オーガ村長
オーガ村の村長宅の前で、明らかに強敵と思われる村長と、まわり込んできたオーガ3体に翻弄されている一行。
しかし、急襲をいったんしのいだユリアンネ。≪氷壁≫と≪炎壁≫により隔離できたオーガ達と違い、怪我をして倒れたストームに対して追撃してくるオーガに対して、先ほどの≪火槍≫に続いて≪炎槍≫を発動する。
今度は延焼の懸念もちゃんと意識できているが、その先には先ほど通って来た家屋程度しかないので遠慮もしていない。
しっかりダメージを与えたことを確認の上で、ストームに近寄り回復魔法を発動して助け起こす。
「ユリさん、ありがとうございます」
ストームがお礼を言いながら刀を構えてオーガに対峙する。
「もう大丈夫です」
その言葉を受けて、今度は自身の≪氷壁≫で隔離したはずのオーガが無傷で接近していることを確認し、使い魔シルヴィスを背後から突撃させる。オーガがそちらに気づいて振り向いた隙を狙い、そのオーガに対しても≪炎槍≫を発動する。
いくらBランク魔物のオーガといえども、王級火魔法をまともに受けるとそれなりのダメージであり、後方を狙ってきたオーガ3体は余裕がなくなっている。
そこへ、体勢を確保できたドロテア、ストームがそれぞれ自分に対峙しているオーガに対して攻撃を行っているので、ユリアンネも余力ができる。
そこで、魔力の節約も含めて、シルヴィスの攻撃が終わっていたドロテアとストームの方のオーガ達には≪炎槍≫ではなく≪豪炎≫を、そして自身を狙っていたオーガには≪炎槍≫を発動して倒しにかかる。




