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第92歩目 はじめての通販!

前回までのあらすじ


ヘリオドールの暴走でSSランクとなった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


9/22 世界観の世界編!に一部追記をしました。

    追記箇所は、『種族紹介』の天使・『世界の倫理観』の⑧・『称号』となります。


9/22 世界観のダンジョン編!に一部追記をしました。

    追記箇所は、『神の試練』・『ダンジョンのルール・各国首都編』となります。

□□□□ ~異変part.1~ □□□□


おかしい。

ここ最近おかしいことが続きすぎている。


・・・。


SSランクになって、はや3日が過ぎた。


ダンジョンの攻略はほぼほぼ順調だ。

その気になれば、Eランク程度のダンジョンなんか2、3日でクリアできる。

しかし、俺達は相変わらず午前はダンジョンに潜り、午後に観光を楽しむスタイルを採用している。


既に1億払っているので、俺以外の人間がダンジョンをクリアすることはできない。

だから急ぐ旅でもないし、のんびりと攻略している最中だ。まだ魔物部屋は見つかってはいない。


それはいい。それはいいのだが.....


ここ最近、アテナとドールの様子がおかしい。

アテナは後で説明するとして、ドールがとてもお利口さんになっている。

高慢な態度は影を潜め、わがままも言わず、ただただ俺の意向に従おうと努めている。

いや、これは完全に俺の顔色を窺っているに違いない。


原因はわかっている。

恐らくは、先日注意したことがドールを変えてしまったのだろう。


俺が言いたかったことはそういうことじゃないんだよなぁ.....


これでは本当に、ただの奴隷に過ぎない。

ドールらしさが、ドールの魅力が全てなくなってしまっている。


俺はただ『時と場合を考えて欲しい』とお願いしたかっただけなんだがなぁ.....


ドールが俺の為に頑張ってくれているその気持ちには非常に感謝している。

しかしそれが『いつでもどこでも俺の気持ちを無視してでも』常に全開となっているのが問題なだけだ。

賢いドールなら、その辺りを理解してもらえるだろうと思って注意をしたのだが、どうやら伝わらなかったみたいだ。


大人だ。大人だ。と思っていても、そこはまだ11歳。

なかなか難しいということだろうか。一度じっくりと話し合う必要があるだろう。



ドールにしおらしくされると、こうムズムズすると言うか.....体が痒くなる!



□□□□ ~異変part.2~ □□□□


おかしくなっているのはドールだけではない。

アテナですら.....能天気で悩みなんて一切無さそうなあのアテナですら、ここ最近なにかおかしい。


いや、おかしいと言っても、ドールみたいな深刻なものでもないのだが.....


アテナと言えば、とにかく食べる。

午後の観光時などは常にお菓子をねだり、頬張っているぐらいだ。

その口の中にお菓子が入っていないことのほうが珍しいぐらいによく食べる。


しかし.....


「お菓子はもういいのか?」

「うんー。もういいよー」


これだ。


確かにねだられはするが、以前よりもかなり減った。

無駄な出費をしなくて済むので喜ばしいことなのだが、どうにも気になる。

あのアテナが.....遠慮なんてものは母親の胎内に残してきたに違いないアテナが、まさかの遠慮をしている。


きっとなにかあるに違いない。

わがままを絵に描いたようなアテナが、お利口さんになるはずはないのだから。



アテナ、お前もか.....。ダンジョン攻略だけに集中させてくれよ!



□□□□ ~異変part.3~ □□□□


おかしいことはなにもアテナやドールだけに起こっている訳ではない。

俺の周りでもおかしいと言うか.....異変が起こっている。いい加減にしろ!


まずはこれを見て欲しい。


女神ポイント:61340【↓60000】


おかしい。実におかしい。

俺の記憶が正しければ、確か25万前後まであったはずだ。それがいまやたったの6万.....。


ここ最近は一切女神ポイントを使用していなかった。

お金と同じように『ここぞ!』って、時に無いと困るので貯めていた。

だから増えることはあっても、減ることはないはずだ。


俺がこんな異常事態の原因を知らないとなると当然.....


