちらから質問をした。


「さっきからちょくちょく出てくる『フウマ』とか『コタロウサマ』っていうのは何のこと?」

風魔、そして小太郎、噂くらいは聞いたことがあるが、それでも、噂に聞くそれらの名と今日出てきた言葉とでは、随分使われ方に差がある。男が小太郎様と呼ばれたり、風魔党がどうこうと言われている時、何というか昔の恥を揶揄(からか)われているような風であり、それでいて、親しまれながらも尊敬されているからこそそう言われているような趣きも感じられた。


「オメエらが余計なことばっか言うから、訊かれちまったじゃねえかよ」

案の定、風魔小太郎と度々呼ばれている男は嫌そうに、照れ臭そうにしたが周囲は笑い、教えてやんなよと(はや)し立てている。そこに恐れや怯えはまるでない。


「この辺りじゃあ悪ガキのまとめ役は小太郎様って呼ばれるのが習わしなんだよ。100年くらいまえからな」

「へえ、じゃあ小太郎殿はこの辺りの悪ガキのまとめ役だったんだね?」

「坊ちゃん、こいつらは見た目が親父になっただけで今でも糞ガキばっかりだよ」

その時、近くを通った年嵩の女が、一言そう言い置いて俺たちの横をすり抜けていった。言われた小太郎殿も含め、その場の皆がそりゃそうだと笑う。


「100年くらい前からって、その頃に何かあったの?」

まだ彼らがどんな人間であるのかはわかっていなかったが、何となく、俺は彼らの雰囲気が好きだと思った。小太郎殿とその周りの男たちは、互いに顔を見合わせて、どこから話したものかなあ、というようなことを呟いている。


「元々は何だったかな、あー、尾州のボウズには聞きなれない名前だと思うが、俺たちの爺さんのそのまた親父くらいの昔に、伊勢新九郎って奴がこの辺りに攻めてきたことがあってな」

ずいぶん遡って話をするものだと、少し驚いた。伊勢新九郎盛時いせしんくろうもりとき、勿論その名は知っている。のちに関東を席巻する北条氏の祖として名高く、隠居し法号を早雲庵宗瑞(そううんあんそうずい)としたことから、今では北条早雲などと呼ばれることもある御仁だ。


「例の強えオダに滅ぼされちまった今川の家来だったその伊勢新九郎って男は、京都から下ってきた男だって話なんだが、その時に風間(かざま)なんたらって手下がいたらしくてよ」

正確には父上や織田家は今川義元公を討ち取りはしたものの滅ぼしてはいないし、伊勢新九郎という人物も京都の出ではなく備中だと聞いた気がする。だが今そんなことを言うのは無粋であるだろうと、俺はうんうんと頷きながら話の続きを促した。


「その風間って野郎はなかなか目端が利く男だったらしくてよ。まだまだこの辺りじゃ他所もの扱いで嫌われてた伊勢が戦で勝てるように色々と動き回ったって話だ」

「忍び働きをしたってことかい?」

今の俺たちと同じような感じか? などと思いつつ聞いてみると、小太郎様やその周りの男たちがどっと笑った。そんな立派なもんじゃねえやと口々に言い立てている。


「あっちの公方様がどこそこの娘に手を出したとか、そっちのお殿様が女房に怒られてるとか、そんなくだらねえ話を集めて馬鹿にする、ケチな仕事だ。忍び働きなんてもんじゃねえ」

そんなくだらない仕事が、存外馬鹿に出来ず大切なところで力を発揮するのだとも思ったが、やはり俺は場の空気を乱すことなく一緒になって笑った。俺たちの笑い声に引っ張られた訳ではないだろうが、家の入り口の方でもちょっとした喧騒が湧き起こっているようであった。


「でまあ、話が変わったのはもう30年も前になるか、俺がこの辺りの悪ガキども集めて粋がってた頃に、河越の城を巡って戦が起こった」

「おお、河越夜戦」

実に有名な戦が出てきて、思わず身を乗り出してしまった。北条氏が関東の覇者たるを決定付けたと言っても過言ではない、父にとっては桶狭間が如き戦だ。


「今の若い連中からすれば、関八州の戦ってのはいつも北条を真ん中に置いて起こってたように思えるかもしれないが、昔はそうじゃなかった。関東の公方様と京都(みやこ)の公方様が戦ったり、関東の公方家が分裂して争ったり、あるいは関東管領上杉家と(いさか)いになったり、また結んだり、ってな感じで、あくまで関東には関東の公方家や管領家があって、関東の武者どもはそのどっちに着くのが良いのか、どっちに着くのが利があるのか、ってのを考えて戦をしてた」


