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ユニーク賢者物語  作者: ハヤテ
第2部第5章 「邪神」との戦い

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第143話 春風と勇者達vsループス・2

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 王族、皇族、五神教会の人間、フロントラルの住人達、そして、レナや凛咲ら春風の仲間達に見守られる中、ついに始まった春風達とループスの戦い。


 突撃を開始した春風達を見て、


 「お! 始まったぞウィルフ!」


 「ああ、そのようだな」


 「みんなー! 頑張ってー!」


 と、ヴィンセント、ウィルフレッド、キャロラインはそう口を開き、


 (勇者様方、春風様。どうか、ご無事で……)


 と、イヴリーヌは心の中で春風達の無事を祈った。


 そんな王族、皇族達を他所に、


 「くっ! 何故あの()()まで、勇者達と共に戦っているのだ!?」


 と、五神教会教主ジェフリーは、勇者達に混じっている春風を憎々しげに睨みつけながら、不満に満ちたセリフを吐いた。


 そして、レナをはじめとした春風の仲間達の方はというと、


 「お父さん……春風……」


 と、レナは不安そうな表情になり、そんなレナを、


 「レナ、大丈夫だからね」


 「そうよ、私の弟子達を信じなさい」

 

 と、ヘリアテスと凛咲が優しく励ました。勿論、アメリアやディック達も一緒に、だ。


 さて、一方その頃、それぞれ武器を構えて突撃した春風と勇者達に対し、


 「ほほう、突撃するか。だったらこっちは……」


 と、ループスは余裕に満ちた表情で、


 「行け、我が分身体達よ!」


 と、自身の周りに呼び出した4体の分身達にそう命令した。


 その命令を受けて、分身達は動き出し、それぞれ戦闘体勢に入った。


 (っ! ループス様達が動いた!)


 と、春風がそう気付き、


 「来るぞ! みんな、注意しろ!」


 と、爽子がそう叫んだ中、最初に動いたのは、虎の分身だった。


 (ん? 何をする気なんだ?)


 と、春風がそう疑問に思っていると、虎の分身は真っ直ぐ春風と勇者達を睨むと、


 「グオオオオオオオ!」


 と大きな声で吠えた。


 その瞬間、激しい衝撃波が虎の分身の咆哮と共に放たれ。


 このままいけば春風達はその衝撃波を思いっきりくらってしまうだろう。しかし、それを受けるよりも早く、


 『ロックブロック!』


 と、前に出た春風、耕、恵樹の3人が、一斉に土の魔術「ロックブロック」を唱えた。


 すると、春風達の前に巨大な岩の壁が3つ現れて、


 「さぁ早く、この壁の裏に!」


 と、耕がそう叫ぶと、春風達はその岩壁の裏に隠れて衝撃波をやり過ごした。


 やがて衝撃波が止んで、春風達はホッと胸を撫で下ろしたが、


 「クックック! 甘いぜ!」


 と、ループスがそう言ったのと同時に、3つの壁に出来ている隙間から、ヌルリと蛇の分身が現れて、大きな口を開いた。


 突如現れた黒い大きな蛇の分身を前に、春風だけでなく勇者達までもが呆然とする中、


 「ゲゲッ! ヤベェ!」


 と、驚く鉄雄の声が届いたのか、


 「……ハッ! みんな、逃げろ!」


 と、我に返った爽子がそう叫び、その叫びを聞いた春風達は、すぐにその場から駆け出して蛇の分身の攻撃を回避し、その勢いで岩壁の向こう側へ飛び出したが、


 『……あ!』


 その先には熊の分身が待ち構えていた。


 熊の分身は左右の前足の爪に魔力を込めると、それを春風達に向かって思いっきり振り下ろした。


 その瞬間、振り下ろされた前足から鋭い斬撃が放たれた。


 それを見た春風達はすぐにまたその場から駆け出して斬撃を回避したが、


 「ん? 何だ……ってうわぁ!」


 突如、凄まじい風が吹いてきて、それが春風達の体を空中に浮かせた。


 (い、一体何が……!?)


 と、春風がチラッと前方を見ると、そこには鷲の分身がいて、左右の翼をバサバサと動かしていたので、それを見た春風は、


 (そうか、()()が……!)


 と、それがこの凄まじい風を生み出している原因だと理解して、すぐに体勢を立て直そうとしたが、それよりも早く、鷲の分身が春風達に向かって突撃してきた。


 それに気付いた春風は、


 「まずい……み、みんな、逃げ……」


 と、空中に浮いている爽子達に向かって「逃げろ」と言おうとしたが、時既に遅く、鷲の分身の突撃を受けて、


 『うわあああああっ!』


 『きゃあああああっ!』


 と、全員地面へと落下していった。


 このままでは地面に激突してしまうと誰もがそう考えたが、突如優しい風が吹いてきて、それが春風達の体を地面に近いところで止めた。その後ゆっくりと地面に降りた春風だが、


 (あ、あれ?)


 周囲を見ると、


 (水音。先生。それに、正中君と力石君だけ?)


 春風の近くには爽子と水音、そして、正中ともう1人のクラスメイトの少年がいるだけだった。


 (ほ、他のみんなは!?)


 と、春風は慌てて周囲を更に見回すと、春風達から離れた位置に1体ずつ分身達がいて、それぞれの前にはクラスメイト達が5人ずついた。


 (や、やばい。この状況ってもしかして……!)


 と、嫌な予感がした春風が滝のように汗をダラダラと流すと、


 「よう、雪村春風」


 という声がしたので、春風は壊れた機械のようにギギギとその声がした方向へと視線を向けると、


 「……あ、ループス……様」


 「クックック……」

 

 そこにはニヤリと笑っているループスの姿があったので、それを見た瞬間、


 (ああ、やっぱり……分断されてしまったぁあああああっ!)


 と、春風は心の中でそう絶叫した。


 


 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の流れを考えていたら、その日のうちに終わらせる事が出来ず、1日遅れの投稿となってしまいました。


 本当にすみません。

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