「.....女神ポイントがすごく減っているな。なにか心当たりはないか?」

「な、なにもしらないよーr(・ω・`;)」


アテナに尋ねることになる。

だって、女神ポイントを使えるのは俺とアテナだけなのだから。


「.....本当だろうな?もし嘘だった場合は、1週間お菓子抜きにするけどいいんだな?」

「.....お、怒らないー?」


「怒る」

「ふえええええ(´;ω;`)」


「.....嘘泣きするな。早く言わないと、もっと怒るぞ?」

「ひぃ!.....こ、これー」


そしてアテナが見せてきたのはスマホだった。


.....どれどれ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【スキル共有で取得できるスキル】


ゴッドぱんち    (消費50000)・・・相手がにげる

ゴッドきっく    (消費50000)・・・逃げ足が速くなる

ゴッドちゃーむ   (消費50000)・・・相手はメロメロ

ゴッドすぺる    (消費50000)・・・詠唱省略

ゴッドあい     (消費50000)・・・いっぱい見える

ゴッドまねっこ   (消費50000)・・・スキルコピー

ゴッドしんだふり  (消費50000)・・・しねる

ゴッドつうはん【※】(消費50000)・・・即時お届け ←new!

生活魔法Lv.1(消費150)

奴隷契約Lv.3(消費180000)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


相変わらず鬱陶しいゴッドスキル(笑)がずらずらと列記されている。

そして、その中でも一際目立つ存在があった。


「.....これは?」

「ほらーよくあるでしょー?

 新しいものが追加されたらー、わかりやくする為に『new!』の文字をつけるやつー。

 歩の為にスマホをちょっといじったんだー!わかりやすいでしょー!どうー?えらいー(。´・ω・)?」


「・・・」

「あーははははは( ´∀` )」


アテナにそっと手を伸ばして、そして.....


「そんなことを聞いてるんじゃねえんだよ!このくそ駄女神!」

「ふええええええええええん(´;ω;`)ごめんなさーい」


頬をつねったことで、アテナが喘いだ。

なんか久しぶりな気がする。


確かにnew!は目立つ。

目立つけど.....俺が聞きたいのはそんなことじゃない。


「『new!』とかどうでもいい。それよりも、このスキルはなんだ?って聞いてるんだよ」

「.....こ、このまえー、神界にかえったでしょー。そのときにパパにもらったのー」


あの時か。

確かに俺とアルテミス様が話している間に、アテナは父親の所に行っていた。


用事ってこれのことだったのか.....


「ちがうよー。私の顔と体がみたかったんだってー」

「ストレート過ぎるだろ!お前の親父は!」


アルテミス様が言っていた通り、どうやらアテナの父親は、本当にアテナを狙っているらしい。

親子でそんなバナナ!と一笑に付したいが、長女であるデメテル様が被害にあっているらしいので全然笑えない。


いや、今はそれよりも.....


「.....そ、それで?体は見せたのか?」

「ううんー。ママがダメー!って言ったからみせてないよー」

「.....え?母親が止めなかったら見せてたのか?」

「んー?なんかいけないのー(。´・ω・)?」


おおぅ.....。マジか。


「アルテミス様にも、気を付けろって言われたよな?」

「裸をみせるぐらい問題ないでしょー?」


これはアカンやつだ。

アテナは、なにを気を付ければいいのかすらわかっていないようだ。


この純真さこそがアテナの魅力の一つでもあるのに、いい大人?神?がそれを利用しようとしている。

きっと、普段はいつも一緒に付き添っている付き神であるニケさんが今は側にいないことをいいことに、この計画を企てたのであろう。汚い!汚すぎる!


相手がそういう姑息な手段を使ってくるのなら、俺にも考えがある。


「.....いいか?男に裸を見せる場合は、好きな人にしか見せちゃいけないんだぞ?」

「そうなのー?でもー、パパのこと好きだよー?」


なんていい子なんだ!強姦を目論んでいる父親までも好きだなんて.....


「違う。そういう意味の好きのことじゃない。そうだな.....。

 そうだ!結婚した、もしくは結婚したいと思った男以外には、見せちゃいけないものなんだ」

「そうなんだー(・ω・´*)」


「そうなんだ。だから父親でも見せちゃダメだぞ?」

「そっかー。歩はいやなのー?」


「ん?.....まぁ、嫌だな」

「わかったー!じゃー、みせないねー( ´∀` )」


そして.....


───ギュッ!!


「約束だぞ?」

「にへへー(*´∀`*)うんー!約束ー!」


アテナと約束のハグを交わした。


アテナはバカな子だけど、約束はちゃんと守る子だ。

これで安易に裸を見せるような真似はしないだろう。


父親ざまぁ!因果応報とはこのことだ!


