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お控えなすって! 私はお姉さまに魅入られて、ヤンキーになり御側についていく事に決めました!  作者: かず斉入道


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第104話 特攻隊のお仕事を始めます! (4)

 学園のトイレ内で校則違反……。悪さをしていたヤンキースの姉ちゃんさま達は、各自各々が自分達が着衣をしている超長めのスカートのポエットから。


「チッ!」と舌打ち──!


 悪態行為をとりつつ渋々と御自身のポケットからガムやキャンディー、チョコレート……。


 そして野球スナック菓子やアイドルのカード……。


 そしてシーガーレットのお菓子にタ〇コ、ライタ等の完全に校則違反の物や化粧品……。


 更に校則違反となるマニキュアやゴムノリ……。


 そしてシャリシャリのビニール袋にア〇パンまで出てくるから。


《バチン!》


「──こらぁああああああっ! てめぇらぁー! トイレで何してんだこらぁああああああっ!」


 我が【堕天使】の特攻隊長さんであり、この新生《《白鳥学園》》の風紀委員でもある野村先輩さまの怒声がこのトイレの中で響き渡れば。


「すまん」

「悪かったよ」

「ごめんな」


 と、ヤンキーの姉ちゃんさま達から口から謝罪が漏れ……。


「停学」

「退学だけは勘弁してくれ」

「お願いだ」

「頼むよ」


 と、嘆願も漏れるから。


「お前等、二度とするんじゃねぇぞ! わかったか!?」


 我が校の風紀委員長さまは寛大だから、(わたくし)や山田さんや安子さんとは違い。ヤンキースの姉ちゃんさま達一人、一人に対して熱い鉄拳を頬に食らわすこともなく、怒声吐くだけに止めると。


「──前ら~、家の学園は普通に生活して卒業だけすれば大学にはストレートで入れるんだ! 特に来年からは薬学部や情報処理もできるらしいから、こんな校則違反は辞めて普通に生活しろよ! 分かったか、お前等ー!?」


 我が校の風紀委員長さまに続くように風紀委員副長さまの篠田先輩さまが、みなさまに将来のことも考えて学園内では真面目な生活を送るようにと注意をする。


「「「「「は~い」」」」」


「「「「「分かったよ~」」」」」


「「「「「もう二度とせんけぇ~」」」」」


「「「「「すまん、のぅ~」」」」」


「「「「「こらえてぇやぁ~」」」」」

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