成る程と頷く。ある程度は調べた話であるが、やはりその地に育ち、現場を見てきた人間から話を聞くと臨場感というものがまるで違う。胸を高鳴らせながら話の続きを待った。


「川越の夜戦ってのは、そんな公方に管領に、下総の里見、上総の武田、常陸の佐竹、上野の長野。まあそのほか色々と、関八州の(つわもの)ども、その(ことごと)くが他国の逆徒を討ち果たさんがためにいざ河越へ。ってなありさまだった。集まった数が、大体8万」

「はちまん」


すごい数だ。そして関八州がいかに肥沃であるのかが分かる数字でもある。西において肥沃な土地といえば何と言っても美濃と尾張、すなわち濃尾平野であるが、これを一つにまとめ、兵を集めても精々が4万程だろう。父が濃尾を制し、義昭公を奉じて上洛した際も、遠く近くから数多の有象無象が集まりてようやくと7万程度だったと覚えている。そんな関東平野の底力は、時が流れた今となっても何一つ変わってはいないはずだ。


「未曾有ってのはこういうことを言うんだろうな。河越城一つを攻めるにはあんまりにも多すぎる兵の数だった。だが負けた、8万の大群が、その十分の一しかいない北条に負けた。当時二つあった上杉家のうちの一つが滅びて、もう一つは越後まで逃げた。公方家もとっとと白旗掲げて、北条家には誰も勝てねえとなって、そんでもって、その裏には風魔党とその当主小太郎の働きあり。なんてことが、まことしやかに(ささや)かれるようになった」

「……はて?」


興味深く話を聞いていたが、最後になって少し分からなくなった。今の話に風魔党も小太郎も出てきてはいない。ついでに言えば臨場感のある話もまだ聞けていない。屋敷には入ってくる者が減り出ていくものが多くなってきた。そんな中で今しがた入ってきた二人組が、銭を支払い食事を始めたのを、俺は目の端で捉えていた。


「ボウズはどうも詳しそうだが、数に劣る北条方はどうやって関東の連合軍を破ったんだと思う?」

「長滞陣と弱腰の交渉で油断を誘って、ある晩城方と後詰めで示し合わせて奇襲を仕掛けた。と聞いているけれど」

「そうだ。では聞くが、ある晩の示し合わせはどうやって行ったと思う? 長滞陣で兵が退屈していたり、弱腰であると将が油断していると、北条方はどうやって知ったと思う? 夜討ちの折、連合軍の将は多くが討ち取られたが、どうやって敵の本陣や大将首のありかを正しく狙えたのだと思う?」

「まさかそれを……風魔党と小太郎が行ったと?」


しばらく黙っていた四郎が、小さいがしっかりと聞き取れる声で言った。忍びとしては、そのような話にはやはり強く気持ちを惹きつけられるのだろう、思わず口から出てしまった、といった様子の声であった。


「負けて逃げた連中もその答えに辿り着いたようだな。そして、その風魔党の頭領小太郎様こそこの俺である」

「何と」

その話が事実であるのなら、今俺の目の前にいる男は圧倒的に劣勢であった北条を勝たせ、関東の覇者たる位置まで押し上げた人物ということになる。


「ま、嘘っぱちなんだがな」

「はあ?」


と考えていたら、当の本人から嘘っぱちであると言われてしまった。ずっとニヤニヤしながら話を聞いていた周囲の者どもが笑い声をあげている。楽しげで、嫌味がない笑いだった。


「風魔党なんていう忍びの者どもが古来より関東にはいたのだ。なんてのも、あるいは伊勢新九郎が引き連れてきたんだ。なんてのも嘘っぱちだ。この俺が風魔小太郎様だ、なんてのも、この馬鹿どもが面白がって言い出したことだ。けどなぁ、あの時俺たちは確かに風魔党を名乗り、そして河越夜戦で北条を勝たせるために一働きした」


何を言っているのか、いよいよもって分からなくなってしまった。隣の四郎も俺と同じような顔をしており、小太郎やその周りの者たちはそうなることがわかっていたかのように、やはり楽しげに笑っている。


「関東八万騎。大した数だと思うだろう。俺だって思うさ。その(ことごと)くが反北条に纏まった。そいつは確かにすごいことだ。異国の逆徒を相手に、国を想う武士がいざ鎌倉、いや、いざ河越か。ただ、八万ってのは所詮、公方管領国人豪族どもが集めた兵の数に過ぎない。それ以外の俺たち、苗字もない関東の人間からしたら、河越夜戦ってのは、侵略者と愛国の忠臣の戦い、って訳じゃなかったんだ」

ほうほう、と思わず身を乗り出した。往時を知る当人たちにしか分からない話だ。俺の興奮に合わせた訳ではなかろうが、近場の席でも座が盛り上がり始めた。年嵩の男が、見目の良い娘に酌をされて喜んでいる。こういったところにおいては東も西も変わらず男は単純である。


