第41話 いざエルフ王国へ
「いや〜、ここでお仲間と会うとは思わなかったッスよ、β時代もそれらしき人はいたけど確認しなかったッスから。」
「でしょうね、私はβ時代もソロで活動していたので他にも仲間がいるかもなんて気にする余裕がありませんでしたし。」
改めて自己紹介やフレ登録をして今まであった事やリアルの事を話し合った、もちろんコハク達も紹介済みである。
アリババさんは今まで野良パーティーを組んだりして進んでいたそうだが、行きたい場所が分かれた為解散して折角ならソロで進もうと1人になり、コインを投げて進む道を決めていたら何故かジャングルに突っ込む羽目になったそう、本当に何故そんな事に。
自業自得ではと思ったけど、それが結果的に念願の砂漠に辿り着いたのはラッキーだね。
「取り敢えず、一緒にジャングルを探検するってことでいいッスか?」
「はい、お願いします。」
私の行きたいエルフの国をアリババさんが見つけていないこともあり、一緒に探すことになったよ。
エルフの国を見つけたらまたこの場所に戻ってくる予定だ、流石にリスポーンはやめるように説得したよ。
アリババさんが進まなかった方向にあるはずなので先頭はお任せして私は回復などサポートにまわる、プリンは遊撃。
1人増えたおかげでサクサク進むのが助かった、やっぱり仲間モンスターを増やすべきかと悩んでしまったよ。
ーーー
探索すること3時間やっと人が使っていそうな道を見つけ、それを辿っていくと木の上に鳥の巣箱の様な人間サイズの建物が1つあり、そこからエルフが出て来た。
「ここから先はエルフの王国ニーレ、何用で来られたか。」
恐らく見張りの様なものだろう、武器を構えながら問われたので、取り敢えず返事を返す。
「私たちは異世界の神によりこの世界に来た旅人です。」
「⋯なるほど、そなたらがお告げにあった旅人か。ならばこのまま進まれよ。」
構えを解いたエルフは私達に先をすすめた後、建物に戻っていった。
言われた言葉に従い進んで行くと、先程見た建物の様に木の上に家が建ち並んでいる場所が見える所まで来ると、槍を持ったエルフに話しかけられた。
「ようこそ、エルフ王国ニーレへ。冒険者の証などありますでしょうか?」
どうやら門番の役目をしているようだ、この国はどうやら城壁のようなものがなく、ツタのようなものを使って周りを囲んでいる様子。
冒険者の証を提示して中に入って行くと、眼前に巨大な大木が見えた。
恐らくあの巨木だけ隠蔽の何かが施されているみたい、さっきまで木の上にある建物しか見えなかったからね。
「これは凄いね。」
「近づかないと見えないタイプのやつみたいです。」
巨木を見あげながらそう感想を伝えあった。
2人が話したお仲間に関する内容はここでは書きません、番外か本作ラストあたりに書く予定ではあります。
本編では匂わせ程度にするつもりです。