当初の目的も忘れ、アテナの純潔を守りきったことにかなり満足していた。

愛しい愛娘(アテナ)を、危険な狼(アテナの父親)の毒牙から守り抜いた、本当の父親になった気分だった。まだ童貞だけど.....。


ちなみにだが、俺は当然アテナの裸を今後も見続けるつもりだ。当たり前だ。

だって俺は付き人なのだから.....仕事なのだから仕方がない。そこに私情は一切ない。ひゃっほ~い!


・・・。



アテナやドールだけではなく、どうやら俺もおかしくなっていたらしい.....



□□□□ ~新ゴッドスキル~ □□□□


なんやかんやあったが、アテナの純潔も守れたことだし、『ゴッドつうはん』について尋ねてみた。

名前からして、女神ポイントの大量消費は間違いなくこれが原因だろう。


「歩の世界にアモゾンってあるでしょー?」

「アモゾンって.....あの大手通販サイトのか?」

「そうそれー!それをゴッド版にしたのー!」


うむ、全くわからん。

説明が大雑把過ぎる。


「説明するよりー、見た方がはやいよー?」

「『百聞は一見にしかず』とも言うしな。試しにやってみてくれ」


俺が許可を出すと、アテナは慣れた手付きでスマホをいじり出した。

スマホの画面には俺が利用していたアプリのアイコンが幾つもあるが、当然アモゾンのアイコンもそこにはある。

そして、アテナがそのアモゾンアイコンをタップすると、日本で利用していた時のアモゾンの画面がスマホに映し出された。


「おぉ!」


なんの変哲もない普通のアモゾン画面なのだが、それでも感動してしまった。

突然、異世界という非日常的な世界へと来てしまったが、スマホのそこにはいまだ日常的な世界が広がっている。

日本との確かな繋がりを感じた一時だった。


そんな俺をよそに、アテナは慣れた手付きでお菓子のページへと行き、どれを選ぼうか悩んでいた。

画面は見たまんまアモゾンのそれだ。少しもゴッド版とやらになっていないように思える。


「なんでもいいー(。´・ω・)?」

「あ、あぁ.....。あまり高いのにはするなよ?」


よくわからないので、一応念だけは押しておいた。

女神ポイントを消費することだけは既にわかっていたので.....。


そして、悩んだ挙げ句選んだのは・・・


「あー!これなんておいしそー(*´μ`*)これいいー?」

「あ~。これテレビで紹介されてたやつじゃん。8個入りで1800円か.....まぁいいか」


朝のニュース番組で特集されていた、有名店のシューパフことシュークリームだった。

確かに美味しそうではある。


「やったー!じゃー、購入っと」


アテナがそう言って購入ボタンを押すと、これまた何の変哲もなく購入が完了した。


そして1分程待つと.....


「お待たせしました~。こちらがご注文の品でございま~す」

「はーい。ありがとー」

「!?」


突如、目の前の何もない空間にぽっかりと穴が開き、そこから人の腕が出てきた。

そしてアテナが購入したシュークリームを置いて、そのまま何事もなかったように帰っていってしまった。


あまりの出来事にツッコミすら入れる余裕がなかった。

アモゾンの即日配送もビックリな程の即時配達だった。


「.....えっと?今の誰?」

「天使だねー」

「て、天使!?なんでその天使が、使いっ走りみたいなことやってんだ?」

「天使だからー?」


そういうことらしい。

天使は神の使いっ走りみたいだ。


今はとりあえず天使のことは置いとくとして、ゴッドつうはんで注文したシュークリームが確かに届いた。

つまり女神ポイントを消費することで、日本のアモゾンが利用できるということだろう。


.....これすごいスキルなんじゃね?今までのゴッドシリーズ(笑)とは格が違う!


「もぐもぐ.....こういうことー!わかったー?もぐもぐ.....」

「よくわかった。.....てか、食べながらしゃべるな」


問題は女神ポイントがいくつ消費されたかなのだが、確認してみると.....


女神ポイント:59540【↓1800】


購入金額がまんま引かれていた。これは痛い!


俺が1日に稼げる女神ポイントは大体2000前後だ。

シュークリーム1つ注文するだけで1日の稼ぎが吹っ飛ぶ。

俺の1日の頑張りが、シュークリーム8個と同等とか渇いた笑いしか出てこない。HAHAHA.....。


そして、最近アテナの様子がおかしかった理由もこれでようやくわかった。


恐らくは、俺に隠れてこっそりと注文してお菓子を食べていたのだろう。

アテナの食欲を持ってしたら、確かに20万ポイントなどすぐに無くなってしまうはずだ。


「おーいしいねー(*´μ`*)」

「・・・」


幸せそうにシュークリームを頬張るアテナ。かわいい。


かわいいのだが.....


