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第21話 これはホラーですか?


 それはプリンの戦法を確認をする為、森に繰り出した時の事。


 ゴブリンが3匹現れたので、取り敢えず一匹倒して貰おうと指示を出そうとした瞬間。


 目の前にいたゴブリンの頭が一瞬で3匹とも吹き飛んだのを目撃してしまったのだ。


 私の残酷描写設定は50%、痛覚設定は私の()()により100%にしている為、血飛沫はないけど頭が吹き飛んだ瞬間を見て痛さを想像してしまったからキツイ。

 コハクも地面から顔を出し、口をパカッと開けて唖然としている。


 その当の本人は何かありましたか?と言わんばかりにシレっとしているのが複雑である。


 私達の思いを他所に戦闘訓練は終了した。

 もう子は好きに行動させた方がいいと悟った、もう強い前衛が仲間になったんだと割り切るよ。


 大型や飛行、盾持ちの様なモンスターなどで無い限り遅れを取ることはないだろう。

 頭も悪い訳じゃ無さそうだし、そこはフォローすればいけるだろうし。


 それにしても、あのプニプニの身体の何処にあんな力か出るのやら、将来が楽しみなような怖いような。



ーーー


 数日後


 粗方この辺りは調べたし、次の場所へ行こうか。


 私も町で情報収集を行い、次の町の話を確認したのだが、どうやらこの町よりも大きくて色んな施設があるらしい。

 名前はアレーナ町。

 その中で掲示板でも賑わっている場所が闘技場だ。

 プレイヤーの旅人同士で戦ったり、旅人対モンスターの戦いを観戦したり、賭け事をしたりと騒いでいるとか。

 正直私には興味がないからどうでもいいが、世界の情報が集まりやすそうな事、他の施設とやらも気になる。

 でも、デメリットとして人がここ以上に多そうなこと、それに付随してまたジロジロ見られるのは嫌だからな〜、プリンも絶対目立つし。


 ただここに新たな情報が手に入ったのだ。

 

 それは、冒険者ギルドにあった依頼でお年寄りの話し相手になってほしいという、これ冒険者ギルドでする依頼じゃないだろうとなるものだった。


 何となく気になったので受けてみたら、依頼してきたのはそのお年寄りのお孫さんで、ボケてきた元冒険者のお爺さんの話し相手をしてほしいと言われた。

 今丁度奥さんの子供が生まれそうで、お爺さんの話しを聞いてあげる余裕がない為、駄目元で依頼したらしい。

 実際お孫さんの実家で引き合わされ話しを始めと、昔話や自分の体験談や友人に聞いた話しなど、時系列がバラバラだったりしたのだが、お孫さんが無事子供が生まれたと伝えに来た時、急に遠くを見つめながら

「あの迷いの森で助けてくれた、小さな子達は元気にしているだろうか。」と言ったのだ。


 小さな子達?



 



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