オーガ村の攻略検討2
戦闘班になったのは、シミリート、ユリアンネ、ドロテア、そしてツキノハラからのストーム、ブラック、スカイ、サンダーの7人である。
森を巡回しているオーガの数が5体になっているので、安全策のためである。
「確かにこれならばオーガ達にも勝てると思うが、班数を1つにしたから遭遇する可能性は減るな」
「安全なこっちの方が良いでしょう?オーガの村に近いから、もっとオーガの班員数も増えるかもしれないのだし」
シミリートとユリアンネはまだ余裕があるのか会話をしているが、ブラック達は口数が減っている。
「このまま南に進んだところにオーガが6体!」
少し停止してユリアンネが使い魔シルヴィスで偵察した結果である。
「よし。でもそっち方面以外で、この場所の周囲に他のオーガは居ないかも確認を」
「分かっているわ。もう少し待って」
一度4体のオーガと戦ったところに別の4体のオーガが追加で来たことを踏まえて、慎重になっている。
周囲の偵察も完了したところで、南方に進む一行。
「よし、あれだな。こっちにはまだ気づかれていない。まずは遠隔攻撃から」
森の中であり、木々に視界を遮られてはいるが、先に発見できた優位性を活用する。
ブラックとスカイによる弓矢の攻撃と、ユリアンネ、ドロテア、ストームの魔法攻撃である。
「いいぞ!怒って向かって来ている。テアとユリは横にそれて安全を確保!ブラックとスカイはもう1本、矢を放て」
シミリートの指揮で6体のオーガを迎え撃つ。
小さいながらに盾を持つのはシミリートのみであり最前面に出るが、他の男性4人は両手で刀を構えて散開する。