「.....シュークリームは没収!それとアテナは今日1日お菓子は無し!!」

「えええええええええええええええええええええ Σ(・ω・*ノ)ノ!?」


俺の怒りのボルテージは爆発寸前だった。


スキルを貰った以上は使いたくなる衝動が出て、使ってしまうのは仕方がないとは思う。

それは人だって、神だって、それこそ俺にだって好奇心ってやつはあるのだから。


でも.....


何故それを報告しないのか。

何故それを隠れて使うのか。

何故それを一人占めにするのか。


俺が我慢ならないのは、アテナのそういう意地汚いところだ。

本来ならお菓子1週間禁止のところを、1日にしてやっているんだ。感謝されてもいいぐらいだ。


しかし.....


「いやあああああ!シュークリームくさっちゃうー(´;ω;`)」

「安心しろ。お前のシュークリームはもう死んでいる。俺とドールで美味しく頂いてやるさ」

「私もたべるのおおおおお!シュゆゆゆゆゆークリーいいいいいムううううう!」

「うるせえんだよ!くそ駄女神!20万ポイントも使いやがって!少しは反省しろ!」


アテナが喚いてきたが、当然俺はそれを許さない。

バカなのは許すが、意地汚いのは許さない。

子供の教育には飴だけではなく、ほどほどの鞭も必要なのだとテレビでは言っていた。それを今、実践している最中だ。


・・・。


この後、アテナが泣き叫ぶ中、俺とドールは二人で仲良くシュークリームを美味しく頂きました。

ドールが1つだけこっそりと隠し持つところは見てみ見ぬ振りをしたけれども.....。



.....ドールもいい子に育った。俺の教育の賜物だな。



□□□□ ~所詮ゴッドスキル(笑)~ □□□□


とりあえず、ゴッドつうはんは1週間に1度だけの使用を許可した。

さすがに毎日は無理だ。ポイントを貯められないからな。


「俺も欲しいものがあるんだが、ちょっといいか?」

「いいよー」


アテナからスマホを受け取る。


この世界は多くの勇者によって文化革命が行われているので、地球で手に入るものは大体が入手可能だ。

それでも実現に至っていないものはまだ数多く、俺が欲しているものもその一つだ。

この世界でも実現できそうなのに、いまだに実現されていないところをみると、恐らくは実現できないのではなく受け入れられなかったものだと推測できる。


当たり前のことだが、世界が異なれば、また文化も異なる。

地球の文化が、異世界でまるまる採用されるはずがないのだ。


・・・。


お目当てのものを探していく。

そんなに貴重なものでもないので、すぐに見つかった。早速購入する。


【舞日愛菜様、お買い上げありがとうございます】


ふと、スマホの画面に見知らぬ名前が浮かび上がる。


舞日愛菜って誰だよ!?何で俺のスマホに見知らぬ女性の名前があるんだ!?


「.....お、おい、アテナ。舞日愛菜って誰だ?」

「んー?それ私だよー。アモゾンでの私のなまえー!」

「.....え?アテナなの?でも愛菜って.....」

「国籍を日本で登録してるからねー。

 日本名じゃないとおかしいでしょー?それでアテナってよぶんだよー( ´∀` )」


読めねえええええ!『愛菜』で『アテナ』って、当て字も当て字じゃねえか!


衝撃の事実を知らされたが、既にスマホはアテナにあげたものなので今更な気がする。

それにしても、注文したものが一向に届かない。さっきのシュークリームなんて天使が全力で届けにきたというのに.....。


もしかして、俺が購入したからか。.....いや、でも購入画面はアテナの名義だったはず.....


・・・。


それからも、待てども待てども一向に届かない。

さすがにおかしい。


「注文したやつが届かないんだが?」

「なにを注文したのー(。´・ω・)?」


俺が注文したのは、朝には欠かせない食べ物だ。

毎日食べる訳ではないのだが、それでも週に3日程は当たり前のように食していたアレだ。


『日本人ならお茶漬けやろが!』


このフレーズも懐かしい。

知っている人がどれほどいるのだろうか。


「それしってるー!もじゃもじゃの人だよねー( ´∀` )」

「マジか!?アテナは本当に物知りだな!」

「とうぜーん!私は知慧の女神だからねー!」


アテナはきれいなドヤ顔をしている。

ここまでアテナがドヤってくれるなら、ラ○スも本望だろう。


しかし.....


