ノムチへの街
「おぉこれがノムチの街か。確かに大きな街だな」
「城壁も高いだけでなく厚みもあったな」
街に入る衛兵による検査を終えて街に入った一行。
「早く宿を見つけないと寝る場所がなくなるかもしれないな」
「フィジ、いつものようにお願いするね」
「了解!街でも西の方は北方諸国家群からの外国人向け、この東の方は国民向け。どっちにする?」
「どうせこの街を抜けて西に行ったらそっちの文化になるのだし、最後のハンソク王国を楽しみたいわね」
「そうよね。分かったわ。焼肉とキムチを堪能できる店の近くを選ぶわね」
冒険者ギルドに立ち寄り用事を済ませた後は、フィジと合流する。
「じゃあ、また両替しないと、な。ハンソク王国から北方諸国家群に変えるって言っても、諸国家なんだから貨幣はどうしたら良いんだ?」
「共通貨幣もあるらしいわよ。金貨、銀貨までは。銅貨より下は微妙みたいだけど。それに金貨は下手に他国のを持っていると、色々とややこしくなるかもね」
「うーん。揉め事なく通過したいから、共通貨幣が良いな」
「でも、国境向こうのゾリヴィヤ国の貨幣はある程度あった方が良いと思うわよ。慣れない場所では、屋台や小さなお店で使う貨幣はあった方が良いでしょう?」
「そうだな。フィジがいる間に色々と両替しておこう」
「1箇所でやると目立つから、分散した方が良いわよ。宿屋なら大体してくれるけれど、泊まる宿が西側を選んだから」
「じゃあ、冒険者ギルドと東の方の宿屋と、大きめの店で買い物のついでに相談してみるか」
宿屋に戦馬を預けて目立たないようにしてから、二手に分かれて買物や両替を行うことにする。




