第56話 取り敢えず落ち着いてね
昨日に引き続きジャングルにやって来たよ。
さっそく草むらからワニモンスターがやって来たのでプリンに戦ってもらうよ。
鑑定した所、レベルは44だし一匹だけだからプリンだけでも大丈夫でしょ。
プリンに指示を出すとまず身体の色を黒に変え草むらに隠れた、ジャングルは比較的木が繁っているため薄暗く視界がいいとはいえないから黒色になると本当にわからない、そこから忍び足で音を立てずにワニの死角に入り込み一気に首目掛けて蹴りを入れた。
クリティカル音を響かせながら、ワニの首が飛んで行くのを見送りながら、黄昏れた。
スキル内容見た時に嫌な予感はしてたんだよコレ。
スキル:首刈り
自分よりレベルが低いモンスターなどの首に当たった時2分の1の確率で即死する、レベルが同じか高い場合はクリティカルが入り安い。
但し首がないものや物理攻撃が効かないものには無効になる。
単体向き。
※プレイヤー同士の戦う場合無効になります。
以上になります。
ぶっ壊れスキルだよねコレ、強いけどまあ効かないものもあるしかなり使い所が限定されそう。
アテナとかの闘技場では無効なのも納得、そうじゃないとトラウマになるでしょ。
プリンのスキル検証が終わったら次はコハクのレベル上げだ、本人もやる気満々でフンフンと鼻息が荒い、いつもはおっとりしてるのに珍しい。
取り敢えずコハクが戦いやすい場所に移動してからレベリングに励んだ⋯⋯⋯そしてついにその時がやってきた。
何回目かのモンスターとの戦いが終わった瞬間、コハクが光始めた。
光具合は召喚石を使った時ほどではないけどかなり眩しい、私はどんな進化先がでるのかワクワクしてたけど一向に目の前に表示が出ないまま光が収まってしまった、なんで?
ボー然としてしまったけど、慌ててコハクを確認すると。
「キュ〜〜!」
喜びの声を上げながら空を泳ぐ?コハクに唖然とした。
一体何のモンスターになったの!?
身体の色が全体的に薄くなって暗い焦げ茶から明るい栗色に変化しているし、一番の驚きは背中に小さな私と同じ白いの鳥の様な翼が生えてることだ。
ここで鑑定するのは落ち着かないから取り敢えず宿に戻ってからにしよう。
大興奮のコハク達を落ち着かせてから急ぎ宿に戻るのだった。




