獣ダンジョンの3階層の攻略3
「この裂け目か。確かに普通の洞窟なんかより天井も高いから、ロック鳥も奥まで進めているようだな」
ようやくたどり着いた場所は、下の地面は自分たち全員が横に並んで歩いても奥に進めるほどの幅があり、上方でもロック鳥が飛べる広さがある。
ある程度まで陽の光が入っているのでそのまま進もうとすると、ロック鳥に見つかったようで入口付近で3体との戦闘になる。
「こいつら、ここでは降下して攻撃なんて難しい広さなのに、なんか必死な感じがするよな」
「いよいよ、なのかも」
ここに来るまでに慣れてきたロック鳥との戦い方。
カイトシールドで攻撃を防ぎながら、その隙間より長柄のハルバードやショートスピアを突き出して攻撃する。低空にいれば弓矢で胸元を狙う。その他、上空であれば特に魔法攻撃を行う。
「よし、今度は怪我もなく倒せたな」
「敵も我が身を守る感覚がない様子だったのもあるのかな」
魔石など最低限の素材を回収した後は裂け目の奥に進むが、少し進むだけで次のロック鳥との戦闘になってしまう。
すぐに陽の光も届きにくい場所になり、そこからは光魔法≪灯り≫を使って進み、戦闘になれば≪照明≫を使用する。
「そういえば、鳥って、鳥目というように暗いところが苦手じゃないのか?」
「そうね。でも、フクロウみたいに夜目が利く鳥もいるし、魔物だからどうなのかな」
「ま、試してみようか」
闇魔法の≪夜目≫を人数分だけ発動して試してみるが、自分たちだけが戦闘で有利になった気配はない。
「残念。じゃあ、消費魔力を踏まえると≪照明≫などを使うようにしようか」




