キャラクター紹介 第六章まで
※ ネタバレ注意。第五章後から第六章終了までの内容を反映しています。
※ 作中シナリオ順の紹介です。『☆』で区切ってあります。
※ 作中において名前が出て活躍したキャラクターのみの紹介です(一部例外あり)
※ ここで新たに登場したキャラクターには(New!)マークが付いております。
☆主人公一行
●刑部 竜一
周辺の国を巡り、ツェントラールを侵略する理由となった事柄を解決して回った。
その結果、ツェントラールを中心とする統一国が誕生する事になり、ツェントラールの危機が救われた。
それによって彼を縛る『願い』が無くなったため、今後は自由な旅をする事が出来るようになった。
ミネルヴァによる招待で、勇者召喚に立ち会えるという貴重な機会に恵まれた。
その際召喚されたアメリカ人勇者ジェームズ・スミスとは、いずれ何処かで会おうと約束した。
●リチェルカーレ
ツェントラールの魔導研究室に籍を置いていた引きこもり魔導師。竜一という『未知』に興味を示し動き出す。
そのため、竜一にはずっとついていくつもりであり、異世界を知らぬ彼に代わって旅先の案内も務める。
竜一と共に勇者召喚に立ち会うなど、未知の物に対する知的探求心こそが、彼女の行動原理におけるすべて。
●レミア
元ツェントラール騎士団副団長。実は伝説の冒険者パーティ『さすらいの風』のメンバー。
既に騎士団の副団長の座は前任のリュックに返しており、一冒険者として改めて旅する事を楽しみに感じている。
伝説の冒険者として活動していた際は姿や声を偽っていたが、竜一達に正体を明かしてからは素顔で活動。
●エレナ
竜一をこの世界へ召喚する『願い』を言った当人。ツェントラールで神官長を務めていた。
今までは国を滅びから守るために力を使っていたが、問題が解決した今となっては力は必要ないと判断した。
過剰なまでに大きな力を持つ身として、今度はその力を世界のために役立てていこうと思っている。
●セリン
竜一が召喚された際、専属のメイドとして選ばれた少女。だが、危険な旅には同行できずにいた。
後にメイド長による修行を受けて覚醒し、謎の『メイド力』を会得。戦闘能力を含め圧倒的な仕事能力を発揮。
国よりも竜一個人に対する帰属意識が強く、国を出てでも竜一の専属メイドを務める事を望んでいる。
●影宮晴秘
元『邪悪なる勇者達』の一員で、通称はハル。悪事を働いていたが、現在ではすっかり邪神の力を浄化され元に戻っている。
行く当てもないため、竜一達に同行しつつ行く先々で『邪悪なる勇者達』時代の罪滅ぼしをしていこうと考えている。
☆230~
●シャルロッテ
ツェントラール国王ティミッドの娘にして王女。国王が心労で倒れ、王妃も王子も表舞台に立てないため、消去法で国王代理となった。
そのためツェントラール領の代表として統一会議に参加したが、他四人の領主から『盟主』として持ち上げられ、統一国の頂点に立つ事となる。
内心では激しく緊張しながらも、対外的に見せる強気な性格と自信に満ちた態度で、妙に人々を引き付けるカリスマを発揮した。
●ヘーゲ・ケーニクリヒ
コンクレンツ領の代表。竜一達には降伏したものの、ツェントラールに降伏したとは思っておらず、未だに野心は健在。
最初はシャルロッテ王女に対して試すような言動をしていたが、想像以上の器の大きさに、統一国の盟主としての座を勧める。
総騎士団長代理のヘルファーと魔導師団長のベルナルドを同伴しているが、彼らに何かものを言わせるつもりはなかった。
●ジョン=ウー・ゴルドー
エリーティ領の代表。魔物に支配され傀儡と化していた影響で、得体の知れない国として不気味がられていた事を気にしている。
そのため領地をオープンにし、人が暮らしやすく生まれ変わった事をアピールするためにも、統一国の運営には積極的。
