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228/301

その228、対策を練っていくこと


今回は少し違った時間に投稿です。





 リッチとは、自らをアンデットに変えた魔法使いである。


 今回の犯人はそういう高度な魔法を操る蝙蝠獣人ワーバットであるようだ。



 調べたところ、ワーバットにも色々あるようで。


 名前のまま、手が翼となっているコウモリ人間ともいうべきタイプ。


 背中に翼を生やした魔族のような姿をしたタイプがあるようだった。



 犯人は後者に当たるのだろうか。



「気になるのは、このおかしな旋律だな」



 ヅカテ氏は録画した映像から音声を抜き取り、調べていた。



「これは相手の魔力を抑え込む特殊な術みたいだ。楽器を操って魔法を行使する技が存在すると聞いたことがある」


「じゃあ、これはそういうものなんですか」


「ああ。ただ、何でもかんでも封じ込められるわけじゃないし、無敵になれるわけでもない。相手に合わせて音も変える必要がある。範囲が広くなるほどに効果は薄まるし、逆に狭めればそれだけ効果は高くなる。今回の場合は、サキュバスやエルフに合わせたんだろう」


「すると……」


「あまり単独で挑むのは危険だなあ。複数の種類がなければ、無力化されてやられるか、さもなくば逃げられて徒労に終わる」


「わかりました。参考にします」



 私は少し休んでから、まず八郎くんに会いに行った。


 しばらく会ってなかったけど、元気にしていると報告を聞いている。



「あ、黒羽さん」



 専用ので部屋では、重装甲のような蛹姿の八郎くんが座っていた。



「元気にしてた?」


「はい、おかげさまで」


「なら良かった。今日は少し頼みたいことがあるんだ」


「何でも言ってください。できることなら、力になります」


「ありがとう……」



 それから私は頼みごとをしてから、あちこち連絡したり会いに行くことに。


 坂本ゆみかに、田中くんにアマゾネスのケライノ。蛇塚ラブ子と岡田ユズル。



「とりあえず、種類は確保できたかな……」



 ヅカテ氏もエルフ属で頼りになるが、あまり現場には出したくない。



 次の問題は――敵が次に誰を狙うかだ。



 ここ最近は官房長官といい、私の父という失敗をしている。


 とすればだ。次こそは、確実に成功させたいだろう。



 失敗した相手を再度狙うのか。それとも……?


 そこで私は今までの犠牲者をもう一度確認してみることにした。



 結果。



 関連付けられていなかったが、どうやら同一犯らしいものがチラホラと。



 政治家。実業家。軍人。大物俳優。



 いずれも男性で、かなりの地位と財産を持った人間ばかりである。


 被害者は未遂を除くとみんな精神崩壊しており、再起不能状態。



 さて、こいつは一体……。


 まずダイノヘイムから来たのは確実だが、どういうヤツなのだろうか。



 ……何かわかっているなら、ヅカテ氏がすぐ答えてくれただろうし。


 しょうがない。他に頼んでみるか――



 こういうわけで、私はベルタエルフのコマサ女史に連絡を取った。


 以前に天宮シルバ……いや、色無シルバか。彼女の母について調べているしな。



 連絡すると、



「やってみるので、少し待ってくださいな」



 という色よいお返事。



 だが、その直後今度は総理大臣が襲撃されたのだった……。








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