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その99、戦い終わって疲れはて

いつの間にか10万字に達してました。




「やった!?」



 私たちの見ている前で、合成獣は悶え、燃え上がっていく。



「させるかあ!!」



 その時、マシンガン男の怒声が割って入り、猫耳のゆみかが吹っ飛んできた。


 とっさに、私はゆみかをキャッチする。



 かと思えば、またも松上少年が銃撃されていた。


 松上少年が障壁で防いでいる間に、合成獣は魔法陣の中に消えていく。



 そして、あの人魚とサティロスを抱えた男も、魔法陣の中へ……。



「逃げられた……。羽化したてでチャンスだったんだが…………」



 松上少年はいかにも残念そうだった。



「あの、ありがとうございます……」


「いや――」



 私はゆみかを降ろし、松上少年のもとへ。



「まさか、こんなものを用意してるなんてね」


「僕らは少数ですからねえ。こういうものがないと」



 蟹を見ながら言うと、松上少年は肩をすくめた。



「それにしても……あの男は一体」


「まあ、これから調べますよ。顔は確認したし」



 言うなり、松上少年は消える。ワープ魔法だ。



「やれやれ……」



 まったくわからないことばかりだな。



 私は色々ウンザリしながら、帰る準備をする。



「待ってください!」



 ゆみかの声に振り返ると、彼女は真剣な目でこっちを見ていた。



「……私たちと一緒に戦ってはくれませんか?」


「それはできない」



 少なくとも、今はまだな――



「そうですか……」



 ゆみかはため息をつき、それから少し笑ったようだった。



「でも、覚えていてください。偉い人も、みんながあなたを敵視してるわけじゃない」


「だと良いけど」



 それよりも、ゆみかが何で猫耳になっているかのほうが気になるが。



「いつかちゃんとお話しできたら、いいですね」


「そう願うよ」



 挨拶をかわし、私は現場から去った。


 結局後手に回ってしまったという感じ。



 またも疲労が濃く、全身に残ってしまったなあ……。



 ネットでは、他の妖怪襲撃も併せて色々やかましい。


 雇われた他種族たちも、かなりブラックに働かされているようだ。



<安い給料でわりにあわねー>



 と、以前戦った鉄球アマゾネスがこぼしていた。


 ケライノとか言ったかな?



 偶然なのか、ギリシャ神話のプレイアデス……の一人と同じ名前だ。


 巨人アトラスの娘だとか……。



 地方でも、妖怪対策のために他種族の魔法使いを雇いたいと言っているらしい。


 また、少数ながら日本に住んでいる他種族にも注目がいっているようで。


 しかしまあ、どっちにしろ焼け石に水っぽい。



 困ったもんだと疲れを取るための瞑想をしていると、松上少年から連絡――



<人型ゴーレム全面禁止令について調べてみてほしい>



 ごく簡単な一文のみ。



 ゴーレムと言えば、みんな人に近しい型だが……? ひとがた?







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