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ユニーク賢者物語  作者: ハヤテ
第3部第1章 開幕、祝勝会

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第13話 そして、祝勝会の準備へ

 遅くなりました、1日遅れの投稿です。


 「勇者様方、フロントラルでは皆様に大変酷い事をしてしまい、誠に申し訳ありませんでした」


 と、ジェフリーは爽子ら勇者達に向かって深々と頭を下げながらそう謝罪した。


 その謝罪を聞いて、爽子達は戸惑いながらも「どうしようか」と話し合った。


 そして、暫くすると、


 「謝罪は受け入れますが、次また同じような事をしたら、私達は今度こそあなたを許しませんので、そのつもりでお願いします」


 と、勇者達を代表して爽子がジェフリーに向かってそう言ったので、


 「わかりました」


 と、ジェフリーはまた深々と頭を下げながらそう返事した。


 その様子を見て、春風を含めた周囲の人達が安心したような笑みを浮かべていると、


 「ところで、陛下」


 と、エレクトラがそう口を開いたので、


 「ん? どうしたエレクトラ」


 と、ヴィンセントは頭上に「?」を浮かべながら返事した。


 「全ての事情はわかりましたが、雪村春風や勇者達だけでなく神々までここにいる理由は何ですか?」


 と、エレクトラがそう尋ねると、


 「ああそれはな、向こうでの戦いが終わったんで、その祝杯を帝国(こっち)であげようって事になったんだわ」


 と、ヴィンセントは「はっはっは」と笑いながらそう答えた。


 しかし、その答えに納得出来てないのか、


 「『祝杯』……ですか? 無礼を承知でお尋ねしますが、一体何の祝杯だというのですか? 倒さなくてはいけない相手がここにいるのですよ?」


 と、エレクトラはチラリとループスとヘリアテスを見ながら再びそう尋ねると、


 「へ? あーそりゃあお前、()との戦いが終わったのと同時に、春風が『見習い賢者』から『半熟賢者』にランクアップした事をお祝いする為の祝杯に決まってるじゃねぇか。ああ因みに、マーガレット王妃とクラリッサ姫も参加させる予定で、今イヴリーヌ姫が迎えに行ってるところだ」


 と、ヴィンセントは再び「はっはっは」と笑いながらそう答えた。


 その答えを聞いて、


 「なるほど、そういう事でしたか」


 と、エレクトラも「ふふ」と笑いながらそう言った。


 だが、


 「それで、本当の理由は?」


 と、それからすぐに真顔になったエレクトラがそう尋ねてきたので、


 「勿論、この勢いに乗って春風を帝国(うち)で貰っちまおうと……」


 と、ヴィンセントがそう答えかけた瞬間、ハッとなって、


 「や、やるじゃねぇかエレン。この父を相手に誘導尋問しようとは……」


 と、タラリと汗を流しながら戦慄した表情でそう言った。


 その様子を見た後、エレクトラはチラリとキャロライン、レオナルド、アデレードに視線を向けると、


 「「「(コクリ)」」」


 と、3人は呆れ顔で黙って頷いたので、それを見たエレクトラも3人と同じ呆れ顔になると、


 「「「「はぁ」」」」


 と、4人の皇族達は盛大に溜め息を吐いた。


 そんな皇族達を見て、


 (おいおい。この国大丈夫なのか?)


 と、春風はそう疑問に思いながらチラッとウィルフレッドに視線を向けると、


 「はぁあああああ」


 と、ウィルフレッドが盛大に溜め息を吐いてるのが見えたので、春風はそれ以上何も言えないでいた。


 すると、


 「わかりました。それでは早速準備に取り掛かるとします」


 と、エレクトラがヴィンセントに向かってそう言ったので、


 「おお、ありがとよエレン!」


 と、ヴィンセントは親指を立てながらそう言った。


 そして、


 「となると、勇者の皆さんに()()を用意しないといけないな」


 と、エレクトラが勇者達を見ながらそう言うと、


 「あ、ちょっと待ってエレンちゃん!」


 と、キャロラインが素早く手を上げながら「待った」をかけてきたので、エレクトラだけでなく春風を含めた周囲の人達が「ん?」と首を傾げると、キャロラインはスッと玉座から立ち上がって、スタスタと春風の元へと歩き出した。


 そして、ピタッと春風の目の前止まったので、


 「あ、あの……何でしょうか?」


 と、春風が恐る恐るキャロラインに向かってそう尋ねると、キャロラインはニコッと笑いながら春風の肩を掴んで、


 「春風ちゃんは、私と()()()()しましょうね」


 と言ってきたので、それを聞いた春風は、


 「……え?」


 と、冷や汗を流した。


 そんな春風を見て、


 「お、おい、キャリー。一体何を考えて……」


 と、ヴィンセントがキャロラインに向かってそう尋ねると、それを遮るかのように、

 

 「あ、そうだわ!」


 と、キャロラインがそう声を上げたので、ヴィンセントはそれ以上何も言えなくなった。


 そんなヴィンセントを無視して、


 「それじゃあ春風ちゃん、こっちにいらっしゃい」


 と、キャロラインはそう言うと、


 「え、あの、ちょっとキャロライン様!?」

 

 と、戸惑う春風の肩を掴んだまま、謁見の間から出て行こうとしたが、何を思ったのか、「あ、そうだわ」と途中でピタリと足を止めて、


 「レナちゃん、歩夢ちゃん、美羽ちゃん、そして、凛咲ちゃん」


 と、レナ、歩夢、美羽、凛咲に向かってそう声をかけてきたので、名前呼ばれた4人は「は、はい」と緊張しながらそう返事すると、


 「春風ちゃんのお着替え、手伝ってくれる?」


 と、キャロラインが笑顔でそう尋ねてきたので、


 「「「「はい!」」」」


 と、4人は元気良くそう返事した。


 その返事を聞いて、


 「え、待って。ユメちゃんや美羽さん、師匠はわかりますが、何でレナまで……?」


 と、春風はそう尋ねようとしたが、


 「それじゃあ、行くわよ皆さん」


 「「「「はい!」」」」


 と、無視されてしまい、それからすぐに、キャロライン達は春風と共に謁見の間出て行った。


 そして、残された者達はというと、あまりの出来事に、


 『……』


 と、皆、何も言えなくなっていた。


 


 


 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の展開を考えていたら、その日のうちに終わらせる事が出来ませんでした。


 本当にすみません。

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