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第24話 いや、大事な事ですよ


 「恩人である貴女には里を案内したい所なのですが、生憎と見ての通り種族の体格差で、スキルのサイズ変化があれば出来るのですが。」

 「いえいえ、お気になさらず。」


 森に関しての話を聞いた後、申し訳無さそうにシルファさんに言われた。

 サイズ変換は人化のスキルと違い、小人族や妖精族などの小さい種族や巨人のような種族が身体の大きさを変化させて人族の平均サイズに変えるものである。

 さすがにそのスキルはもっていないので遠慮しておく。


 「おやっ、帰って来たみたいですね。」


 シルファさんが見た先に男の子が自分のサイズよる大きい何かを運んできた。

 そしてシルファさんに早口で何かを伝えると私を見ながらドヤ顔で。


 「オレイ、オレ、タカラ」

 「お礼に自分の宝物を貴女にですって。」


 苦笑しながら通訳してくれるシルファさんに、男の子に大事な物をありがとうと伝えて下さいとお願いした後、この里の先に村か町はあるか確認してみた。


 この里に居た小人族の旅人に伝え忘れていた情報で、この里の北から真っ直ぐに森を抜けると山へと続く道がある荒野に出る。山の麓に人族の王が住む国があるらしい。


 いやソレ結構大事な事では?


 その場所は他の旅人は知っているのか?


 多分何かのフラグを踏んだから教えて貰えたんだろうけど。


 いや〜参ったまいったじゃないですよっ、会ったばかりの相手に教えるんじゃない!!



ーーー


 あれから小人族と別れ際に木の板にドングリみたいなきのみが書かれた小さい小人族の通行証を貰い、霧が無効化されよく見えるようになった後、北を目指している。

 掲示板を調べてみたけれど、何処にも載ってなかったんだよその国。

 無事着く事ができたら、シズネさんに連絡して掲示板に書いて貰おうと思う。

 私に書き込みはハードルが高いんですよ⋯。


 そう言えば男の子から貰ったお礼は、綺麗な琥珀だった。

 あの木から琥珀がたまに取れるらしく偶然大きな物を見つけて自分の宝物にしていたらしい。

 かなりレア度が高いから、装飾品や武器に加工出来たら何かいいのが出来そう。

 次の場所についたら装備を新しくするのもありかな。


 ワクワクしながら次の場所に思いを馳せた。

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