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ユニーク賢者物語  作者: ハヤテ
第3部第1章 開幕、祝勝会

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第23話 「挑戦」

 お待たせしました、今章最終話です。


 そして、後書きに重大な話があります。


 「僕は君に、挑戦する!」


 と、ビシッと春風を指差しながらそう言った純輝。


 そんな純輝を前に、春風はポカンとなったが、


 「……ハッ! な、何を言ってるの正中君!?」


 と、すぐに我に返って、純輝に言葉の意味を尋ねた。


 その質問に対して、


 「言葉の通りだよ、雪村君。僕は『クラスメイト』として、そして『勇者』として、君に勝負を申し込む」


 と、純輝は真剣な表情でそう答えると、


 「いやいやいや、意味わからないから! 正中君、状況わかってる!? 今はこうして楽しいひと時を過ごしてるけど、冗談抜きで世界の危機なんだよ!?」


 と、その答えに納得出来ないのか、春風は更に問い詰めるように言った。


 しかし、それでも純輝は表情を崩さずに答える。


 「わかってるよ。自分でも何を言ってるかくらい」


 「だったら……!」


 「でも、だからこそ僕は、僕自身の為に君に挑まないといけないんだ」


 そう答えた純輝に、春風は「いや待って……」とそれでも何か言おうとした。


 その時だ。


 「おい、俺を抜きに勝手に話を進めるな」


 という声が聞こえたので、春風や純輝だけでなくレナ達までもが「え?」と声がした方へと振り向くと、


 「り、力石君?」


 そこには、クラスメイトの1人である煌良がいた。


 (な、何で力石君までここに?)


 と、戸惑う春風を他所に、煌良はスタスタと春風達に近づくと、


 「雪村。俺もお前に勝負を挑ませてもらう。言っておくが拒否権はないぞ」


 と、春風に向かって真剣な表情でそう言った。


 その言葉に春風は開いた口が塞がらなかったが、すぐにブンブンと首を横に振って、


 「ちょっと待って力石君! 君まで何を言ってるの!? 俺に勝負を挑むとか、俺にそんな価値があるとは思えないんだけど!?」


 と、煌良に向かって問い詰めると、煌良はニヤッと笑って、


 「単純な話だ。お前の『化身顕現』、真正面から打ち破ってみたい。ただそれだけだ」


 と、答えた。


 その答えを聞いて、「え、え〜?」と春風がドン引きしていると、煌良は後ろを振り向きながら、


 「お前だって雪村に挑みたいだろ?」


 と、尋ねるようにそう言ったので、それに春風が「え、何してんの?」と首を傾げながら、煌良の後ろを見てみると、


 「……」


 「え、水音!?」


 そこにいたのは、水音だった。


 水音は純輝や煌良と同じように真剣な表情で春風に近づくと、


 「春風、僕からも()()()()()()()がある」


 と、言ってきたので、


 「え、待って水音。まさか、水音も!?」


 と、春風はショックを受けつつも水音に向かってそう尋ねると、


 「ああ、そうだよ春風。僕も、正中君や力石君と同じように、君に勝負を挑む」


 と、水音も真剣な表情を崩さずにそう答えた。


 その答えを聞いて、


 「うっそー……」


 と、春風がショックを受けていると、


 「おいおい、面白そうな事になってんなぁ」


 という声がしたので、


 (え、ちょっと待てまさか……)


 と、春風が恐る恐る声がした方へと振り向くと、


 「よう!」


 (げぇえええええ! ヴィンセント陛下ぁ!)


 そこにいたのは、ヴィンセントだった。


 春風は滝のようにダラダラと汗を流しながら、


 「あ、あのぉ、ヴィンセント陛下……」


 と、ヴィンセントに声をかけようとしたが、それよりも早く、


 「なぁ、水音。それと、純輝と煌良だったか?」


 と、ヴィンセントが純輝と煌良に向かってそう尋ねたので、それに2人がコクリと頷くと、


 「お前ら、春風と勝負してぇなら、良い場所があるぜ」


 と、ヴィンセントはニヤリと笑いながらそう言ったので、


 「あの、『良い場所』……とは?」


 と、純輝がヴィンセントに向かってそう尋ねると、


 「ここ帝都はな、お前らのように決闘する為の『闘技場』があるんだ。お前らには、そこで戦ってもらうぜ」


 と、ヴィンセントはニヤリとしたままそう答えた。


 その答えを聞いて、純輝と煌良は、


 「「おお!」」


 と、目を輝かせ、


 「ありがとうございます、ヴィンセント陛下」


 と、水音はヴィンセントに向かって深々と頭を下げながらお礼を言った。


 そして、春風はというと、


 「……あの、ヴィンセント陛下」


 「ん? なんだ春風?」


 「闘技場って事は、当然観客席とかありますか?」


 「おお、あるぜ」


 「……もしかして、ヴィンセント陛下やウィルフレッド陛下、それに先生とクラスのみんなや、帝都の住人達も見る事が出来たり……?」


 と、更に汗をダラダラと流しながらそう尋ねた春風に向かって、


 「おうよ! こんな面白そうなイベント、色んな人に見てもらわないとな!」


 と、ヴィンセントは親指をグッと立てながらそう答えたので、その答えを聞くと、


 「う、嘘だろぉ」


 と、春風は顔を真っ青にしながら、ガクリと肩を落とした。


 


  

 どうも、ハヤテです。


 という訳で、以上で今章は終わりなのですが、誠に勝手ながら、このまま進むのが困難なってしまったので、今回でこの物語(本編と外伝合わせて)は一旦完結とさせていただき、それから暫くの間お休みした後、この物語の「修正版」を書いて投稿します。


 皆様、大変申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いします。

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