「あ~、でも悪い。俺が注文したのは納豆なんだ」


俺が注文したのは、どこのスーパーにでも必ずある、納豆3パック入りのやつだ。

納豆は人を選ぶ。きっとこの世界では受け入れられなかったのだろう。おいしいのにもったいない。


俺が不満に思っていたら、アテナから更なる衝撃の事実を知らされた。


「あー。それむりー」

「なんで?シュークリームが良くて、納豆がダメな理由がわからん。納豆差別だろ!」

「差別とかじゃなくてー。んー.....はいこれー」


アテナが見せてきたのはスマホの画面だ。


そこには.....


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴッドつうはん【※】(消費50000)・・・即時お届け ←new!

【※】お菓子限定

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


文字を最大限にして、ようやく見れる程の小さい文字で書かれた補足事項だった。


「みえたー(。´・ω・)?」

「こんなん見えるかあああああ!」


なに!?俺にハ○キルーペでも買わせたいのか!?これ、契約書詐欺と同じ手法じゃねえか!



結局ゴッドつうはんも、いつものゴッドシリーズ(笑)と変わらなかった。

ちなみに俺が購入した納豆は、普通に俺のカードで決済されていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『アテナ』 レベル:3 危険度:極小


種族:女神

年齢:ーーー

性別:♀


職業:女神

称号:智慧の女神


体力:50

魔力:50

筋力:50

耐久:50

敏捷:50


装備:殺戮の斧


女神ポイント:61540【↑2000】


【一言】納豆くさくてきらーいヽ(`Д´#)ノ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アユムの所持金:3401352200ルクア【↑99000000】

冒険者のランク:SS(クリア回数:2回)


このお話の歩数:約84500歩(三日分)

ここまでの歩数:約24940100歩

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『アユム・マイニチ』 レベル:7062【↑12】


種族:人間

年齢:26

性別:♂


職業:凡人

称号:女神の付き人/竜殺し(ドラゴンスレイヤー)

所有:ヘリオドール


体力:7072(+7062)【↑12】

魔力:7062(+7062)【↑12】

筋力:7067(+7062)【↑12】

耐久:7067(+7062)【↑12】

敏捷:7322(+7262)【↑12】


装備:旋風の剣(敏捷+200)


技能:言語理解/ステータス/詠唱省略


Lv.1:初級光魔法/初級闇魔法


Lv.2:浄化魔法


Lv.3:鑑定/剣術/体術/索敵/感知/隠密

   偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有

   初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法

   初級土魔法/ 物理耐性/魔法耐性

   状態異常耐性


共有:アイテムボックスLv.3

   パーティー編成Lv.1

   ダンジョンマップLv.3

   検査Lv.3

   造形魔法Lv.3

   奴隷契約Lv.2


固有:ウォーキングLv.7062 642/7063

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次回、神の試練!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今日のひとこま


~そういうこと~


「ねぇーねぇー。裸は好きな人にしかみせちゃいけないんでしょー?」

「その通りだ。特に男には気軽に見せちゃダメだ」

「そっかー。みせていいのは結婚する人でしょー(。´・ω・)?」

「それぐらい奥ゆかしさを持つ方が、アテナにはちょうどいい」


「そうなるとー、ラピスやセラフィ、コンちゃんは歩と結婚するのー?」

「なんで!?」

「えー?だってー、みんな歩に裸みせてるじゃーん(・ω・´*)」

「お、お風呂はまた別なんだよ」


「ふーん。じゃー、私はパパと一緒にお風呂にはいってもいいのー(。´・ω・)?」

「.....それはダメ。と言うか、男は俺以外みんなダメ」

「どうしてー?お風呂は特別なんでしょー?」

「ぐぅっ!?.....い、言い間違えた。お風呂が特別なんじゃなくて、俺が特別だった」


「そっかー!さすが私の歩だねー( ´∀` )」

「お、おぅ、任せろ。(な、なんだろう。この騙しているような罪悪感は.....)」

「じゃー、歩は今後も好きでもない人と一緒にお風呂にはいるんだねー!」

「ちょっおおおおおと待てえええええい!誤解されるような言い方するな!」


「どういうことー?」

「俺も好きな人としか、一緒にお風呂には入らないぞ?」

「じゃー、ラピスやセラフィ、コンちゃんとも結婚するのー?好きなんでしょー(。´・ω・)?」

「ぶふっ!?」


まさに堂々巡り。言葉にすればするほど、泥沼に嵌まっていきそうだ.....


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