第119話 意外とチョロかったね
取り敢えずアンバーモールを助けるのが優先で作戦を考える事にした。
入り組んでいる坑道だから隠れる場所は沢山あるけど地の利はアチラにあるだろう、ならばアチラからこっちによこせばいい。
コハクとシエルとユエに比較的新しいドワーフの足跡がある場所に罠を設置してもらい、付いて来ていたアンバーモール達に囮になっておびき寄せてもらう、私とプリンとユウヒは罠が見える場所で隠れて待機して罠にかかって抵抗されたり掛からなくて戦闘になった場合の戦力として活動と言うことで決まった。
「では、作戦開始。」
ーーー数分後ーーー
うん、ヒドイねこれは。
いや、作戦は無事に成功したんだけどね…。
まず、アンバーモール達が鳴き声を上げてさも仲間を助けに来たぞって雰囲気を出しつつ相手を挑発。
相手がマウンベアを出してきた瞬間、必死の形相(の振り)で逃走し罠設置場合へ誘導。
行き止まりで立ち止まるアンバーモール達にニヤニヤしながら追って来たドワーフとマウンベア。
そして踏みつけた罠ポイントにより落とし穴にドワーフが墜落しそれに驚くマウンベア、その隙に背後からユエのツタでマウンベアを拘束し麻痺&睡眠攻撃にて陥落。
落ちたドワーフはシエルの糸で雁字搦めに、後はユエに頼んでマウンベアと同じ状態異常に。
これがたった数分で完了してしまって、私とプリンとユウヒの出番は?ってなったの。
ユウヒは良かったね〜といいそうな顔してたけど、プリンの顔がっ…、多分マウンベアと戦いたかったんだろうね。
でも、最優先はアンバーモール達の救助だからね?
成功を喜びあった後、穴からドワーフを引きずり出し拘束していた糸を持っていたユエ特性ロープに変更、穴はアンバーモール達に片付けてもらった。
マウンベアはどうするか悩んだけどここで置いて行っても微妙かとユウヒに乗せて一緒に連れて行くことに。
拘束しようか悩んだけど、見た感じ何か疲れてそうだったから辞めておくことにした。
ユウヒの上にマウンベアを何とか乗せて、ドワーフはアンバーモール達が喜んで引きずって運んでたよ。
捕まっていたアンバーモール達はコハク達が話し掛けてのち解放、合流してキュイキュイしてたよ。
えーっとこれからどうしよう、これらを捕まえて運ぶのはいいんだけどドワーフの国へ連れて行くにしても場所がわからないままだし、アンバーモール達は無事救助したけどクリアにはまだなってないし、どうすれば?
困っていると、おそらく私達に依頼した内の一匹が私の足元で服を引っ張ってきたので何かと尋ねると、ギューギューいいながら何処かへ連れて行こうとするので取り敢えず付いて行く事になった、荷物も一緒にね。
ユウヒは普段のほほんとしてるけどこれでも力持ちなんだよ




