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この青く美しい空の下で  作者: しんた
第七章 彼女の居場所
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登場人物紹介7

◇ミラベル・ルエル

 フィルベルグ北東に位置する鉱山街(こうざんまち)ノルンにある料理店、"銀の憩い亭"の店主。

 母仕込の凄腕料理人であると同時に母譲りの性格の持ち主で、料理に知識のある人を見つけると一気に興味が湧いてしまうようだが、母であるミランダはギラリと誰かを見つめるような性格も勝負を挑む事もしておらず、どうやら父譲りの性格らしい。


 父が冒険者であったことと、非常に荒々しい性格の持ち主だということ以外彼女は知らなかったが、子供の頃はよく母がそういった父の話を聞かせてくれたようだ。

 しかし、これといってそういったことを気にする様子もないのは母譲りと思われたが、料理の技術は文句なく世界最高峰と言われるだけの実力を持つ。


 イリスに目を付けて料理勝負を挑むも、結果は完敗に終ったようだ。



◇ミランダ・ルエル

 ミラベルの母にして、世界最高の料理技術を持つと言われる凄腕料理人。

 彼女の料理は天上に住まう女神の如く美しく、洗練された味わいをすると言われ、たった一口食べただけで人を極上の世界へと誘う技術を持つと言われているそうだ。


 嘗てシルヴィア達の祖母であるシャーロットが女王の座に居た頃、フィルベルグ城の宮廷料理人としてその腕を振るっていたが、残念ながら味の分かるような方ではなかったらしく、ただただ美味しい美味しいと言葉にするだけで料理の作り甲斐がなかったようだ。

 そんなある日、幼いエリーザベトの才能に目をつけた彼女は、誰かに料理を教えるという楽しさを知ることができ、宮廷料理人を辞職してフィルベルグを後にした。


 今現在でも才能のある人を見つけては料理技術を教え込んでいるのだろうと、娘であるミラベルはどこか楽しそうに、そしてそこか寂しそうに言葉にしていた。



◇シャーロット・フェア・フィルベルグ

 フィルベルグ女王エリーザベトの母にして、シルヴィア、ネヴィア姉妹の祖母。

 とてもおっとりとした性格の持ち主で、あまり物事に動じない人。

 ネヴィアの性格は祖母譲りと言われるが、彼女を更にのんびりとした性格らしい。

 現在は王城の片隅で、夫であるクロードとガーデニングを楽しみながら静かに暮らしている。

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