川でのリザードマン戦闘3
非戦闘員のフィジを街に残して、“選ばれた盟友”の8人は再び川に戻る。
「おいおい、懲りない奴らだな」
シミリートだけでなく皆が苦笑いしてしまう。
昨日に撤去したはずの、橋の上の障害物、倒木などが再び設置されている。
「リザードマンは結構な数がいるということかな」
川に近づくと再び投石攻撃を受けるが、昨日で慣れた仲間達は焦ることなく、シミリートのカイトシールドやユリアンネの≪結界≫を活用してその場で待機する。
その上で、昨日は試してみなかったミスリルの使い魔、シルヴィスを飛ばして後ろから突撃させてみる。
「やはり、シルヴィスの突撃は有用だなぁ」
「シミが余計なことをしでかしたら、後ろから突かせたら良いかもね」
「カミラ、それは冗談にならないぞ」
リザードマン達も、投石では効果がない上に、後ろから良く分からない攻撃を受けたので川を上がってこちらに向かってくる。
「今度も10体くらいか。丁寧に行こう!」
シミリートの発言の通り、シミリートとジーモントの盾組を最前面にしながら、ヨルクとサンダーがそれぞれ斧と刀を手に立ち向かう。
ゾフィとカミラも、リザードマンの鱗が丈夫であることを学習済みのため顔面など急所を狙う。
「今日こそ、素材確保できるように気をつけてね」
ゾフィは昨日にあまり入手できなかったリザードマンの皮革素材がどうしても気になるようである。
その言葉から、ドロテアは火魔法の使用を避けるため攻撃手段に悩み、≪氷刃≫をたまに敵の顔面に飛ばすだけにする。
一方のユリアンネは、火魔法の攻撃の代わりにシルヴィスを飛ばしてリザードマンの顔面や後頭部に突撃させることにした。




