第22話 迷いの森
迷いの森とは。
アレーナ町に向かう道の途中で分かれ道があり、その先に森があり、住人の冒険者が何人も行方不明になるので迷いの森と呼ばれている。
森の中は霧に包まれ視界が悪く、モンスターに不意打ちされやすい場所だ、迷いの森を抜けた先に何かあるかもしれないと挑戦した旅人がいたが、今の所抜けられたと言う情報は出ていない。
あのお爺さんは昔この森に迷い込み、小さい生き物に助けて貰ったようだとお孫さんに聞いた。
特長からしておそらく小人族じゃないかな、スレッドにあったネズミ型モンスターであるマウリが出るみたいだし。
行ってみて駄目だったら戻ってアレーナ町に行けばいいんだよね。
それじゃ、準備が終わり次第出発だ!
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今までいた森を抜け、平野を道なりに進んで行く。
たまに出てくるモンスターはプリンに倒さない様頼んで私とコハクで倒している。
レベル差がある人などが倒すと経験値が少なくなるから、差がない私とコハクが倒さなければレベルが上がりにくくなる。
モンスターを倒しながら進んで行くと例の分かれ道までやって来た。
アレーナ町へ向かう道ははっきりとしているが、迷いの森へ向かう道は余り使われないからか、薄っすらとしている。
空で確認しながら迷いの森に無事到着、取り敢えずテントを張りリスポーン地を変えておく。
皆でご飯を食べた後、改めて森を見ると全体的に霧が掛かっていて薄暗い、これが夜だったら幽霊でも出てきそうだ。
今はお昼の12時ぐらいだからまだ明るいし、まずはプリンを先頭にして進んでみようか。
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足元を確認しながら歩いているが、結構木の根が邪魔で歩きにくいし、視界が悪いから遠くに何があるか分からないと言うのはかなりストレスが溜まる。
ちなみにコハクは木の根が多すぎるため戦力外になり、今は鞄から辺りを観察中である。
その代わりプリンが意外にスイスイ進んでいるから何故だろうと思ったが、器用に足の部分を微妙に変化させている模様、何か羨ましくなるよそのスライムボディ。
ここで出てくるモンスターは余り強くはないし、大きくはないけれど、集団で襲ってくるから面倒だ。
小さいモノはマウリや蛾の様なガイガ、リスの様なレルがいて、中型だとラマンやフォックスが出てくるが今の所は大型になるベアなどは出ない様。
ここが小人族の初期地ならなかなかハードな気がする、お爺さんが見たのは別の種族だったのだろうか?




