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魔法少女? いいえ、変身ヒーロー(男装)です~鬱ENDな百合アニメの世界にて~  作者: 甫人 一車
第4話  ストーカーか敵か! 少年だけど凄い奴!
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その36、鳥型ツールの必殺技

いつの間にか、30回を超えていました……。

このまま60回を目指したいと思います。




 巨大サソリのサイズは……。


 少なくとも、尻尾から頭まで20メートルはある。



 こんなの道路で暴れてるわけだから、あちこちで事故……?!



 いや、すでに渋滞が起こりかけていた。


 あんまり混む道じゃないはずだけど、色々運が悪かったのか。



 しかし、こっちとしても自動車のほうまで守れない。


 何とかして、早く始末をつけたいが、防御力高くて毒持ちときては。



 ……そうだ!



 こんな時に、あれがあるんじゃないかなー?


 私はヘルメットの視覚からある場所につないだ。



 そして、異空間を超えて鳥型ツールが飛んでくる。


 さあ、こっちも金属でできた巨鳥だ!


 鳥型がメカメカしい叫びをあげて、サソリに襲いかかった。


 サソリの毒針が迎撃するが、金属の装甲はそれを跳ね返す。


 逆に刃状の翼が、サソリを深く傷つけるのだった。


 深い傷跡から、黒い蒸気のようなものが噴き出し、消えていく。



 だが。



 街中での大暴れは、色々まずかった。


 鳥型の起こす風圧が、逃げる人たちを吹き飛ばしている。



 いかん。


 このままじゃ、ケガ人も出かねない。



 早いところ片づけたいが、サソリの鋏を振り回して応戦している。


 巨鳥と怪虫の戦いは、長期戦に入りつつあった。



 そうなってもらっちゃあ、困るのだ……!


 私も一緒に戦って――と、思った時である。



<合体魔法。騎乗展開より、発動>



 私の魔力で、鳥型ツールをフル稼働させるのか……。


 消耗はきついが、グズグズはできない。



 私はいったん鳥型を下がらせ、その上に飛び乗る。


 まるでバイクみたいなハンドルと台座が背中に出てきた。



 私はそこにまたがると、ハンドルから一気に魔力を込める。


 魔力を受けて、鳥型の翼は金色に発光をし始めた。



 よし、これならいけそうだ!!



 輝きながら、鳥型はその爪をサソリに向けて急降下。



 そして……!!



 高濃度の魔力を帯びた爪に引き裂かれ、巨大サソリはあえない最後となる。


 街中に台風みたいな被害を残したまま。



「ふう……」



 私は鳥型から降りると、すぐに格納庫の空間に帰還させた。


 こいつは、さすがに目立つしなあ……。



 そう思って息をついていると――



「む……」



 いくつものスマホだのカメラだのがこっちに向けられていた。


 さっさと逃げればいいのに、惨事の中でまあ……。



 私は感心したり呆れながら、とっととその場から消えるのだった。



 目立たない場所で、こっそりと変身解除。


 疲労感でイライラしながら、陰から現場を見てみた。


 ようやくパトカーが空からやってくる。



 今の時代、あの手の車はみんな飛行型だ。



 私はSNSでまきめやエミリに連絡を取ろうとして、スマホを取るが。


 強い疲労感に、その場にしゃがみこんでしまうのだった。







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