獣ダンジョンのロック鳥対応2
「そう来るか!?」
まさか挑発したロック鳥たちがそろって急降下して来るとは予想外であった。
ターゲットになる自分たちの大きさを踏まえると同時に来られないのは分かっていると油断していたが、時間差で連続して攻撃して来る気配である。
今回はお試しということもあり、近接武器で攻撃がちゃんと届くのかをみるために≪氷壁≫魔法などを使用しない前提である。
そのため、ユリアンネとドロテアは上空から迫ってくるロック鳥に≪氷槍≫や≪氷刃≫を発動する。火魔法にすると、炎をまとうことになった敵をシミリートたちが攻撃するのも危険だからである。
「この野郎!」
残念ながらジーモントはカイトシールドの横から突き出すショートソードを当てることは出来なかったようだが、シミリートはショートスピアで攻撃が出来ていた。
ヨルクは盾がないまま槍斧を両手で扱ったので、ドワーフらしい低身長でも何とか突き出してきた足の先に攻撃ができたが、サンダーも自身の刀で攻撃することは出来なかった。
「なかなか難しいわね」
同様にカミラもショートソードでは盾がなくても届かなかったようである。
ただ、ユリアンネたちの魔法とゾフィの矢は接近する前から離脱するまでの間に何発か当てることができている。
「今度こそ!」
連続して攻撃してくるロック鳥なので、特に近接武器の仲間たちが何度か挑戦するが、やはりジーモント、カミラ、サンダーの武器では難しいようである。ヨルクも何度も外しているくらいである。