領主の中で唯一同伴者が一人のみであるが、これはホイヘルによる侵略で人口が大幅に減った事による深刻な人材不足が要因である。
●ジーク・ギーレン
ダーテ改めリザーレ領の代表。未だ母国に残る旧貴族の排除を掲げ、クリーンな地に生まれ変わる事を宣言。
同伴者として側近のヴェッテとゼクレを伴っている。
●ユーバー・ラッシェント・ユング
ファーミン領の代表。自国の趣旨であった『種族・民族の生活を変えない』を統一の条件として主張。
統一に当たってそれが受け入れられたため、統一国の運営にも前向きに参加する事を決める。
自身の護衛としてマイテを連れており、異種族の代表としてエルフのラウェンを同行させている。
☆231~
●ステレット・コラヴォラトーレ
統一会議の警備を務める元ダーテ王国騎士。ジークとは個人的な親友。
怪しい動きをする者を探知した魔導師の指示を受け、実際に仕掛ける役割を担っている。
●シャフタ
統一会議の警備を務める元ダーテ王国レジスタンス組織ヴィーダーの一員。
忍者(くノ一)に憧れる少女だが、忍者としての実力は本物であるため警備に抜擢。
同郷の仲間ステレットと共に、怪しい者達へ目を光らせている。
●フォル・エンデット
噂をするステレットとシャフタの元へ唐突に現れた。
いわば『世界そのもの』でもある彼女に把握出来ない事などなかった。
☆234~
●ミネルヴァ
竜一とリチェルカーレを招待し、勇者召喚に立ち会わせた。
その後、竜一に『いつでもどこでも自身と会話出来る』という特典を与えた。
●ジェームズ・スミス(New!)
新たに勇者召喚されたアメリカ人の少年。召喚には竜一とリチェルカーレも立ち会った。
日本のアニメや漫画の影響で日本語を習得しており、『イセカイモノ』などの専門用語もいくつか知っている。
☆236~
●スラーン
Aランク冒険者パーティ『龍伐』のリーダーで、彼自身もAランク。
剛剣使い故か、柔剣使いのフジヤマとは相性が悪く苦戦気味。
サクラの技を見て、自分の居る領域がまだまだである事を痛感させられた。
●スネイデン
Aランク冒険者パーティ『龍伐』に所属する二刀流剣士。
彼自身のランクはBで、スラーンには及ばないが素早さや技術では劣っていない。
相性の差もあり、スラーンが苦戦するフジヤマといい戦いを繰り広げた。
しかし、剛剣使いのサクラとは相性が悪く、圧倒される結果に終わってしまった。
●フジヤマ
剣聖を探し求めるスラーンとスネイデンの前に現れた和国のサムライ。
二人に剣聖が剣をメンテナンスしているというネグニロスの情報を示すと同時、自身もネグニロスに興味を示し、二人に同行する。
道中では二人と実戦形式の組み手を行いつつ、修行に付き合っている。
見た目に反して男性に多く見られがちな力任せの剛剣使いではなく、技術で戦う柔剣使いである。
とは言え基本的な力も強いため、一撃一撃が剛剣並みの威力にまで至っている。
●サクラ(New!)
フジヤマが印を結ぶ事によって、彼に代わる形で現れた少女。
桃色の着流しを身に纏い、黒色の長い髪を頭頂部で綺麗に束ねた少女。
フジヤマとは正反対の、体躯に見合わぬ大柄な刀を持っている。
本人曰く、フジヤマと身体を共有している存在。
男性は剛剣に適性があり、女性は柔剣に適性があるというイメージを覆す正反対の説を主張している。
その一環として自身が剛剣を扱い、力なき者でも剛剣を扱える事を実践している。
各地を巡るという作品の都合上、その土地土地で一期一会というキャラクターも存在します。
ただ、この先またかつて訪れた場所を再訪する展開があるかもしれませんし、必ずしもフェードアウトする訳ではありません。
少なくとも主人公達に積極的に関わった人達は、今後において何かしらの活躍があると思います。




