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第8脱 エピローグ

 日本のどこかにある平原で銃音が木霊する。


 中国軍と自衛隊が機関銃を撃っている。和平は失われたのだろうか。いや、戦闘しているわけではない。


 撃っている方向は同じだ。その先にいるのは一人の少女。


「すっぽん!」


 瞬く間に一人脱がされる。そこからは皮切りに次々と。射程圏内に入ってしまった兵士が、そして装甲車までもが。


「く、くそっ! 噂には聞いてたが、速すぎる! うわああああっ!」


「助けてくれ! 化け物だ! いやあああああ!」


 菌の活動を抑える薬が散布されて1ヶ月。混乱は完全に収まり回復した日本であったが、あの時戦争を止めた彼女だけは見つかっていなかった。


 死んだものと思われていたがつい最近目撃情報があり、捕獲作戦が開始されたのだ。が、この通り。


 数十人の兵士と装甲車を動員した作戦は失敗し、次の作戦が練られる。


 そんな事は気にせず、彼女はひまわり畑をすっぽんぽんで駆け回り自由を謳歌していた。


「ひゃっほーい! たーのしー!」


 誰も名前を知らぬ彼女がいる限り平和は保たれるだろう。誰もが幸せを享受する。


 誰よりも幸せそうな名も無き彼女は、今日も今日とて裸になる喜び(しあわせ)を振りまきに奔走するのだった。


 終









 あれ?こっち来てない?ちょっと待って俺は裸にならないって言うか嘘でしょ地の文とかいう概念を脱がそうとしてるわけじゃないよね無理無理無理無理無理だから止めよう?ねえちょっと待って


「すっぽん! 」


 あっ

 ここまでお読みいただきありがとうございました。短編のつもりで書いているので読み物になる範囲で省いた表現や話は沢山あります。まあギャグなので軽く読み流していただけたら嬉しいですが、どうしても気になる等ございましたら何なりとお申し付けくださいませ。


 アホみたいな小説でしたが、少しでも笑わせられていたら幸いです。ところでおっぱいとすっぽんってゴロが似てませんかやはりおっぱいとすっぽんは人類共通の癒しでありまして私はすっぽんを広めたくあります。かくなる上は(ry

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