「名もなき関東の……100万の民からすれば、北条こそが正義であったと?」

「はっはは。まあ、正義っちゃ正義かもなぁ。河越が囲まれる前に、北条の二代目、いや、北条だと一代目なのか? まあともかくご当主が身罷(みまか)ったんだ。その隙を突いての河越での戦だったんだろうな。当の北条は当主が死んでから河越までの間に改めて検地をして、税を決めたんだが、その税が他の領主様が出すどの税より安かったんだよ」

税の安きは即ち正義じゃな。と、別の誰かが言い、違いねえとまた別の誰かが笑った。四郎も成る程と頷き、俺も納得した。成る程、それは正しい。


「前々から北条の税は安いってのは皆言ってたことだったんだが、代替わりしてもそれは変わらねえってんなら、俺たちとしちゃ北条が勝って欲しい訳だ。幸いっつうのも変だが、戦の時何をしたらお侍は助かるのか、俺たちはみんな知ってた。方々どこかしらで戦はあったからな。国府台(こうのだい)の戦で下働きした兄貴分やら、これまでの河越での戦を知ってる地元のオヤジやら、色々と繋ぎをつけて、城中に飯を運び込んだり、敵の偉い奴はどこで寝てるだの、飯はどこで炊いて、どこに穴掘って糞を垂れてるかだの、兵どもはこんな噂をしてるだのと、意味があるんだかねえんだか分からん話も全部北条に流しまくった」

「それは……」


疑問の(さしはさ)む余地なく、見事な忍び働きであると、俺は深く感嘆した。誠の話であれば彼は間違いなく河越の大勝利を呼び込んだ立役者と言わざるをえまい。


「ま、俺らと同じことを考えてた連中はごまんといてな。それぞれがそれぞれに動き回ってたらしい。俺らは単に地元の悪ガキで、元締めって訳じゃなかったんで、戦が終わったら逃げてった兵の鎧兜拾い集めて小遣い稼ぎして解散だ。それから暫くして、俺らんとこに北条の家臣が来て仕官しないかなんつうこと言われたんだが、冗談じゃねえよ。城仕えなんて肩が凝りそうだろ。俺の周りの連中もそうだったらしくて『我々は風魔党にて、小太郎様の御指図に従ったばかりにございます』なんて言い訳して逃げたらしい。その噂が広まって、関八州いずこにても現れ、そしてその党首の名は知られども正体は誰も知らぬ風魔の小太郎。ってな話がいつの間にか出来上がったと。だからまあ、俺以外にも小太郎様だなんて言って笑われてる奴は結構いる。逆に、悪さした時に我こそ風魔小太郎なり、なんて言って逃げ出したやつもいる。ヤバいことやでかいことには大体風魔党と小太郎あり、ってな話になったんだな」

「いや実に、興味を惹かれる話であった!」


綺麗に纏まった話に、礼を以て答えようと思っていたところ、後ろで飯を食い、ちょうど食い終わった体のでかい爺さんが立ち上がりつつ言った。言わずと知れた雲八爺さんだ。先ほどからいることには気がついていたものの、話しかけてこないものだから他人のふりをしていたのだが。


「かの戦の顛末、しかと聞かせて頂いた。タダで拝聴するのはちと気がひけるゆえ、良ければ一献、ご友人の方々も!」

「おお、これはありがたい」

「気前の良い爺さんだな!」

「よっ、御老公様! 一献賜ります!」


小太郎の隣に座り、近場に座る連中の椀にドボドボと酒を注いでいく雲八爺さん。注ぐ酒がなくなると懐から銭を取り出し、これで買えるだけの酒を! と言ったものだから、場は一気に盛り上がってしまった。


「それじゃあこっちが貰いすぎじゃあないですか、ご老人」

「いやいやそのようなことはない! 酒の肴にまだまだ聞かせてもらいたい話が山ほどある。代金代わりに聞かせてもらいたい!」

各々方も、とばかりに雲八爺さんが周囲を見回す。小太郎本人は既に雲八爺さんが単なる気前の良い爺さんではないと気がついている様子だし、何なら俺たちと無関係でないことも察しているかもしれない。だが、それ以外の者たちは何でも聞いてくれと雲八爺さんを囃し立てている。


「今、再び他国の逆徒がここ関東へなだれ込まんと機を伺っておる。これに立ち向かい、上方に弓引く根性のある武者に心当たりのあるものはおらんか!?」

盛り上がっていた室内が、その言葉によって静まり返った。

実際こういうことだったんじゃないのかなという作者なりの考察です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 全部
[一言] 江戸時代に捕まった小太郎も、数多の小太郎たちの1人でしかないと。 なかなか楽しい話です。
[良い点] なるほど、と頷ける新解釈でしたね。 それでいて実は本物の風魔小太郎も紛れていそうな余地があるのも良い。 [一言] 川越夜戦は本当によくわからない戦いですよね。なんで勝てたんだろう。それこそ…
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